日付変わりました。
先ほどまで新たな1週間の仕事に向けて靴磨き。
お気に入りのビルケンシュトックのケンジントンとサイドゴアブーツを念入りに磨きあげておりました。
靴磨きをしている間は、ある種禅を組んでいるように、無心で磨いています。
我ながら中々の磨きあげっぷりに、「鏡面仕上げ」と呼んでやろうかと思っています。
そんな今宵のジャズ。
ビルケンシュトックを磨いているときからかけていたアルバムです。
エリック・アレクサンダー・カルテットで『マイ・フェイバリット・シングス』。
私の好きなTsプレイヤーです。
そしてアルバムのタイトル曲『マイ・フェイバリット・シングス』。
これまたJRさんのおかげで超メジャーでスタンダードナンバーとなった1曲。
もちろん私も好きです。
奇をてらわないアレンジですし、音・選曲もそう。
デヴィッド・ヘイゼルタイン(p)、ジョー・ファンズワース(ds)というトリオ構成もVenusではいつもの構成なのでよく合っています。
要は「間違いない」アルバムです。
ジャズってどんなの聴いたらいいの?と聞かれ、往年のメジャージャズの面々(ビル・エヴァンスなんか)を大体あげますが、現代のジャズアルバムではこういったアルバムを推奨します。
なんだろ、良い意味でBGMになりきれるアルバム。
例えば昨日紹介した上原ひろみの『VOICE』なんかは絶対初心者には薦めません。
ああいったアルバムはがっつり面と向かって聴かないと分かんないから。
だから初めてジャズに触れる人にはBGMでもいけるというか、「ながら」でも聴けるようなアルバムが入りやすいのです。
このアルバムはそういう意味でも秀逸ですね。
マイ・フェイバリット・シングス | |
エリック・アレキサンダー・カルテット | |
ヴィーナス・レコード |