そのままVon

おもに31文字の語呂合わせ日記

川柳

2007年01月05日 | 日めくり帖
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「『川柳』は江戸の時代に生きた人川柳ひねりゲームにしたり()」
「七七の付け句に合わせ五七五付けるを競う『前句付け』なり()」
「よい男貧乏神の氏子なり()」
「女房をちょっと見直す松の内()」
「来し方を思うふなみだは耳に入り()」
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恋歌#71高嶋健一

2007年01月05日 |  / 「恋の歌百首」から
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「愛うすくなりつつ旅をつづけ来て支線分かるる駅に別れき()」
「あまりにも出来過ぎのごと聞こえたりこんな別れはあるはずはなし()」
「愛薄くなりしこの旅復活は実現できず男のせいで?()」
「始めから別れを前に旅つづけ鉄路の分岐永遠の別れに」
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百人一首 #006 大伴家持

2007年01月05日 |  / 百人一首

2007/01/05


「鵲の渡せる橋に置く霜の 白きを見れば夜ぞ更けにける(#006 中納言大伴家持)」




2014/07/08


「鵲の渡せる橋に置く霜の 白きを見れば夜ぞ更けにける(#006 中納言大伴家持)」

「【訳】中国では鵲は天の河に羽根を並べて織姫を対岸に渡してあげるという。宮中の階段をそのような橋と言いますが、
    その階段の白いのを見れば夜ぞ更けたのですね
()」



029   「心あてに折らばや折らむ初霜の 置きまどはせる白菊の花 (#029:凡河内躬恒)」
 |    「大江山いく野の道の遠ければ まだふみも見ず天の橋立   (#060:小式部内侍)」
 ◎ 
 | 
060



「除夜の鐘つかんと急ぎ息切らす 白きを見れば夜ぞ更けにける(付句遊戯-#006)」

「七夕の夜鵲が織姫を牽牛のもとへ送れると言う(中国の諺)」

「宮中を天に見立てて鵲の渡せる橋と階段を言う()」


「白い霜つながる歌は白い菊シンボルなりし後鳥羽上皇(宮中で白い菊を植えたらしい。#029つながり)」

「鵲の渡せる橋は宮中の階段なりし天橋立(#060つながり)」

「家持は死後に巻き添え罪人となれるが歌稿万葉集に
 (785年死亡、1ヶ月後に藤原種継が暗殺され、大伴継人が首謀者としてとらえられ家持にも嫌疑が及ぶ)」



【参考】

「うた響くアルバイシンの家並みの 白きを見れば夜ぞ更けにける(安野光雅)」



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