舞台レビュー、もういっちょ。
夕方からは今帰仁村で行われた「ナスクゆんたくフェス」にて
現代版組踊てぃんぬむい~星結踊~による
オリジナル脚本での公演。
(タイトルなんだろう?)
40分くらいだったかな?
物語のテーマは「生きる」だと感じました。
沖縄に来た、心に傷を負った女の子ノゾミ。
ニライカナイの祭に参加し、
‘想い人’に会えるというニライカナイの奇跡を体験する。
「どうして私を一人にしたの?」
「私も一緒に連れて行って」
生きることに希望を失った彼女の悲痛な心の叫び。
津波とか、被災地とか、そういう直接的なことは出てきませんでしたが
物語に込められたメッセージが心にしみました。
見ている人それぞれが、
舞台を通してそれぞれの‘想い人’を想い描き、
舞台で語られたセリフに何かしらを感じたんじゃないかな、と思いました。
ワタシはまだ本当の意味での「決別」を体験したことがないのだけど、
体験したことのある人ならきっとより深く心に訴えるものがあっただろうな…
と想像しました。
現代版組踊特有の演舞も満載でした。
国頭サバクイ、マミドーマ、レキオスにダイナミック琉球、
別々のチームが演じるこれらの演舞を1日に一度で見れて
ちょっと贅沢な気分でした(笑)
冒頭の新演舞もかっこよかったです!
てぃんぬむい~星結踊~オリジナル演舞!?
(どなたのなんて曲でしょう?)
個人的には男性アンサンブルの
新メンバー(!?)さんたちが気になりました。
男衆が加わるとやはり頼もしいですね!
クライマックスのダイナミック琉球では急に雨が!Σ(゜д゜;)
でもそんな雨の中のダイナミック琉球は
「雨に負けるまい」「困難に負けるまい」
と言っているようにも思えてより一層力強く見えました。
雨を避けてそこを立ち去るのもはばかれて、
ワタシも雨の中最後まで見させてもらいました
(カメラはさすがにガードしたけど(笑))
公演中も風がかなり強くて寒かったのですが
…風邪引かなくてよかった(^^;
メンバーのみなさんは大丈夫だったでしょうか?
昼に見た尚巴志もそうだったけど、
今回のこのてぃんぬむい~星結踊~公演も
場が既にあってやったものではなく
自分たち行動して、自分たちで“場を作った”舞台なんですよね。
(【追記】ごめんなさい、誤解を生む表現があったので書き変えました(>_<;))
技術とか設備とかそういう面では思うように行かない部分もあったかもしれないけど
でも自分たちで立ちあげた分、「想い」の部分では負けてない!
より強いのだ、ということを感じた2012年10月7日の舞台でした
*おまけ*
もう一人の演者、ナルミちゃん。
キャピキャピハイテンションキャラでかわいかったです(*^m^*)
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愛~カナサ~は残念ながら見逃してしまいました;
(4時台だったのは不覚(ノ_`))