ゴールデン・リタイアーズ

S20年生、後期高齢ゾーン、人生最終コーナー「遊行期」の
徒然残日写真録

110204 難所ケ滝の「氷の芸術」、立春でゆるむ。

2011年02月04日 | 趣味と交遊


1月10日の西日本新聞に写真記事がでていた知る人ぞ知る、福岡県の氷結の名所に行ってきた。1月末も雪が降り、今年の寒さは尋常でなかった。写真同好会のメンバーも31日に行ってきて最高だったと・・。難所ケ滝は宇美町の三郡山登山道にあり(標高724メーター)岩を伝う雪解け水が厳冬期に凍り、約20Mの高さの岩肌につららが重なる氷の芸術が見えるというわけ。この暖かさで岩肌が少しでていたがそれでもすごい景観だった。行くタイミングがずれたのはアイゼンなかったから。

さっそく、ネットで確認、金沢の登山用品店がネット販売をしていた。韓国製の6本詰めのバックル式の装着しやすい軽アイゼン、送料込みで4000円。2日に入金したら3日の16時にヤマトの宅急便で配達されてきた。早いね、クイックレスポンス、大したもの。装着も容易で気に行った。本格的に雪山登山するわけじゃないので10本爪は不要と考えた。
 今朝8時に装備を整え、プリウスで昭和の森公園まで。8時半、数組のパーティのみで駐車場はがらあき。滝周辺の温度がいかほどか不明でやや重装備で出発、途中汗ばみ1枚ぬいで登る。草が谷ダムを右手に見ながら河原谷に向かう。踏み固められた雪道が凍り、滑りはじめる。宝満山への分岐点あたりでアイゼンを装着、滝にむかう。ゆっくり60分との表示。それこそ初めてでもあるしゆっくり登る。やがて岩肌につららが見え始めるがまだ難所カ滝ではない。だんだん急坂になり、慎重に登る。やってきました氷の芸術の展示場。女性陣から歓声があがる。苦労して登ってきてよかった・・・と。

すごさに気をとられて上ばかり見ていると足元がおぼつかないので要注意。滑落してしまう人も少なからずいるらしい。スニーカーでくるような能天気なひともいるらしいが立ち往生するだけ。人に迷惑をかけないよう準備は周到にすべきだね。撮影に入る前に腹ごしらえをして広角、望遠の二本をたずさえ30分ばかり撮影。人が多いので場所どりや撮りたいところに人が邪魔しておったりで簡単にはいかない。久しぶりの登山だったのでやや足元がおぼつかなかったがなんとか撮りおえ下山。滑らないよう注意しながら駐車場まで下山、約90分。はじめてアイゼンをはいて登ったせいか足指が痛い。
でも思い切ってのぼってよかった。下界は立春、春の匂いここかしこにする。



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