むかーしむかし、琉球が1429年に統一される前、
沖縄本島は
「中山(ちゅうざん)」
「北山(ほくざん)」
「南山(なんざん)」
の3つにわかれておりました。
(図はこちらをどうぞ「目からウロコの琉球・沖縄史」)
で、今現在、この「南山」「中山」「北山」という名は
地名としては残っているのか!?
まず、「中山」
あります。
しかし呼び方は「なかやま」
しかも、これがあるの、
北山エリア(名護市)と南山エリア(南城市)。
よりによって、中山エリアにはないようだ。
うん。色々と、惜しい。
次は「北山」
これは地名としては残っていませんが
固有名詞として結構使われています。
例えば、北山高校(ほくざんこうこう)とか。
最近人気上昇中の北山高校。
ちゃんと、北山の首都・今帰仁村にある高校です。
最後に「南山」
これも地名はないけど、北山と一緒で固有名詞として使われています。
糸満市にある、南山病院(なんざんびょういん)とか。
ん。大丈夫。
産婦人科はないから。
その点、中山(ちゅうざん)は固有名詞でも見たことないな…。
思えば「なんざんびょういん」を最初に見たのは高校生の時の
長距離ウォーキングの時だったなぁ。
看板を見て「病院なのになんざんって(゜∀゜;)」ってツッコんだのを覚えてます。
写真は南山のはしっこ、喜屋武岬。