ゴールデン・リタイアーズ

S20年生、後期高齢ゾーン、人生最終コーナー「遊行期」の
徒然残日写真録

120801 孫の力・・てんやわんや、暑さもどこかへ?

2012年08月02日 | マイ家族

 31日と1日我が家は孫嵐に席巻された。暑い、暑いとグロッキー気味で家に閉じこもりの家内も孫が泊まり込みにくるとなるとじっとしてるわけにいかなくなる。当然こちらにも片棒をかつがさせられる。近くに住んでいるとはいえ夏休みの里帰りにはちがいない。いつも温泉1泊旅行招待とは年金生活者ゆえできない。

島泰三さんというニホンザルを研究している理学博士が「孫の力」中公新書で書いておられるが「ほほえみ」は世界を変えると・・。サルは微笑まないが唯一、人間のみが微笑むことができ、はじめて孫が笑った時の感慨は神聖な意味すら感じるという。真に日本を愛したラフカディオハーン(小泉八雲)が日本人が古きよき日本を回帰するとしたら必ずや神仏の微笑みに、さらには世界で唯一、道端にたって微笑みながら子供をまもるお地蔵さまに行きつくだろうと・・。上の孫娘は幼稚園年長組、孫息子はもうじき2歳になり、姉は姉さんらしく、弟はまだ十分話せないが、こちらのいうことはわかるようになってきてやんちゃぶりを発揮しつつある。気に入ったものを食べたり飲んだりするとにこっと笑う。いやなものは手で押し返す。島さん、いわく爺さん、ばあさんは、泣き続ける幼児にたいしては何も言わず、にっこり微笑んで見つめてやれば泣きやむし若い母親もよろこぶ。うるさいなと思って目くじらを立てるのは最悪とのご託宣。なるほどと思う。

ファミレスにでかける。外はぎんぎらぎんの暑さ。うまいぐあいにあいた日陰の駐車場に車をとめ食事。いつもながら大変。妻が先に食事をすませ、孫息子に食べさせる、その間母親が食事を終え、やっとこさ昼食をすます。涼しいところでの時間つぶしはショッピングモールに限る。地下の駐車場に止めて私はツタヤで時間つぶしの立ち読み。博多ー人吉間に室内を子供用に改装したアソボーイが8月中旬まで1日1本走っているということで先日、二日市10時半停車ということで写真におさめてきた。人吉はSLとアソボーイで撮り鉄のメッカになってるらしいが一度孫たちを乗せてやろうかな。約2時間、時間をつぶしてで帰宅。

 家に帰るなり孫たちがまつわりついてくる。だんだん姉弟の関係ができてるのか同じことをこちらに要求してくる。まえに腰を痛めたことがあるので要注意。小休止でパソコンチェックしてるとさっそく孫娘がうしろからすり寄ってくる。ヤフーの無料ゲーム、アニガメに二人してチャレンジ。子供は初めてのゲームでも感覚的にすぐ慣れる。夕方、食事前に孫たちが風呂に入る。ここでハプニング。浴室の非常ブザーを孫が押してしまい家の内外に非常警報が鳴り響く。ところがストップできない。ブレイカーを遮断して音を止める。冷房もとまり、汗だくの中で対処法をさがすがわからない。ハウスメーカーに電話、休み。インタフォンの会社にTEL。警報音停止ボタンをおしても止まらなければ発生源の浴室のボタンをもう一度押してくださいとのこと。妻につげてもなんども押したがだめだったよという。もう一度やらせると、鳴ったり停まったりする。結局、あわてて何度も押したりしたから止まらなかったのだろう。やっととまり一安心。人騒がせな孫息子のいたずら心によるひと騒動だったがこれくらいでこんな騒ぎじゃ大地震がきたりしたら大変だね。きずかしてくれた孫に感謝かな。やっとご飯もたけて夕食。なにごともなかったように孫たちは楽しそうに食事。納豆がすきな変わった孫たち。韓国産海苔にご飯と納豆をまきながらおいしそうに食べている。

この数日の暑さで脚がかゆかったりして掻いたのがいけなかったのか湿疹みたいなのができ朝一番に皮膚科へ。湿疹です、原因はわかりません、掻いてはだめです、広がります、うつりません、酒はやめといたほうがよいという先生の診断。もらった塗り薬を指示通り何回も刷り込んで対処。そんなわけで風呂は最後。ああ、今日はてんやわんやだったなと苦笑いしながら湯に体をほぐしたしだい。風呂からあがるとまだ2Fで走り回っている音がする。リビングで薬をぬり、しばし休憩。2Fに上がると孫たちはまだまだ元気いっぱい、まとわりついてくる。やれやれ、今日最後のおつきあいしてを21時半、やっと二人は寝室にきえていってくれた。いやはやお疲れさんでした。明日も朝から大変だろうがオリンピックもほどほどにこちらもやすむことにする。

 

 

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