ゴールデン・リタイアーズ

S20年生、後期高齢ゾーン、人生最終コーナー「遊行期」の
徒然残日写真録

200521 九州、6日連続新規感染ゼロ、コロナ禍収束?!残念、夏の甲子園中止!

2020年05月21日 | 辛口ひとりごと

福岡での新型コロナウイルス新規感染者ゼロが6日続いている。連休明け7日以降の解放感や15日の緊急事態宣言解除後の緩みも心配なのだが5月末までゼロが続いたら収束したと思ってもいいかもね。首都圏との人の交流が完全に遮断されているわけではないので安心はできないが・・。

 アベノマスクはまだ届いていないし筑紫野市からの例の国民一人10万円支給するとかの通知文書もまだ届いていない。スピード感をもって対処するという政治家の口癖も聞き飽きた昨今だ。ちまた聞くドイツなどのスピード処理とは雲泥の差、一体この差はどこからくるのかね。経営コンサルタントの修業時代、「〇〇やりたいと思います」と言うと、「ばかやろう、思うじゃだめだ、いつまでやるのか明言せよ」とどやしつけられた思い出がある。

 福岡市の知人の家にアベノマスクがついたらしいがやはり小さくてありがたみもなく使う気にもならないという。数百億円もかけて、6500万世帯、国民にマスクを2枚配ることを首相補佐官の誰かが進言したらしいがマスクの手配がどんなルートで出され、誰が仕様や発注先を決めたのか、その時あんなサイズのマスクを発注することを誰が決裁したのか?あきれますね。まあこの辺りをマスコミもどこも突っ込まない。組織の判断回路が機能していない。検察官の定年延長問題も同じ根っこの問題。

 今、病院経営が危ういらしい。コロナ患者を受け入れていない一般の医院にコロナ感染がこわくて風邪症状が出てもいかないらしい。通常外来が激減しているとか。去年末から呼吸器内科にかかっていて、年初にかけて吸引薬など飲んでいた私だが熱が37度5分など出はしないが夜咳が出たり微熱を感じたりすると心配にはなる。気軽に近くの内科を尋ねるという行動には至っていない。

 夏の高校野球も春のセンバツについで中止になった。全国3900校、部員や関係者、応援団など仮に50名として19万5000人が予選も含めて移動する。全員にPCR検査をするわけにもいかないか?強豪校が甲子園にでて活躍しドラフトにかけられてプロの道に歩む。まあ一握りの選手かもしれないがマサカ、マサカの人生の一幕になってしまったね。まあプロのスカウトが有望選手はづっと追っかけていたはずだからドラフト会議には上がるかもしれない。大学野球の道もあるわけだからそれぞれに頑張ればよい。苦しい練習をのりこえて来たガッツと体力、得がたい友は生涯の財産だ。

 首都圏、北海道は緊急事態宣言が月末まで続きそうだが、全国民がうつさない、うつされない意識と行動に徹する、新しい仕事のやりかた、飲食、スポーツの楽しみ方を開発、享受すればウイルス共存の新日本が生まれるのではなかろうか・・・

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200504 福岡39日ぶり感染ゼロだが、国の緊急事態宣言、月末まで延長。引き算発想苦手の日本人?!

2020年05月04日 | 辛口ひとりごと

先月7日に新型コロナウイルス蔓延非常事態宣言がだされて28日目、オーバーシュートは抑えられているようだが医療現場のひっ迫状態は続いているようで、宣言が5月末まで延長される。

 わが福岡県でも昨日、39日ぶりに新規感染者ゼロだったが、北海道のように第二波のような感染拡大に要注意。9割の国民が真剣に感染拡大防止に努めていても1割の不埒者が悲惨な状況を生み出す。死者の急増、埋葬場所もないというような悪夢が将来しないとも限らない。国民、市民ひとりひとりのさらなる自覚が求められるということだろう

 5月7日から月末まで再延長だが、図書館や博物館などは再開がみとめられるような話がでている。自動車免許の更新にも行けていないし、九博のボランティア活動も休止のまま、写真愛好会の例会や武蔵寺での写経会も中断、髪の毛もだいぶ伸びてきた。不要不急の外出を控えるという自粛スタイルは継続。

あらためて感染者にならぬよう、感染しないよう努めないといけないね。ウイルス感染防止の勘どころは次の6点か!


