在イタリア、ソムリエワインノートとイタリア映画評論、他つれづれ appunti di degustazione

ソムリエ 20年、イタリアワインのテイスティングノートと、なぜか突然のイタリア映画評論、日本酒、日本茶、突然アートも

もうすぐ夏時間

2016-03-24 17:13:57 | もろもろ、つれづれ
もうすぐ冬時間から夏時間になる。
今回はちょうど復活祭と重なった。
復活祭は春の訪れを感じさせてくれるが、夏時間は冬が終わった~という感じだろうか。
それが今年は一度に来た感じ。

ずっと昔、夏時間と冬時間の変更は、3月の最終日曜日、9月の最終日曜日で行っていた。
が、今は、3月の最終日曜日と10月の最終日曜日で行っている。

冬時間は「太陽時間」で、夏時間は「法定時間」。
冬時間の方が標準的なはずだが、よく計算してみると、冬時間5ヶ月(単純に言って11月~3月)、夏時間7ヶ月(4月~10月)と「修正された時間」の方が2ヶ月も長い。(昔は半年、半年だった)

変わる時間は、イタリアでは2時と3時。
(ずーーーーっと昔、12時で変更していた、という時代があるが、これを知っている人は少ないかも)

冬時間から夏時間に切り替わる3月終わりは、時計を2時から3時に切り替え
夏時間から冬時間に切り替わる10月終わりは、3時から2時に切り替える

のである。

つまり、
2時何分、という時間はないのかとか、
2時何分が2回あるのかとか、
あまり深く考えない方が、頭が痛くならないような気がする。
ただ、ちょうどこの時間に生まれる赤ちゃんにとっては重大なような気もするが。。。

ちょうどこの時期にヨーロッパに来ると、翌日から時間が変わるので、慣れていない日本人にはややこしいかも。
幸い今は携帯があり、何もしないで時間が自動的に変わってくれるので本当に助かるが、昔はこれで電車やバスに乗り遅れた人も多い。
時計を切り替えずに寝てしまい、翌朝気がつかず、駅に行ったら電車がとっくに出ていた、ということが結構あった。

時計を遅らす、進める、あー面倒くさい、と思うだろうが、これを簡単に覚える方法がある。

夏になると嬉しいが、喜びの中に悲しみが、つまり1時間損する、つまり時計を早める
冬になると悲しいが、悲しみの中にご褒美が、つまり1時間多く眠れる、つまり時計を遅める