通話時間は3分ほど
会話の中でも妙な間がある
なんだかよそよそしい
父に電話をかけるきっかけは
姉の所に、北海道の野菜やらお菓子やらが送られてきて
おすそ分けをもらったそのお礼の電話
電話をする前に姉にありがとうメールを送ったのだが
「ありがとうを言う相手が間違っているよ!」
と、一蹴されてしまった
(そりゃあそうだけどね…)
何ヶ月ぶりに父の声を聞いただろうか
変わらない声で、最初はちょっと無愛想な感じで
ありがとうを言っても
「おまえももらったのか?」と肩透かしな返答
実家の状態を聞くと
「稼ぐ為には、人一倍努力して知恵を絞らなきゃならないんだ…」
ちょっと元気のない声で言った…
不況は、酪農業も例外ではない
飼料の高騰、牛乳の生産調整
機械を使う為の、燃料高
辛い現状を挙げていけば、たくさんあるだろう…
「稼ぐ為には…」この言葉を聴いた電話の後も心に響いていた
北海道⇒のどかでゆったり⇒競争なんてあまりない
東京 ⇒忙しない人々 ⇒周りは比較と競争の嵐
そんなパブリックイメージだろうが
父との会話で、上に当てはめると
「僕が北海度」「父が東京」そんな現状だろうと感じた
要は
僕は、ぬるま湯に浸かっているわけだ
まあ、ほどほどの頑張り
人一倍の努力なんて、最近した記憶は無い…
かなりいい言葉をもらった
自分を省みることのできた貴重な時を父はくれた
最後に交わした「おやすみ」の声は少し優しい声だった
父の、はにかんだ笑顔が心に浮かんだ
置戸の、実家のにおいを嗅ぎたくなった
会話の中でも妙な間がある
なんだかよそよそしい
父に電話をかけるきっかけは
姉の所に、北海道の野菜やらお菓子やらが送られてきて
おすそ分けをもらったそのお礼の電話
電話をする前に姉にありがとうメールを送ったのだが
「ありがとうを言う相手が間違っているよ!」
と、一蹴されてしまった
(そりゃあそうだけどね…)
何ヶ月ぶりに父の声を聞いただろうか
変わらない声で、最初はちょっと無愛想な感じで
ありがとうを言っても
「おまえももらったのか?」と肩透かしな返答
実家の状態を聞くと
「稼ぐ為には、人一倍努力して知恵を絞らなきゃならないんだ…」
ちょっと元気のない声で言った…
不況は、酪農業も例外ではない
飼料の高騰、牛乳の生産調整
機械を使う為の、燃料高
辛い現状を挙げていけば、たくさんあるだろう…
「稼ぐ為には…」この言葉を聴いた電話の後も心に響いていた
北海道⇒のどかでゆったり⇒競争なんてあまりない
東京 ⇒忙しない人々 ⇒周りは比較と競争の嵐
そんなパブリックイメージだろうが
父との会話で、上に当てはめると
「僕が北海度」「父が東京」そんな現状だろうと感じた
要は
僕は、ぬるま湯に浸かっているわけだ
まあ、ほどほどの頑張り
人一倍の努力なんて、最近した記憶は無い…
かなりいい言葉をもらった
自分を省みることのできた貴重な時を父はくれた
最後に交わした「おやすみ」の声は少し優しい声だった
父の、はにかんだ笑顔が心に浮かんだ
置戸の、実家のにおいを嗅ぎたくなった