去年の12月初めに体験農園で味噌づくりをしたことはブログでも紹介したが先般、嫁いでいる娘にもおすそ分けをして、その後はじめて自分で味噌汁をつくってみた。玉ねぎ、ジャガイモ、ニンジンなど具になるものを下ごしらえして、カップ2杯の水に粉末だしをいれ煮込んだのち、自分でつくった味噌大匙1.5杯分をとぎ入れて完成。飲んでみる。まあこくがあっておいしくはある。まあこれを手前味噌というのかもしれないね。もっともまずい味噌がどんなものかはっきりはしないが結構でした。おすそわけした娘もおいしかったとのこと。いつも作っている主婦がいうのだから間違いあるまい。
さて今、民主党で造反、離党さわぎをおこしている小沢氏に対し東京都知事は痛烈に批判していておもしろいが、曰く、あの男は生理的に嫌いだねと言っていた。離婚する女性があれだけ惚れあって結婚した相手に顔みるのもいや、みるだけでぞっとする、生理的にうけつけないなど勝手なことをいってわかれてしまう。まことに人間というのはいい加減なところがあるのだがもろもろの経緯をへてえくぼに見えていたあばたが、えくぼどころか醜悪な怪物にみえてくる。小沢氏の面相も損をしているように思えるがしかしそんな男についてゆく議員が50人近くいるのがふしぎだね。まだえくぼにみえているのだろう。ふつう政治家というのは我が強くて取り仕切りたがる人間が多いようにおもうがさていつまでおとなしくついてゆくのやら?わたしも現役時代、この生理的に嫌いという輩が何人かいたのでよくわかる。不思議とこちらがそう思っていると相手にもわかるのだろう。ぎすぎすした関係がつづくことになる。
先日、2か月ぶりに写経会にでかけ、いつもの住職の法話があったがご本人が最近、腹が立つことが多いといってまだまだ悟れていませんねというわけ。仏教では諸悪の根源は「三毒」、すなわち「とんじんち・・むさぼること、怒ること、ぐちること」この3つを排除できれば心穏やかに生きて行けるというわけ。「我慢する」という慢には7つあるらしい。慢、過慢、慢過慢、我慢、増上慢、卑慢、邪慢の七つ。おやっとおもったのは我慢というのは仏教から見ると自分の考えを唯一と思って、他を軽んじるおごり高ぶる心をいい、我意をはって他に従わないことをいうとある。
心が慢でいっぱいになると慢心ということだろう。経営の神様といわれた松下幸之助さんが「すなおな心」が人間にとって、経営者のとって最重要といっておられたがこれが一番難しそうだね。
去年、一匹だけ姿をみせていた我が家の「ヤモリ」が先日2匹、台所の窓の外側にへばりついていた。夫婦であらわれたのかな。
夕食の あとしまつじっと みるやもりかな
人間世界のごたごたを彼らはどのように見ているのだろうか