1、コロナウイルス感染防止は手指の消毒を頻繁にやり、手指で顔を意識して触らないよう努力する。
2、飲食の直前に手洗いをしっかりやる。食事中はおしゃべりをしない。食後にマスクをして静かに対話。
3、靴底や床からウイルス感染することはない。手指で触らない限り。靴ひもを触ったあとは必ず手洗い
4、手すりやノブ、スイッチの消毒はやり始めたらきりがない。だから消毒はやらなくとも問題はない。ただしあちこちにウイルスはついていることを前提に、手指で顔をさわらず、飲食前には必ず手をあらって手指消毒すること
5、衣服、帽子についたウイルスは5分間熱湯につけたら死滅、その後選択すれば良し
6、常に清潔なマスクをつけて、三密をさけ、三密に15分以上とどまらないようする。

・・引き算の発想ができない日本人・・


 2月に横浜港に停泊したクルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス号」の内情を告発して注目を集めた、神戸大学病院感染症内科の岩田健太郎教授が「新型コロナ最大の特徴」について解説。新書『新型コロナウイルスの真実』から一部抜粋すると・・

熊本大地震の時の事例。避難所には簡易トイレがたくさんありますよね。あそこでノロウイルスとかが流行るといけないというわけで衛生班が行って、定期的にトイレを掃除していました。ところがそこで、ぼくが行く前に入ってきた専門家がポロッと、「1時間にいっぺんぐらい掃除すればいいんじゃないか」みたいなことを言っちゃったらしいんです。
 なのでぼくが入ったときには、ボランティアの人が1時間に一度、24時間体制で全ての簡易トイレを掃除していました。トイレ掃除のせいでみんなへとへとになって、寝不足になって、体調を壊している。一体何をやってるんだ、本末転倒じゃないですか。


 だからぼくは、「手さえちゃんと洗ってれば、トイレは汚くてもいいんです、っていうか、見た目が汚くなったときだけ掃除すればいいですよ」と指示しました。
 「トイレ掃除は、感染対策というよりも清潔感、感情の問題なので、うんちが付いてたらきれいにしましょう。トイレの便器や床を舐めたりする人はいないと思うから、あそこに病原体がいてもじつは構わないんです。靴の裏にノロウイルスみたいな病原体が付いていても、靴の裏を舐めたりしない限りは大丈夫です。でも、手はちゃんと洗いましょう。そしてトイレの掃除はやめましょう。それ、みんな疲れるから」ということを伝えました。
 この「みんな疲れるからやめよう」っていう発想を「引き算の発想」というんですが、日本にはこれがないんです。必ず足し算でいこうとする。引くことを知らないんです。


 例えば、日本政府は新型コロナウイルスのための医療体制を確保するために、新たな病床を確保しようと言っています。
 ぼくなんかは、無症状の人を入院させるのをやめたらベッドが空くのに、と思うんですが、日本には足し算の発想しかないから、そうはならない。
 とある指定病院では、3床ある指定ベッドに入院しているうちの2人は無症状だそうです。全く症状のない人のケアのために、たくさんの看護師や医師が目を血走らせて、寝不足で働かされている。そのせいで彼らが体調を崩したら、本来医療を受けるべき患者さんだって困りますよね。
 だから、やらなくていいことはどんどんやめて、意味のあることにリソースを集中したほうがコロナ対策でも正解なんです。
 

 新型コロナウイルスに感染するのは飛沫感染と接触感染であり空気感染はしません。
よく誤解されているので確認しておくと、飛沫は人間からしか出てきません。つまり、人間がくしゃみをしたり咳をすることで、飛沫という水しぶきが飛んでいくんですが、一旦落ちてしまうと、床からもう一回水しぶきがボンと上がってくることはないんです。
 飛沫は人間からしか出てこない。床とか物からヒューヒューとウイルスが飛んでいくことはない。ここをちゃんとイメージできると、ウイルスにどう対処すればいいか正しく判断ができるようになります
 ただし密閉空間ではマスクをしないで大きな声で話したり、くしゃみなどされると、ウイルスが空中に漂いますから30~60分ごとに換気をするか、窓をあけておくことです。ここでもマスク着用は大前提ですね。

 無症状者用のホテル客室が確保されていても容体急変時に救急車を呼んでも受け入れてくれる病院がないとか、たらいまわしにされて死んでしまうなんて悲劇がおこらないよう願うばかりです。

大相撲夏場所も中止になったし、夏の甲子園も難しそう。ことしはすべからく開店休業ですね。このパンデミックが日本に、世界にどんな生き方、楽しみ方の新スタイルを生み出すのか、しかと見届けたいものです!

