仙台ラーメン最強伝説

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なべらーめん たぬき亭(青森県弘前市)

2007年10月07日 | 青森県

K3100250 先日、学生時代からの知人に会いに弘前へ行きまして、AM1時にやっているラーメン屋へということで「なべらーめん たぬき亭」で食してきました。「なべらーめん」と聞くと学生時代にインスタントラーメンを鍋のまま食べた光景を思い出してしまうのですが(笑)  まぁそんなバカ話をしながら暖簾をくぐると、さすが学生の街でこんな深夜でもまだまだたむろしている大学生らしき若者が結構いました。若いな~(^^;


味噌がオススメのお店とのことで「みそチャーシュー」830円(写真上)を注文。程なく運ばれてきたオーダー品を見て納得。ドンブリではなく鉄鍋でラーメンが出されるワケですね。なるほど熱々で冷めにくい鉄器はラーメンにピッタリで、風情もありますし見た目も良いですね。


運ばれてきた時から味噌のとても良い香りがしています。早速スープを一口すすりますと、ベースは豚骨と鶏ガラの合わせで、鰹節ダシが濃厚に効いています。味噌はブレンドでピリ辛みそ仕立てですね。ニンニクと生姜が強めに効かせてありスパイシー風味で、それに負けないくらい塩味も強めです。味噌の香りとダシと塩分が孤高の高さでバランスされており、こってり系の極みとも言える味わいになっています。


こういう俄然強めの味付けのものを食すると「弘前に来たぞ」と言う気分になりますね(^^; (# 単にスープが煮詰まっただけかもしれませんが)そういえばカレーに醤油を入れる人を初めて見て驚いたのも弘前でしたっけ(^^; 味が濃いものを食する津軽の文化を思い出します。


トッピングはチャーシュー、メンマ、青ネギ刻み、コーン、白ゴマ。そして白菜、モヤシ、メンマがラードで香ばしく炒めてありボリューム感もなかなかです。チャーシューはとろとろの柔らかさで厚みもあり美味。麺は自家製麺とのことで、中太麺でモチモチしたコシのあるもので味自体もノーブルなもの。ノビにくい多加水麺を採用することで鉄鍋とのマッチングも考えられているわけですね。


連れは「ゴマみそ味玉」700円(写真下)を注文。スープを一口頂きますとスープベースは共通のようで、ゴマの香ばしさと甘みが鰹節ダシや塩味のエッジをまろやかに押さえ込んでおり、より食べやすいスープに仕上がっています。味玉も味付けがしっかりしているとのことでした。


身体も温まりますし長旅で疲れた身体に染み渡るような美味しいスープと思います。前情報も無く入ったお店でしたが”当たり”でしたね。また来たいと思います。ごちそうさまでした。


K3100249 (07/09/22)
なべらーめん たぬき亭/青森県弘前市大字外崎4丁目6-36


弘前にて:
その後、友達と別れてから車中で仮眠をとり、翌朝5時に「つがる温泉」にて入浴。弘前・黒石近辺には「境関温泉」「健康温泉桃太郎」など早朝から営業している共同浴場が沢山ありましてツーリング・ドライブ旅行時は重宝します。300~400円程度とリーズナブルでありながら「かけ流し」という贅沢さは温泉地ならではですね。


ゆったりと朝風呂を満喫した後は、快晴の岩木山を眺めながらアップルロードを流して県道3号(弘前鰺ヶ沢線)にのりますと、この時期は「嶽きみ(トウモロコシ)」の収穫真っ盛り。街道沿いに立ち並ぶ臨時販売店で車を止めて、茹でたてを1本がぶりつきます。


「味来(みらい)」「ゆめのコーン」「恵味(めぐみ)」などの元々甘みの強いスイートコーン品種を、岩木山南麓の標高450m「嶽高原」の稀有な地形で育てることにより更に強い甘みを蓄えることができ、その糖度は20度にも届くとのこと。この朝採り茹でたての「嶽きみ」を食することが出来るのも旅行の醍醐味ですね。


お昼は弘前末広にある「市場寿し」で回転寿司をたらふく頂きます。弘前は実は回転寿司も名物でして、鯵ヶ沢(日本海)と青森(太平洋)の両方に近い地の利を生かした新鮮な海の幸を、庶民的な回転寿司レベルで”低価格で”堪能できるのが嬉しいですね。


桜の季節の弘前も良いですがとことん味わいつくしたいなら9月の弘前ですね。オススメします(^^

コメント
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