今日、米グラミー賞の発表がありましたね。
11部門にノミネートされていたケンドリック・ラマーを推していましたが、アルバム・オブ・ザ・イヤーはテイラー・スイフト『1989』。
1989 | |
Big Machine Records | |
Big Machine Records |
しかし、ケンドリック・ラマーの活躍は、ジャズ界にも大きな影響を与えました。
ちなみにジャズ関連に関してはベスト・コンテンポラリー・インストゥルメント・アルバムを獲得したのが、ジャズ界の注目の的のスナーキー・パピーの『Sylva』です。
Sylva | |
Imports | |
Imports |
ベーシストのマイケル・リーグを中心としたグループで、本作は2014年にR&Bシンガー、レイラ・ハサウェイをフィーチャーし、グラミー賞ベストR&Bパフォーマンスを『Family Dinner Vol.1』で受賞したのに続く快挙です。
Family Dinner Vol.1 [日本語解説付き] | |
AGATE Import | |
AGATE Import |
今夜のジャズは、彼らスナーキーの新盤『Family Dinner Volume Two』。
Family Dinner Volume Two | |
スナーキー・パピー | |
Universal Music LLC |
1.I Asked (featuring Becca Stevens & Väsen)
2.Molino Molero (featuring Susana Baca & Charlie Hunter)
3.Liquid Love (featuring Chris Turner)
4.Soro (Afriki) (featuring Salif Keita, Carlos Malta, & Bernardo Aguiar)
5.Sing to the Moon (featuring Laura Mvula & Michelle Willis)
6.Don't You Know (featuring Jacob Collier & Big Ed Lee)
7.I Remember (featuring Knower & Jeff Coffin)
8.Somebody Home (featuring David Crosby)
『Family Dinner Vol.1』に続き、本作でもベッカ・スティーブンスやクリス・ターナーらゲスト・ヴォーカリストをフィーチャーしていて、それぞれの楽曲にスナーキーとしてのアレンジを加えています(私はベッカ・スティーブンスの1曲目しか知りませんが・・・)。
Snarky Puppy feat. Becca Stevens & Väsen - I Asked (Family Dinner - Volume Two)
Snarky Puppy feat. Susana Baca and Charlie Hunter - Molino Molero (Family Dinner - Volume Two)
Snarky Puppy feat. David Crosby - "Somebody Home" (Family Dinner Volume Two)
レコーディングは前作『Sylva』同様にライブ・レコーディングされているので、観客の拍手や声援も録音されています。
パーカッションでスナーキーに参加していた小川慶太の話だと、本当にスナーキーというバンドはリハをしないそうですね。
個々人の能力に加えて、スナーキーで培ったアンサンブル力があるから、周りの音も聴きながら、自分のパートもちゃんと良い感じで作って、それぞれ組み立てていくというのが、ライヴで演奏しながらできる、とのこと。
フォーキーな曲もあれば、アフリカンもあったりで、アルバムとして彩り豊かです。
本作も来年の今頃、グラミーにノミネートされるんでしょうね。
なお今年の6月に来日とのこと。
東京だけのようで・・・。
いいなぁ、東京。
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