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200426 アマゾンプライムビデオ「感染列島」観る。想像力を欠いてきている日本人?!

2020年04月26日 | 辛口ひとりごと

アマゾンのプライム会員の会費が近く自動更新されると思うがそのメリットは配達納期の早さや利用する時の運賃無料、たまにしか利用しないが音楽、ビデオ映画などの無料視聴。本家本元はパンデミックであろうがどんな環境であろうが何兆円という利益を稼ぎ出す。腹立たしいくらいだ。

(タンポポの綿毛をマクロレンズで。横からLEDライト)

 元をとるべく最近は映画を見たりする。「ただ携帯を落としただけなのに」という映画。IT時代、スマホ時代の恐ろしさを感じたね。しかし映画はおもしろかった。昨晩、プライムビデオを開くと「感染列島」とうのが真っ先にでてきた。この辺りがアマゾンの怖いところ。最近の私のネット検索履歴から関心度合いを感知してネット上に情報をおくりこむ。ネットを利用する日本人はアマゾンにすっかり個人情報を掌握されていると思わねばならない。

それはともかく2時間半ばかりの映画にひきこまれた。WHOにも加盟しない東南アジアの小国で恐ろしい鳥ウイルスが発生。映画では感染した男のくしゃみの飛沫が小粒のシャボン玉のように周りの人間の口や鼻に吸い込まれる様を映像化している。

 このウイルスがこの島の住人だった日本人が帰国して娘とその婚約者にうつしてしまい、半年ほどで感染者3000万人、死者1000万人をだしてしまう。そのウイルスと戦う救急医や看護師、その家族、研究者など絡ませた人間ドラマというわけ。主人公のドクターは法をおかして異端の研究者に検体を提供、インフルエンザでない新ウイルスが突きとめられ、ワクチンの開発につながり感染は収束してゆく・・という話。一度ビデオをご覧ください。

 またぞろ長崎で大型クルーズ船、コスタアトランチカ(イタリア船籍、乗員623名)で新型コロナウイルス感染事故が発生し、乗り組み員が自由に下船して感染を広げているのではないかという事故。全員のPCR検査を終了、148名感染。1月はじめ中国上海で修繕をする予定が新型ウイルス感染にかんがみ長崎香焼の三菱重工が引き受けたらしい。2月3日に横浜港でクルーズ船での乗客感染が発生。それを長崎でも見ていたはずだが20日から修繕がはじまり3月末に終わったらしい。

 ここで第三者として疑問に思うのは三菱重工が1月に修繕を引き受けた時と1月末に港に接岸許可を与えた時に乗員623名のなかに感染者はいないのかどうかといったことを重工幹部や県がどう考えていたかということ。まして3日に横浜でウイルス感染が発覚して月末に修繕を始めるまでに何をしていたのかということ。知りたいね。自由下船を何故統制できなかったのか?ウイルス感染危機への想像力が働いたのか?

 東京都立大の山下教授が先般西日本新聞に寄稿しておられた。緊急事態の大きな認識差の存在。311福島原発事故はまだ緊急事態宣言が継続しているらしい。これは大事故が起こったあと出された。今回はこれから起こるかもしれない危機を避けるための予防的措置。ここに様子見の国と現実の事業者や医療現場と接している地方との危機認識力にギャップがある。ということで国の決定が後手後手でミスマッチが発生している。地方の要求する休業要請は補償と一体ということへの国の不理解。

 非常事態宣言が効果を発するには危機への想像力と日常の営みをストップさせる凍結力の二つが必要。宣言がでても平気でパチンコを続ける人間。コロナウイルス感染の悲惨さへの想像力不足と家で我慢できない、ストレス解消と平気で言う自己統制力欠如。天神ビル街は人出が73%減っても大濠公園では楽しそうにジョギングしている。前を走る人間がマスクなしでくしゃみをしたら後方を走るマスくなしランナーは間違いなく感染する。症状なし隠れ感染者がうようよ走っているとは想像できないノー天気人間が多いということか

