がじゅまるの樹の下で。

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琉球戦国列伝、爆笑書評と裏話

2012年04月18日 | ・琉球史散策/第一尚氏


「琉球戦国列伝」、色々な感想を方々でお見かけしています。
概ね好評なようでうれしいです

ありがとうございます

 

さて、先日『蔡温の言葉』という本の著者である佐藤亮さんが、
「琉球戦国列伝」を含む上里さんのここ数カ月の新刊4冊を
一気に書評しているブログ記事を拝読しました。

その中の「琉球戦国列伝」の書評、
ものすっごいツボりました(笑)

「萌えキャラは歴史マニアへの王道」
「ベギラマ」
「ビックリマンシール」
そして
「グスカースタイルへのツッコミ」

うん、さすがよくわかっていらっしゃる!!
って感じです(笑)

特にビックリマンシールのくだりは、読むたびに笑ってしまいます。
引き合いに出したキャラが痛快(笑)
サイコーです。

他の上里さんの著書、
「琉球という国があった」
「琉球古道 歴史と神話の島・沖縄」
「海の王国・琉球」
それぞれの書評も分かりやすくて参考になりますよ!
(ワタシはまだ「琉球という国があった」の紹介分書けてない…

記事はこちらからどうぞ↓

上里隆史氏が4冊も本を書いたから紹介するよっ( ・ω・)ノ
(“蔡温時代”の探訪ノート)


それにしてもこの4冊、見事に出版社はもとより
作風も読者層も違うのがオモシロイ。
それが一挙に2012年の上半期に発売されたという不思議(笑)

 6月発売予定の『琉球王朝のすべてがわかる本(仮題)』も楽しみです

 

 

さて、ついでに「琉球戦国列伝」制作裏話をひとつ。

ある意味色んな反響のあった「グスカースタイル」のページですが、
これはもともとあった企画ではなく、
急遽追加された予定外のページでした。

では、なぜあのページができたかと言うと、

ある日、某琉球史研究者さんと前ショクバの琉球史散策副隊長も交えて
4人で話をしていたときの、

その場のノリです。

最初冗談かと思ったら、
ホントにページとして掲載されてしまったの図(笑)

上里さんからグスカ―用のビジュアル資料と文章送られてきたときは
ワタシが1番ぶっ飛びましたからね(笑)

ちなみにあのページのキャラは、
ワタシでもなく、上里さんでもありません。

その場にいた、ワタシと上里さんとは別の、もう2人が一応モデルです。
(似てないけど。雰囲気だけ…

女子のほうは護佐丸の子孫なんで絵に護佐丸の家紋が隠れてるんですよ♪
(気付いた人いるかな~?)

男子のほうはホントは「北斗の拳」みたいに渋く描きたかったんですが
悪ノリは文章に任せて絵は普通にしておきました(笑)

最初、警棒ではなくて「ナタ」を持たせる予定でしたが、
「これって銃刀法違反では?」ということで変更になったのでした

 


トップに、ちびアカハチ載せたのでおまけにもう一つ。

アカハチのページに解説が載ってますがアカハチのピアスは
当時先島地域の人たちの風貌を書いている朝鮮王朝実録の記録に基づいています。

「其の俗、耳を穿ち、貫くに青小玉を以ってし、垂るること、2・3寸ばかりなり」

この「2・3寸」にもこだわって、
長さ約10センチくらいのジャラジャラ系ピアスになるようにデザインしました。
「青小玉(ビーズ)」もちゃんと入ってますよ♪(↑のちびキャラでは赤ですが…)

なので同じ先島の偉人、サンアイ・イソバさんもジャラジャラ系ピアスしてます。
こちらはアカハチよりも太く大きめにしてみました。
素材は「貝」の設定です。
そしてこっちも青小玉つきです。

 

   
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