そのままVon

おもに31文字の語呂合わせ日記

気になる本

2012年01月10日 | 字余り
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だいぶ前から気になる本がある。G・I・ニーレンバーグ著糸川英夫訳の『ザ・クリエイティブマン』という本である。この本とは微妙な関係があり、普通の発想法の本と違い読んだら終わりという感じではないのである。
言っていることは難しいか易しいか、理解できるか理解できないか、すぐに利用できるか利用できないか、という具合に二律背反で考えていくとシンプルに答えが出てこないのである。もういいかと考え書棚の奥に仕舞い込むが、しばらくすると手元に引っ張り出してしまう。パラパラと読んで、また仕舞い込むがまた出してくるという繰り返しになる。
今こうしてこの本のことを取り上げて書いているが、どうしたものかと軽ーイ悩みの状態にある。なんとかこの本との関係を終わらせたい。何もしなかったら清算できないが、男と女のように金で解決することはできない。清算の手段は時間を払うしかないだろう。要するに、本書で言う創造的人間が創造的手法で本書を理解すればいいのか。
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簡単なことなんだか、創造的認識をしたいなら、子供の心をもって
1.構造
2.秩序
3.関係
4.レベル
5.視点
というとらえかたをしなさいということを言っている。
蛇足は書かない方がいいのかもしれないが糸川博士は、従来の見方、常識とか、習慣は物理学でいう慣性の法則の元で秩序を保っているのでこの物理法則を打ち破るには、多大なエネルギーがいることを言っている(やってみたら緩い力かもしれない)。
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万葉集#11.2526-11.2528

2012年01月10日 |  / 万葉集
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「待つらむに至らば妹が嬉しみと笑まむ姿を行きて早見む(#11.2526)」
「待つだろう着けば彼女は喜んで笑う姿を行ってすぐ見よう()」

「誰タレそこの我が屋戸に来呼ぶたらちねの母に嘖コロばえ物思モふ吾アレを(#11.2527)」
「われを呼ぶどこのだれかなたらちねに母に叱られ落ち込むわれを()」

「さ寝ぬ夜は千夜もありとも我が背子が思ひ悔ゆべき心は持たじ(#11.2528)」
「寝れぬ夜が千夜あってもわが彼をがっかりさせる気はありませぬ()」
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