 想像力と自己停止力の欠如。欧米からみると死亡者が少ないと言って安心してる、ロックダウン(都市封鎖)しない日本のやり方をひやひやしてみているらしい。ネーミング名人の都知事はゴールデンウイークをステイホーム週間と名付けたが果たしてじっとしてくれるか?西日本新聞はGWを我慢週間となづけた。

いづれにしても休み明けに結果が出てくるわけだから緊急事態宣言は延長が決まったようなものだ。性善説を期待したいものだが・・・・・

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200420 新型コロナウイルス非常事態宣言下、人生、人間いろいろ!わが家の絶滅危惧種!

2020年04月20日 | 辛口ひとりごと

非常事態宣言が7都府県にだされて明日で2週間、当初目標の感染傾向のピークアウトは難しそう。感染者の累計は1万を超えて死者数も250人を超えた。

 人との接触を通常レベルから8割カットしてほしいという政府要請。年金生活者の私自身は1m以内で対話した妻以外の人数は13日間で14人。週一買い物についてきた孫二人との2回接触も含めてほぼ1日1人だが、7都府県レベルでトータル何割達成したかなど把握は難しかろう。主要駅で5割移動人数が減ったといっても即、接触数減にはならない。

(開花し始めたハナミズキ)

 特措法に基づく非常事態宣言、休業要請といっても要請を受け入れなくとも罰金があるわけでもない?ようだ。日本企業の98%を占める中小企業でのテレワーク実施率は20数パーセント。出勤を7割カットしてほしいと首相が要請しても平然とサラリーマンは出勤している。経営者次第。まあ旋盤を使って自動車部品を作っている鉄工所にテレワークなど何?ってことになる。7割給与補償しますから休んでくださいと言われればするかもしれないが頭から補償するつもりはないと言われればやはり出勤してくる。

 福岡も感染者が500人を超えたが7割以下が50代以下らしい。天神の休日の人出が7割減ったとしても平日は5割にもどり、デパートは休業でも西新商店街は買い物客で3蜜状態。子供のストレス対策と言って大濠公園にでかけてマスクなしで遊ばせていたりして、何が非常事態かといいたくなる。皆それぞれ勝手に判断し勝手に行動している。これじゃ接触8割カットなどおぼつかない。富裕層はゴールデンウイークにおとなしく家にとどまりはしないだろう。

 ウイルスは金持ちも貧乏人も区別なく感染する。アメリカなど皆保険制度になっていない国は感染しても病院を受診などしたらどえらい金額がかかるようだ。日本でも1泊2000円でネットカフェで寝泊まりしている人間が東京など4000人ほどいるらしいが休業されたら路頭に迷う。子供をかかえたシングルマザーもパートや契約社員を解かれたらどうしようもない。中州の夜の街の女性たちも店が閉められたら貯えで食っていくしかない。低所得層ほど被害甚大。この戦争は長期戦だ。

 ウイルス戦争状態にある医療現場も常に感染危険環境下で医者や看護師の方々が必死の戦いを余儀なくされている。大阪など感染防御着が枯渇しているので市長が市民に雨合羽の拠出をお願いしたりしている。GDP三位の日本が聞いてあきれる。余計なものを一杯作っていたのかもしれない。そんな中、海岸にでかけて四輪駆動車で砂浜を爆走するノー天気人間、禁止の立札の横で子連れで魚釣りをしている大人。東日本大震災で日本人の品性が称賛されたが嘘のよう。格差がひろがりバラバラ。フランスなどは買い物など外出は1時間以内で外出目的の証明書がないと家を出ることができず警察のチェックがあり違反者は罰金がとられれるとのこと。

 今年の正月にこんなパンデミックを誰が予想したかということですね。晴れて東大に合格した新入生も大学寮から待避を命ぜられ田舎に逆戻り、これも白い目で見られながら。予想だにしなかったでしょうね。夏の高校野球も予選すらいつ始められるかあやうい。オリンピック選手も1年延期になったがほんとに来春終息宣言がだせるのか?映画も舞台もコンサートホールも球場も観客を集めてなりたつ仕事はすべてアウト。経済的に豊かなTV人間でも夫婦そろって感染し、子供を高齢の親に預けるわけにいかず家で見ざるを得ない家庭内感染も増えている。

