”立つアザラシ”ジョーに会いたくて、数年前に新潟県上越市にある「水族博物館」に行ったことが有りました。
…だからジョーなのかと思ってましたが本当は上越市の”上(じょう)”が名前の由来だらしい。
やベー可愛い。
階段に寄りかかってるジョー
…基本的にいつもどこかに寄りかかって過ごしてる気がする(笑)
実はこの半年後に彼は死去してしまったのですが、人間でいうところ100歳くらいのお年寄りだったらしい。
上越市立水族博物館の「立つアザラシ」として有名な「ジョー」が死亡 / icoro
怠けてたのではなくて年寄りで目が見えなくて怪我しないように立っていたのだと後から真実を聞いて納得。怠け者だなんて思って申し訳なかったな…。
そういえばウーパールーパーがやたらじっとしてて動かなかったけどきっと彼にも何か動けない理由が有ったのだろうか。
水族館楽しいすね。
さて上越で訪れたのは「らあめん花果山(かかざん)」
花果山とは孫悟空が誕生した山の名前だそうで、店主がネーミングに込めた願いがメニュー表に書かれておりました。
「背脂ラーメン・醤油」750円(写真上)
醤油と塩から醤油を選択。ガラ味あっさりめで豚脂の甘さが旨味のベース。甘めスープに細かく刻まれたネギが薬味を添えます。
醤油ダレは配合控えめで風味を漂わせます。見た目は燕三条系に似てましたが風味は一寸違っていてより動物系が強いスープバランス。
麺は中加水ストレート中細麺。チャーシューは厚めのカット。肉味十分で美味しい。
「ラーメン・醤油」680円
ガラベースは共通か。油量はほどほど強めですが背脂が乗らない分醤油ダレの旨味の輪郭が見えてきてます。
煮干しと昆布の魚介系がぎゅっと効いていて醤油ダレもコクとミネラルの旨味を含むものを使用。
刻みネギが薬味を添えるのも共通。ネギの量が「背脂ラーメン」より減らしてありますが、それでも薬味がちょっと効き過ぎかな。こちらは青ネギでもよかったかも。
写真右はサイドメニュー「餅豚チャーシュー盛り」500円
二種類のチャーシューにネギとモヤシもトッピングされた一皿。チャーシュー絶品、美味しい。
「桜チップの燻製玉子(くん玉)」120円が名物だらしい。頼めば良かった。
いつか上越に行った際には再訪して「燻製玉子」をと思っておりましたが惜しくも15年9月に閉店されたらしい。うーんラーメン一期一会。
「花果山」の思い出はジョーと共に。ごちそうさまでした。
(10/06/18)
らあめん花果山/新潟県上越市中央1-13-18