がじゅまるの樹の下で。

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テンペスト行脚~首里城/空中回廊~

2011年09月20日 | ・『テンペスト』行脚

ドラマ、テンペストは終わりましたが、

ドラマで初めてテンペストを知った人が、
原作も読んでみようかな♪と思ってくれるといいな

というわけで、

テンペストの世界を実際の現場写真と引用で紹介する
テンペスト行脚シリーズ、まだまだ続きます。

首里城へはもう半年も行っていないのですが、
それまでに撮り溜めておいたテンペスト行脚用の首里城(とその付近)の写真とネタは
まだまだたくさんあるんです。
(ただしトピック、すごいマニアックですけど(笑))

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■首里城/空中回廊■


翌日、正殿の2階から黄金御殿と呼ばれる
王の居住へと通じる空中回廊の前に、寧温は立っていた。

この空中回廊には鈴がつけられている。

この鈴を鳴らすと女官が現れて伝言を申し付けることができる。

寧温を案内するかのように
一匹のオオゴマダラがゆらゆらと飛んでいく。


「テンペスト(上) 118-」より (池上永一著/角川書店)

 

残念ながら御内原エリアはまだ整備中なので、
この空中回廊も今はまだ通じていません。

女官呼び出しの鈴がつけられていていたであろう、空中回廊の入り口が、
正殿二階にあがってすぐ右手のこの空間です。

写真では仕切られた扉の隙間から漏れる光がなかなかいい味わい出てますが、
その先は寧温君にとってはまさに未知の世界。

そして恐ろしい(!?)女の裏の世界への入り口だったわけです(笑)

 

 

ちなみに、現在、そのわずかな隙間から覗くと、
御内原の施設、二階御殿が見えます。

そして黄金御殿があったであろう場所にブルーシートです。

(※下の2枚の写真は去年7月撮影です。今はどうなってるかな。御内原エリア…)

 

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コメント (2)
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