 いずれにしても中途半端な非常事態宣言では感染拡大は止められないことがはっきりしてきたのではないか。

 わが家には絶滅危惧種が二種類生息している。

メダカは近辺の小川では発見できず道の駅やホームセンーで売られている。20数年前、絶滅危惧種に指定された。その後、絶滅の恐れありとしてドジョウが準絶滅危惧種に指定された。わが家の庭の鉢に金色と黒のメダカ、そしてひげ10本はえたドジョウが1匹元気に生きている。人類はこのたびのパンデミックに勝ち残れるか、世界の国々をささえていたグローバル資本主義が人と物の動きをストップされ生産ストップ、新たな経済システムを再構築できるか、人類は瀬戸際に立っているのではないか。

   テレワーク はじめて気づく 俺がムダ

そんなストーンヘッドのリーダーがウヨウヨいたら組織は壊滅する。

 

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200416 ちぐはぐな感じのする感染拡大防止策。いま接触8割カット作戦はどのくらい進展しているのだろうか?

2020年04月16日 | 辛口ひとりごと

 非常事態宣言がだされて今日で9日目。人と人との接触を8割カットすれば14日をすぎれば感染をピークアウトさせられるということでやってきたが、どの程度カットできているのか推定でも把握できているのだろうか?

 何もしなければ80万人が感染し、40万人が死亡すると北大の教授が数理モデルをだした。脅し文句のようでもあるがそれくらいの覚悟でやれということだろう。100年前のスペイン風邪では2波にわたる感染拡大で同様の死者がでたらしい。

 私のような70歳以上の年金生活者は全国に2300万人くらいいるようだがこの世代はいくらかの馬鹿なジジババがいるとしても8割カットは家から出なければいいのだから達成可能だろう。週一回、娘が二人の孫を連れて、孫は私が面倒をみて留守番、妻と娘はDSに買い物に出かける。昼食は自宅で5人が一緒、外では食べない。外出は月4~5回に抑えれば8割カットはできる。

 さてソーシャルディスタンスと称してスーパーではレジまちの行列に1~2M間隔で並ばせて、商品を袋に詰めるテーブルはあくたびにアルコール消毒をやっているようだ。しかし仮に隠れ感染者がいて、入り口でアルコール消毒もせず、マスクもせず入ってきて陳列商品をさわりまくったら一体どういうことになるのだろうか。

 スーパーサイドは入り口での手指消毒を徹底させるべきだし、買い物客はマスクをして、手指で絶対顔はさわったらダメで、帰宅したら速攻、手指手首を石鹸で洗い、顔も洗う。そして食品をだして、除菌ティツシュでふいて冷蔵庫に入れる。マスクはひもをもってはずしてゴミ箱へ。その後触ったドアノブやスイッチ類を除菌する。いやはや大変です。医療現場では命をかけて医師や看護師など医療関係者がウイルスと戦っているに違いない。

 娘は郵便局でパートをしているのだがマスクをしているわけでもなく手指消毒を徹底している様子もなく怖いと言っている。朝礼など出ていないのでわからないが局員の体温チェックやウイルス対策など指示しているのかよくわからないという。

 娘の旦那は社員百数十名の中堅印刷業に努めているがどうも働きぶりはかわらないらしい。実際問題、企業の98%を占める中小企業でテレワークなどできるところは2割くらいらしい。接触8割カット、出勤7割カットなど首相から指令がでるが、もっと細分化して努力目標を出さないとトータル8割カットは難しいのではないだろうか

 ということで軽キャンピングカーによる車中泊撮影旅は開店休業。もっぱら自宅被写体再発見でマクロレンズ片手に周辺チェック。ハナミズキの芽が天に向かってワッと伸びてきたし、青もみじが紫モクレンをバックに美しい。

自然の美くしさが再発見できるし、結構楽しい。

家の中ではかつて新幹線通勤をしていたころ新大阪駅で買った藤沢周平の時代小説が50冊ばかり書棚に並んでいる。再読を始めた。佐伯泰英にない魅力はある。今年のテーマである断捨離も有り余る時間を活用して大部すすんだ。

外出自粛という非常事態を反対に今までの生きざまを見直すチャンスととらえたほうが良いかもしれません。とにかくしばらくは自らが隠れ感染者かもしれないと考えて人に感染させないよう対処すべきでしょう・・・

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200322 春真っ只中、桜も開花、なのに政治家の言や、うらさびしい!

