そのままVon

おもに31文字の語呂合わせ日記

1月20日日記

2012年01月21日 | 日めくり帖
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「通勤時前夜の雨が残れるか迷ったけれど傘を使えり()」
「傘を干しそのまま忘れ帰りには霧雨なれど少し濡れたり()」
「三時から会議の予定北浜に阪神電車使い出かける()」
「帰りには阪神梅田の改札でお決まりに飲むミックスジュース(140円)」
「このジュース味と冷たさ心地よく元気もらえるいつも飲みたり()」
「事務所には七時に帰り仕事して九時過ぎ頃に帰宅をしたり()」
「センター街古書店に寄り本二冊杉本苑子の巡礼記など(西国巡礼記、連句の二冊)」
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いくらの卵

2012年01月21日 | 字余り
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年を取ってくるとおしっこが近くなる、という話はよく聞く。3~4年前に健康診断で超音波
による胆石を撮したとき前立腺も腫れているといわれ不安になった。その頃は、腫れた前立
腺が膀胱を圧迫するのか、小水が少量で頻繁だった気がする。その後1~2度胆石が動き、重
い鈍痛を味わったが、頻尿はなくなった。医者に見てもらっていないが前立腺の腫れはなく
なったのだと思っている。
健康的にはまあまあの状況なのだが、この間よくわからない夢を見た。夢の中でおしっこを
しているのだが、最後の段階で絞り出しているとなにか変なものが出てくる。目を凝らして
よくみると蛙の卵みたいな透明な粒々がでてくる。力を込めると力に応じた勢いで歯磨きク
リームのように出てくる。透明だが芯の部分が赤い、よくみるといくらの卵なのである。そ
の卵をみて、面白い!と思い、勢いをつけたり、止めたりしながら出すのである。
朝目覚めて夢を見たことを思いだし、心当たりを考えてみるがわからない。フロイト的に夢
判断をして〈俺にもまだ生殖願望があるのかな〉〈単なるセックス願望かな〉など考えてみ
る。
神戸新聞の連載小説に『55歳のハローワーク』というのがある。村上龍さんが文と絵を描い
ている。主人公の中米志津子さんが離婚後、マネキンをしながら結婚相談所に登録をし、別
の伴侶を探すというものがたりである。何回かお見合いもし、相談所が開催する選ばれた人
達の特別なパーティーが開催され、出席することになる。少し明るいワイン色のブラジャー
と、黒い色のパンティ(正確ではないかも)等、勝負下着をつけ出かける。会場に早く着きラ
ウンジのようなところで紅茶を飲んでいると年下の男が近づいてきて、結局寝てしまう。朝
の新聞小説なのでセックスの細かい描写は出てこない。絵がきれいなのだが、芸大出の村上
氏ならではで、リトグラフのようで色が妖しく光っていた。
おしっこで『いくら』が出たのはきっと村上氏が描く、中米さんのブラジャーの色の妖しさ
の影響だと考えてみたが、誤っているだろうか。
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