仙台ラーメン最強伝説

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らーめん勝 燕三条店(新潟県燕市)

2016年08月03日 | 新潟県

日本海に沈む夕陽を眺めた後は、海岸沿いを走る国道402号線を南下して夜ラーメンを頂くため燕三条エリアへ向かいます。

途中新潟を代表する観光スポット「彌彦神社(弥彦神社)」を通過。

こちら「万葉集」にも歌われる由緒ある古社ですが今では縁結びのパワースポットなんだらしい。

ちなみに今まで「やひこ」神社だと思ってましたが正式には「いやひこ」神社と読むとの事。

 

ところで大鳥居がデカ過ぎません?(汗)

月光に照らされる朱色の大鳥居の神々しさに引き止められコンビニに車を停めてデジカメで写真をパシャリ。

暮れゆく空の濃紺色と鳥居の赤とのコントラストに見とれてしまいますね。威厳ある佇まいを見ている内に虚無の境地に近づいていくような気分。

心が空っぽになっていくような気がします。

 

 

燕三条エリアに到着した頃にはすっかり夜になってしまいました。いつしかお腹も空っぽに。

夜中でも燕三条系が食べられる店を探して見つけたのがこちら「らーめん勝(まさる)燕三条店

こちら夜中の25時までやってるらしい。店の看板に秋田八幡平ポーク、北海道産小麦、淡路産玉ねぎ利用と食材の拘りが謳われていて期待が高まります。

 

基本メニュー「ラーメン」680円

背脂チャッチャのスープに刻みタマネギが乗っかる見た目はまさに燕三条系スタイル。やや小さめのドンブリに美味しさの要素がぎっしりと詰まっています。

早速のスープですが、背脂の甘さに煮干しの出汁がしっかりと合わせられてなかなか雰囲気のあるスープ仕上がり。

背脂は細かめ。磯海苔ONな見た目から潤系?と想像しましたが(後で調べたらやはり店長が潤出身だらしい)醤油ダレが濃口醤油主体のようで潤系とはスープが一寸違いますね。より地元老舗の燕三条系に近い醤油の雰囲気が感じられます。

 

合わせられる麺は角切りの太麺でモッチモチな食感。こちら”うどん”に近い食感自体は悪くないのですが、カットが少し綺麗すぎるのが気にかかりました。画一均等過ぎて食感が単調気味かな。

杭州飯店のようなダイナミックな平打ち麺とまではいかなくとも何かもう少し食感に変化が欲しい気分。

手揉みでも機械でもいいので少し縮れを入れた方がより温かみが出ると思われます。

 

チャーシューは柔らかめバラ肉ロールが2枚。メンマはコリコリ食感の楽しい極太で迫力あり。

磯海苔がちょっと変わっていて少し甘めの海苔の佃煮のようでもあり「江戸むらさき」?のような味わいっぽかったり。この「幼なじみ」?が煮干し主体の魚介系スープに一味、磯の香りを加えてくれてます。

柚子が隠し味でスープ中に潜んでました。新しいなあ。

四の五の言いながら結局スープまでしっかりと完食。旨いです。

 

燕三条エリアに根付く醤油の風味を生かしながら時代に合わせてスタイリッシュに整えられた新しい燕三条系の一杯。

22時を過ぎても学生や仕事帰りの若い客で賑わいがあり一寸居酒屋っぽく使われている模様で地元に支持されてますね。駅前エリアなのに駐車場も有りますし25時まで営業しているってのも良い。飲みの後に燕三条系ラーメンを頂くのって何気に贅沢すね。今晩車中泊じゃなければ飲みたかったなあ(^^

(16/06/17)
らーめん勝 燕三条店/新潟県燕市井土巻3-96

コメント
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