2020年03月21日 | 辛口ひとりごと

「権力の効用」を信じないものは政治家にも経営者にもなれない。権力をにぎって、これを自他の為に役立てる、これが政治であり、経営である。しかし、ポイズン オブ パワー、権力の毒!長い間、権力を握り、それになれると人間は必ず「傲慢」という毒に犯される。

 40年前、私が経営コンサルタントして企業繁栄存続の参謀役として苦闘していた時代に読んだ伊藤肇さんの「現代の帝王学」の冒頭の一節である。そして帝王学の基本は「原理原則を教えてくれる師を持つこと」「直言してくれる側近を持つこと」「よき幕賓」をもつことと提言している。

 この2~3日の暖かさで近辺の桜の芽が開き、数輪開花した。いよいよ春まっさかりの時を迎える。しかしながら新型コロナウイルス肺炎騒動下の首相の一斉自粛要請で、ちまたには冷たいウイルス波が漂っている。テレビはこの1か月、あーでもない、こうでもないを繰り返している。

   

 大阪、兵庫間移動自粛要請が府知事から出されたが、厚労省の非公開データと称してこの1~2週間で一挙に3000人近い感染者がでるかもしれない、いわゆるオーバーシュート現象が発生する可能性があるというデータをTV番組で開示した。このデータは両県知事に提示されたらしい。

 大都市中心に感染経路不明の感染者がふえていることによる提言らしいが他の関係都市にもそのデータが渡っているとか。しからばそれら関係首長はどう判断しているのだろうか?

 イタリアやスペイン、医療崩壊しそうな死者増大非常事態の中、東京オリンピック中止などということは一切考えていませんと白々と会見する東京都知事は一体何を考えているのか、あまりにしらっと会見する姿には驚く。まだ半分もオリンピック出場内定がでていないなかで代表決めのための競技がどんどん中止になっている。しっかり直言してくれる側近はいるのだろうか?

 政府も自粛要請はだすが最終は都道府県知事に意思決定をゆだねるというスタンス。責任はだれがとるのか?

 外野席ではなんとでも言えますが当事者は大変なんですよという声が聞こえてくるが、マスクもなく苦闘している現場の医師、看護師がたくさんいることを、政治家たちは一体どこまでわがこととして感じているのだろうか

 

この2~3週間、後期高齢者、閉じこもりのおかげで筋肉硬直、一昨日からまた腰痛のきざし、まったくヤレヤレの気分である。大阪、兵庫でオーバーシュートが発生しないことを祈るのみである。

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200315 無症状の若い感染者がシニアを感染させ、高齢者人口を減らす!?「水滴花」を撮る!!

2020年03月15日 | 辛口ひとりごと

 ここ数日、一日の新型コロナウイルスの感染者数が50人を超えている。人口比でみると日本はそれほど感染者は拡大していなと首相は言ってるがほんとにそうなのか。

 怖いのは感染者の中に熱やら咳の自覚症状のない人がかなりいるらしい。自覚があってもPCR検査を受けていない、受けられない潜在患者が相当いるのではないか。知らず知らず、若い潜在患者がクラスターになり、年寄りにうつしてゆき、高齢者がどんどん発症して重症化して、なくなってゆく。こんなことが進展してゆくのではないか

 パンデミックは100年のサイクルでおこり、社会システムを変貌させてゆくといわれる。100年前にはスペイン風邪で5000万人がなくなり日本でも40万人がなくなり、さらに100年前の1820年にはコレラ、さらにその前の1720年にはペストがパンデミックになり社会構造を変貌させた。今回の新型コロナウイルスの世界的伝染は人口構造をかえ、働き方を変え、グローバル経済の枠組み変更をもたらすかもしれない。究極、人間の幸せとは何かの見直しである。

 

新型コロナウイルスのお陰で自宅ひきこもりが増えている。30分ほどの周辺ウオーキングはやってはいるがどうも身体がなまっており、今朝は寝違いのようで肩甲骨あたりが痛い。まあ在宅時間が多いので今年のテーマの書斎の断捨離が進んでいるのは良しとせねばならないが。

