がじゅまるの樹の下で。

*琉球歴女による、琉球の歴史文化を楽しむブログ*

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中山・北山・南山、なう。

2012年10月21日 | ・琉球史散策/グスク時代

むかーしむかし、琉球が1429年に統一される前、

沖縄本島は

「中山(ちゅうざん)」
「北山(ほくざん)」
「南山(なんざん)」

の3つにわかれておりました。
(図はこちらをどうぞ「目からウロコの琉球・沖縄史」)

 

で、今現在、この「南山」「中山」「北山」という名は
地名としては残っているのか!?

 

まず、「中山」

あります。

 

しかし呼び方は「なかやま」

しかも、これがあるの、
北山エリア(名護市)と南山エリア(南城市)。

よりによって、中山エリアにはないようだ。

うん。色々と、惜しい。

 

 

次は「北山」

これは地名としては残っていませんが
固有名詞として結構使われています。

例えば、北山高校(ほくざんこうこう)とか。
最近人気上昇中の北山高校。

ちゃんと、北山の首都・今帰仁村にある高校です。

 

 

最後に「南山」

これも地名はないけど、北山と一緒で固有名詞として使われています。

糸満市にある、南山病院(なんざんびょういん)とか。

 

ん。大丈夫。

産婦人科はないから。

 

 

その点、中山(ちゅうざん)は固有名詞でも見たことないな…。


 

思えば「なんざんびょういん」を最初に見たのは高校生の時の
長距離ウォーキングの時だったなぁ。
看板を見て「病院なのになんざんって(゜∀゜;)」ってツッコんだのを覚えてます。

写真は南山のはしっこ、喜屋武岬。


 


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コメント (2)
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