パッション120%

さあさあさあ!!
今日も全開で・・・
パッショネイトにイカねーと♪♪

父との会話

2008-12-12 01:02:21 | 北海道・置戸
通話時間は3分ほど
会話の中でも妙な間がある
なんだかよそよそしい

父に電話をかけるきっかけは
姉の所に、北海道の野菜やらお菓子やらが送られてきて
おすそ分けをもらったそのお礼の電話

電話をする前に姉にありがとうメールを送ったのだが
「ありがとうを言う相手が間違っているよ!」
と、一蹴されてしまった
(そりゃあそうだけどね…)

何ヶ月ぶりに父の声を聞いただろうか
変わらない声で、最初はちょっと無愛想な感じで
ありがとうを言っても
「おまえももらったのか?」と肩透かしな返答

実家の状態を聞くと
「稼ぐ為には、人一倍努力して知恵を絞らなきゃならないんだ…」
ちょっと元気のない声で言った…
不況は、酪農業も例外ではない
飼料の高騰、牛乳の生産調整
機械を使う為の、燃料高
辛い現状を挙げていけば、たくさんあるだろう…

「稼ぐ為には…」この言葉を聴いた電話の後も心に響いていた
北海道⇒のどかでゆったり⇒競争なんてあまりない
東京 ⇒忙しない人々 ⇒周りは比較と競争の嵐
そんなパブリックイメージだろうが

父との会話で、上に当てはめると
「僕が北海度」「父が東京」そんな現状だろうと感じた
要は
僕は、ぬるま湯に浸かっているわけだ
まあ、ほどほどの頑張り
人一倍の努力なんて、最近した記憶は無い…

かなりいい言葉をもらった
自分を省みることのできた貴重な時を父はくれた


最後に交わした「おやすみ」の声は少し優しい声だった
父の、はにかんだ笑顔が心に浮かんだ
置戸の、実家のにおいを嗅ぎたくなった