恋歌#84黒田淑子

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「あやまてる愛などありや冬の夜に白く濁れるオリーブの油（）」
「あやまった愛を問いしは冬の夜オリーブオイルにふと話しかけ
（白濁していた）」
「あやまった愛などないといいたいがそうは言わせぬオリーブオイル（）」

不二家

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「かくのごと叩かれたれば再起して出直すことも難しきかな（）」
「六代も同族社長経営す意見も言えぬ会社となれる（）」
「ペコちゃんやポコちゃんのキャラ人形も同情寄せるなくなることに（）」
「因果とは現れ見ればさもあらん蒸気の内に解消をせよ
（パートのおばさんにシュークリームを買わせた辺りに根本原因があるのかも）」

震災の日

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「十二年激震が去り鎮魂のイベントがあり正月なかば（）」
「地震ナイ起きし三連休の最後の日トラウマ残る人等多けり（）」
「祝日がずれてしまってあの時を思い出させる効果半減
（成人の日を17日を含む月曜日に設定したほうがいい）」