 趣味の写真も遠出はせずにもっぱら自宅や周辺のみ。雨が降ったあとの「水滴花」はねらい目の被写体になっている。

マクロレンズを引っ張り出して、連写モードで接写を繰り返す。ものぐさで三脚は使わず太陽の出具合をみながら連写でチャレンジ。1%くらいの確率でまあまあのショットをものにできるといったところか。

 新型コロナウイルス対策の専門家委員会は19日当たりに次なる見定めをすると言っているが本当にでるのかね?和歌山方式で徹底的にPCR検査をやるべきじゃないだろうか?・・・・・

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200312 東日本大震災から9年、暮らし再建道半ば、fukushima50!春のセンバツ中止

2020年03月12日 | 辛口ひとりごと

 未曽有の津波被害や福島原発事故をひきおこした東日本大震災からはや9年、安倍総理はJR常磐線全線復旧や高速道路網のなどインフラ整備を誇らしげに言うが未だ48000人ほどの避難生活者が存在し、県民感覚では再建の道はまだまだ遠い。さらに汚染処理などの巨大タンクが林立する福島第一原発構内の写真などみると気の遠くなるような復興の道筋を考えると愕然とする。

 福島第一原発の事故処理にあたった東電の50人の命がけで日本の崩壊をすくった50人の実像をえがいた映画「fukushima50」が封切りされた。こんな勇敢な命がけで戦った吉田所長以下50名の戦士たちがいたことをどれだけの人たちが認識しているのだろうか。国会議員は全員みるべきだね。私ももうすこしコロナが落ち着いてから見にいくつもり。

 無観客でやることを検討してると言っていた高野連が昨日、春のセンバツの中止を発表した。甲子園の土を踏みたいと熱望していた選手、監督の落胆ぶりは想像にかたくない。1~2年生はぜひ夏をめざしてがんばってもらいたいものだ。

 時節は春本番、啓蟄の次候、「桃始めて笑う」頃。桃のつぼみがほころび花が咲き始める頃。花が咲くことを昔は笑うと言っていたとか。WHOは新型コロナウイルスの伝染状態をバンデミックと表明。ことしの花見をどのように過ごすのか、それぞれの国民に問われている・・・

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200301 草木萌え動く3月、小中高生徒を家にとじこめ感染拡大を防げるか、首相の政治判断?

2020年03月01日 | 辛口ひとりごと

24節気では雨水の末候、「草木萌動く頃」。

  

わが家の樹々、ハナミズキ、リキュウバイ、ヤマボウシなど枝先の芽がいっぱい膨らみ開花をまっている。

裏庭の山茱萸(さんしゅゆ)の花も黄色い花弁をいっぱいに広げ始めた。

桃の節句も近い。今年はお内裏様とお雛様だけをリビングにだした。

 3万人余りの一般参加が拒否された東京マラソンがスタート。大迫選手が自身の日本記録を更新して五輪代表に大きく前進、スタート前200人の選手の体温測定がされたらしいが沿道にはマスクをした観客がやんやの応援、子供たちも走り回っていた。首相会見から一夜あけた日曜日、学校関係者や生徒を持つ家庭も対応にてんやわんやだろう。全国一斉休校の効果がどれほどでるか専門家会議メンバーのなかでも賛否両論だったらしいが?

 大阪のライブハウスにでかけた四国の女性が新型コロナウイルスの陽性反応がでて、おなじく同じライブハウスにいた北海道の男性も陽性反応とか。100人ほどいた参加者の中に感染源がいるのか、ライブ前にすでにウイルスが付着していたのか、とにかく感染経路を特定するのはむつかしい。PCR未検査感染者が目の前にいるかもしれない?!

