9月に入ってから砂と汗と埃と紫外線にまみれる日々の和々です。
あと10日、もつかな…。
ああ、全身マッサージ行きたい…
さて、先週の土曜日、肝高の阿麻和利公演で南下するついでに、
読谷での企画打ち合わせと、
偉人達のお墓参りに行ってきました。
尚巴志と阿麻和利と大城賢雄。
去年度まではこれらすべてが
自宅⇔ショクバまでの移動経路、
つまり日々の活動エリア内にあったっていうんだから
(しかも勝連グスクもちょっと寄り道すればすぐそこという古琉球偉人関連史跡密度の濃さと行ったら…)
今の活動エリアが物足りないっていうのも仕方ないかなー
最後に参ったのはラジオ小説「月下に語る」の最終収録(4月末)の時だったので
約半年ぶりにそれぞれの場所を訪れたのですが、
あらあら、まぁまぁ、
どこもかしこも!
台風2号の塩害か、
のろのろ台風9号の影響か、
森の木々が折れたり枯れたりと
スッカスカ!
鬱蒼とした森感がずいぶん薄れてしまっていました
佐敷森。
屋比久之子と平田之子のお墓に続く道も、
完全に塞がれてしまっていました。
(反対方向からたどり着けはするんですけどね…)
あ~あ…
倒れた木々の下をくぐって進みます。
たどり着いた尚巴志のお墓はもちろん無事ではありましたが、
(トップ写真)
頭上に広がる巨大ながじゅまるの樹がスカスカになっていて
ちょっと印象が変わったような感じでした。
ちなみに以前(2010年3月)はこんな感じ。(もっと見たい方は、たとえばこんな過去記事をどうぞ)
木々がスカスカになった分、
たくさん光が入ってくるのはいいけど、
俗世間とを隔てていた境目が途切れてしまったようで…。
(すぐ近くのゴーパチを通る車やバイクの音が前より耳につくと感じるのはワタシだけ?)
ちょっと神秘的な雰囲気が薄れてしまったような…。
ちなみに。
↑これ、現代版組踊の尚巴志の舞台では
この石碑が尚巴志のお墓に見立てられて登場しますが、
これは尚巴志の墓石ではないですよ。
書かれている文字をよく読めば分かるのですが、
尚巴志のお墓まで、北に(?)あと64間
っていう案内板なんです。
さて、尚巴志のお墓を後にして、
次に向かったのは鬼大城こと、大城賢雄のお墓。
これはさすがに、
あらぁ~…ガックリ…。
覆うように伸びていた木々の枝も
こんなにボロボロのスカスカ
一番「ぅえっ!?」ってなったのは、
知花グスクふもとの74号線(329じゃないほう)から、
なんとこの賢雄のお墓が丸見え状態になっていたこと。
車で通りながら、
「えっ!?まさか!?」と思っていたら、
やっぱりこんな状態でした。
いやーん
眼下丸見え。
本当は、こんな森の中だったのに…。
でも今なら、74号線から賢雄のお墓、見事に丸見えなので
これから散策したい人には分かりやすいかと。
阿麻和利のお墓もスカスカ感あったけど、
こっちは「森」じゃないぶん、
ギャップも最小限ですんだ感じでした。
今回は勝連グスクには寄れなかったので
(代わりに屋良グスクと喜屋武グスク行ってきた!近いうちに記事にします)
あの塩害の時から、どれくらい緑は回復したのかな…。
遠目で見た感じだと、
以前見たスカスカ感よりはだいぶ回復したのかな~?
という感じはしたのですが…。
またそのうち確認しに行かなきゃ。
歴史ブログ 琉球・沖縄史
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