在イタリア、ソムリエワインノートとイタリア映画評論、他つれづれ appunti di degustazione

ソムリエ 20年、イタリアワインのテイスティングノートと、なぜか突然のイタリア映画評論、日本酒、日本茶、突然アートも

グループで海外旅行をするとき同じ海外旅行保険に入っていた方がいい理由

2016-03-19 16:36:59 | もろもろ、つれづれ
グループで海外旅行をするとき同じ海外旅行保険に入っていた方がいい理由

医療通訳をよくやる。
たまたま、嘔吐があるという方の通訳に出向いた。
それほどひどい症状ではない。

ところが、グループ6人で旅行していて、他二人に鼻水がかなり出、うち一人に発熱の症状が出てきた。
嘔吐の人より少し遅れての発熱。
そして、嘔吐の患者さんを見ているまさにその時に寒気がして、ぐったりしてきた。(といっても緊急事態ではない)

ちょうどここにドクターもいて通訳もいる。
しかし、多少の手伝いはできても、診察はできない。
(緊急時ならともかく)依頼された仕事以外の仕事はドクターも一応できないことになっている。

そこでいろいろ手伝うのだが、なにせ他社の仕事。限界はある。
一般観光客は、ここにかけてください、とパンフレットにある場所に電話をかけるだけでも慣れなくて一苦労。
それを手伝うのだが、まず日本に連絡して、そこからヨーロッパの委託先に連絡が入り、そこからまたイタリアの委託先に連絡、そしてドクターの手配、通訳の手配となる。
ここにドクターがいるのに。
通訳も他社となれば他の人が来るが、すぐに来れる訳ではない。
ここに通訳がいるのに。

これが同じ会社だと、直接ヨーロッパの委託先にこちらから連絡を取り、保険内容を確認、すぐ診察、となるのだが。
特に翌日日本へ出発のようなケースは、診察が早く、適切な薬の服用が早いに越したことはない。

ドクターに言わせると、同じ列車やバスに乗り合わせていただけでインフルエンザは移る、と。
同じ部屋に泊まっているならなおさら。
カード付帯の保険がそれぞれ違って、考えずにみんなバラバラに海外旅行保険に加入した、とのことだが、できるなら同じ保険会社の方が絶対に便利。

Marchesi di Villamaria 1992 Sella e Mosca マルケージ・ディ・ヴィッラマリーア 1992 セッラ・エ・モスカ

2016-03-19 00:05:06 | Sardegna サルデニア
Marchesi di Villamarina 1992 Sella e Mosca
マルケージ・ディ・ヴィッラマリーア 1992 セッラ・エ・モスカ



ある試飲会に行こうと思ったのだが仕事が入った。
それほど時間がかからないと思ったのだがいろいろあり、思いの外時間がかかり、試飲会に行くのは諦めた。
家に帰って、なんとなく試飲会に行けなかったのが残念。
そこでワインクーラーを見回す。
だいぶ減ってきたんので買い足さなきゃと思ったり。

もう完全にダメになっていると思ったワインが目に付いた。
1990年代のワインはまだ結構ある。
ところが。。。思いの外、良かったのである。

例えば、先日、まだ2007年という某ワインを飲んだ時、かなり持つと思ったのにだいぶ行っていた。
これは1992年だし、セッラ・エ・モスカだから(ごめんなさい)完全にダメになっているかも。。。。。。
ところが、素晴らしかったのである。

とても綺麗に熟成香が出ている。
落ち着いたスパイスの香り、和ミント風の香りがアクセントを与え、そして腐葉土。
アニマル系の臭みはない。
酸味が綺麗で、タンニンは当然のごとくかなりまろやか。
持続性も悪くなく、余韻が綺麗。

ダメになっていると思って開けたのにかなり満足。
金曜日の一人おうちワイン。