 子供たちが先生も含めて互いに感染源となり一挙に集中感染拡大する確率はどんなものか、家族で外をうごきまわる両親が感染してきて陽性反応になれば当然、子も検査対象、隔離対象になり学校にでかけることはなかろう。ただ潜伏期間で発症する前に学校にでかければ子供が感染源となる可能性があるということだね

 それでとにかく全校休校という首相決断ということになったのであろう。しかしまったく感染者もでていないエリアもあり、各自治体、教育委員会に最終決断はゆだねるということになったのだがここで首長の個性、判断に違いが出てくる。明確に反論する知事もいるし、久留米市など1週間は休まず準備態勢を整えて次の2週間は休んで様子をみる、沖縄石垣市などは離島だし休校はしないという。

 全校一斉休校に対するテレビコメンテイターの言及は歯切れがわるい。お上が決めたことだから、国難だから、いろいろ現場で問題はあってもおとなしく対処しなさいというわけだ。確かにこれが戦争ならどうのこうのなど言う余地はない。2日からの1週間は休校しないと決めた久留米市でこの期間で感染者がでたら市長は何を言われるかわかったものじゃない。だからほとんどの首長が無難に右へならえで休校とするのだろう。北海道の鈴木知事は道内全般に感染者が出る状況で自らの責任のもと緊急事態宣言をだし、全道休校、週末外出自粛を呼びかけた。

 韓国に比べ10分の1のPCR検査実施率のニッポン、隠れ感染者がうようよいるのかもしれない。九博も15日まで休館となっているが政府の言う正念場のこの2週間にあらたな感染者の発生がどの程度抑えられるかですね

 いずれにしてもこの問題をわがこととして、外で働くものは感染しないようにマスクをする、手指で顔をさわらない、食事前には石鹸手洗いを30秒しっかりと(ハッピーバースデイの唄をうたいながら)。トイレに行っても手洗い、その後のアルコール消毒、ノブは手指をつかわずあける。スマホやパソコンも除菌。電車のつり革を手指でつかまないなど。

 帰宅時はマスクを耳からはずし、表面はさわらず、ビニール袋にすてる。手指手首指間爪さきをしっかり洗い、顔をあらって、うがいをして、自分専用のタオルでふく。

 カバンをおいて着替えをして、今一度、水で手洗いをして食事をする。トイレで水を流すときはふたを閉めてながし、ノブは手指遣わず、手洗いをきっちりする。家族子どもたちも同様でマイタオルをそれぞれつくる。

 咳、くしゃみが出る時はティッシュで顔をふさぐか腕で口をふさぐ。手指でふさがない。家の中のスイッチやノブ類は定期的に除菌殺菌。換気も10分ほど定期的にして密封空間をの長時間作らない。

朝晩、体温をはかり、家族の異常を察知できるようにしておく。身体をあたため、免疫力強化につとめるなどなどウイルス感染、衛生管理への意識をたかめ日常生活を改革してゆく・・などなど、努力してみよう

(参考;感染症防止手引き)

http://www.hosp.tohoku-mpu.ac.jp/info/information/2339/

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191031 首里城全焼、ああ、なんということか?!!

2019年10月31日 | 辛口ひとりごと

あの首里城の本殿、北殿、南殿が全焼してしまった。なんということか。一体沖縄県、那覇市はどんな防災防火体制をひいていたのか、一瞬憤どおった。

  

朝の2時ごろ本殿から出火、警備員の連絡で即、消防車がかけつけたらしいが・・・首里城祭りの準備など深夜までやっていたらしいが失火、放火?火事の原因はこれから調査されるのだろうが理由の如何を問わず,超重要建造物、文化財を灰燼にきさしめた沖縄県の責任は重い。覆水盆に戻らず!地震崩壊熊本城の例にもあるように完全復旧には巨大予算と数十年の歳月を要するだろう。警備会社の深夜の巡回チェックや初期消火体制のありかた、訓練など、しかもイベント期間中だったらしいが、厳しくチェックされるべきであろう。

 

 40数年前だが沖縄で経営コンサルティングをやった時、本土の会社でしょうねと経営者がわざわざ確認をしてくる。ことほどさように県民性というか、本土の人間とはリズムスピードがまったく異なると経営者自身が感じていたほどである。今は当時とは大部変わったはずだが風土に根差した県民性というのはなかなか変え切らないともいえるのではないか。

 

 

  

 7年前、1週間ばかり沖縄を旅して、首里城本殿内も見学したが朱塗りのすばらしい建造物で、貴重な文献、文化財も収蔵されていた。これらがすべて灰燼に帰してしまったとは言うべき言葉を失う。

龍潭池から望む首里城の夜景は息をのむ美しさであったが同じ姿が一体何年後にふたたび見れるようになるのか、失ったものは大きい。

 

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