そのままVon

おもに31文字の語呂合わせ日記

百人一首#01天智天皇

2007年01月01日 |  / 百人一首

2007/01/01


「秋の田のかりほの庵の苫をあらみわが衣手は露にぬれつつ(天智天皇)」

「刈り入れの苫家の屋根が粗いので 着物が露でぬれっぱなしに(改2014)」


「この歌は天智の歌でないという定家は多分知りて使えり()」

「二番目の歌は持統が詠んでいる天智と持統は親子関係(百人一首の中に18組の親子かいるらしい)」

「歌いぶり万葉調といいがたし品格もなく多分偽物?!()」

「【訳】秋の田では稲も刈ってしまった。稲刈りのための仮小屋の苫は粗い作りだから、わたしの着衣の袖が露に濡れてしまったヨ」
「【KW】秋、田、仮、刈る、庵、苫、粗い、衣手、露、ぬれる、天皇」


2014/07/02

      015               #002 持統天皇
        l                 #015 光孝天皇
002---◎----065       #065 相模


「雨止みて紫陽花三つ切りとれる わが衣手は露にぬれつつ()」

「蘇我入鹿首を落とせり首塚で わが衣手を血にぬらしつつ()」

「天智ならドラマチックな人生を織りなし言の葉ほかにあるかな()」

「農民に立場を変えて読むという天智じゃないという説もあり()」

「鎌足と中大兄はひっそりと謀議をはかり蘇我を倒せり(645年 大化の改新)」 

「革命を成功させる若き皇子歌カルタではそんな役割()」

「誅殺の宮の庭には血を雨が流して赤く染まりたるかな()」

 【参考】
「歌かなし終戦の夜は歩哨にて わがころもでは霧にぬれつつ(安野光雅)」

 

 

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定家の時代の言葉遊び

2007年01月01日 |  / 百人一首

2007/01/01

「遊びとて物名モノノナ・折句・沓冠、鎖、回文色々とあり()」
「遊戯から作歌技巧に変わりたる序詞や縁語に掛詞あり()」
「物名とは詠みたる歌に物の名を隠して読める技巧いうなり()」
「例:あしひきの山辺にをれば白雲のいかにせよとかはるる時なき
(紀貫之、淀川が隠れている)」


 

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元旦

2007年01月01日 | 日めくり帖
1/1
「団塊の世代が退職し始める2007年いかに展開()」
「今年こそ北朝鮮の崩壊を楽しみに待つ年でありたし()」
「格闘技嘘も真も織り交ぜて年の瀬テレビ様変わりする()」
「元旦も訃報飛び込み三日には葬儀を出すと伝えくるなり
(会社関係、31日にも葬儀出席)」
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恋歌#66辻下淑子

2007年01月01日 |  / 「恋の歌百首」から
1/1
「君に逢い得む唯それだけの希ひ抱き縁うすき人の葬送にゆく(辻下淑子)」
「葬式の参列により君と会う少し不届き女の心()」
「会いたいと切ない思いは葬式も利用されたり歯止めがきかず()」
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藤原家の分裂(二条・京極・冷泉)

2007年01月01日 |  / 百人一首

2007/01/01

「俊成に定家・為家と継がれたる歌の家系はやがて分裂
(孫の代で二条・京極・冷泉に分かれる)」

「あのころは百首単位でひとまとめ歌集を作る風潮があり()」

「いろいろな百首歌ありておもしろき時間があれば読んでみたいが()」

「各歌の第一文字をつなげれば五文字の題が浮かび上がれり
(文字鎖、折句という)」

「かの定家生きた時代は単独で秀歌でなくも意味を持つなり()」

「駄歌・愚作酷評をして捨てるよりそこを起点に意義を探れよ()」

「織田さんは百人一首を壊された壷に例えり歌は破片と()」

「ジグソーの凸凹は語句、模様とは歌の主題に例えられるか()」

「子規によりこき下ろされし貫之や定家の歌も再評価せよ()」


 

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