がじゅまるの樹の下で。

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チフィジン

2012年10月28日 | ・琉球史散策/第二尚氏

来年の3月に東京と沖縄で公開予定の新作組踊
「聞得大君誕生」

人間国宝の坂東玉三郎さんが主演、
作者が作家の大城立裕さんということもあって
話題性抜群です

初代聞得大君、月清(金丸とオギヤカの娘で尚真の妹)のお話のようですよ。

ユタとの勢力争いや
身分違いの恋とかあるみたいです。
(ノロとユタの違いについてはこちら

おもしろそうですね

 

ところでこの『聞得大君誕生』のタイトル、

読み方は『チフィジンたんじょう』のようです。

チフィジン、聞得大君の方言読みです。

一時期このブログでもちょっと盛り上がった
聞得大君の読み方。

「きこえおおきみ」 「きこえおおぎみ」

 

ワタシが見聞きするのは「きこえおおきみ」が多い気がしますが

県立博物館とかのルビは「きこえおおぎみ」でした。

でも昔の本とか読んでると「チフィジン」も見かけるんだな。

 

時代によって一般的な読み方(表記)も変化してるってことなのかな。

写真は中山門のそばにある「琉染」に展示されている
聞得大君の簪と、
背中に垂れ下げる装飾品の玉ハベル。

刺繍じゃなくてビーズ細工なのが分かります。

 

聞得大君と言えば、
2週間前に行われた南城市祭りで
「お新下り」(※聞得大君即位の儀式)が再現されましたね。
ココから動画も見れます)

見たかったな~。

来年もあれば行こうっと。

 


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コメント (4)
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