仙台ラーメン最強伝説

日々最強を更新♪

ラーメンマン(拉麺男)(宮崎県宮崎市)

2021年03月09日 | 日本全域

新型コロナ感染拡大を鑑みましてしばらくは過去の旅行記事をアップして参ります(という名目で遅アップ分の記事化を敢行しています)

 

今回は2019年末に恒例のラーメン遠征旅行に行った時の話から(6回目)

前回の続き)鹿児島県枕崎市にて海の恵みを頂いた後は食後のスイーツを頂きたい。

いったん鹿児島市内に戻りまして繁華街を歩き「かごしま黒豚 そばつゆ巧房」に行ってみます。こちらはお出汁の専門店との事で世の中にはいろんな店がありますなぁ。

名物「出汁ソフトクリーム」は鰹節とほんのり醤油で味付けされた味わい。魚介を使っていますがもちろん生臭さ等は一切なく、少しキャラメルに似た風味が感じられてバニラの甘さが一層引き立っているような美味しさあり。

一番だしをドリンクで頂けるコーナーも有ってこちら「鰹一番だし」もまた絶品。鰹節で取られた出汁との事ですが、円やかでカドのないそれでいて押し出しの強い万人にわかりやすい旨味がありますね。これだけでご飯食べられそうです。日本の出汁文化の神髄が110円で頂けるのは面白いですね。

 

さてそろそろ夕方17時。観光とグルメで鹿児島を満喫させて頂きましたがそろそろ次の目的地に向かいたい。雨雲を被った桜島に別れを告げて車を走らせます。

霧島市を経由して宮崎県方面に向かい宮崎市入りしたのが夜20時過ぎ。今日はここで宿泊(車中泊)と致します。ラーメン遠征旅行も5日目。最後に平らな床に横になれたのは浜松市で立ち寄ったスーパー銭湯「らくスパ浜松」以来、そろそろ布団が恋しくなってきました(笑)

 

それはさておき、せっかく宮崎に来たのですからラーメンを頂きたい。夜やっている店を探して今回「ラーメンマン(拉麺男)」に行ってみます。食べログ等でも人気が高いお店のようです。

朝ラーもやってる模様。朝ラーも豚骨ラーメンなのかな?480円は安いなー。明朝も食べてみたいけどまずは夜食べてみよう。

宮崎ですからやっぱり豚骨ラーメンを食べておきたいところですがメニューを見るとあっさりとんこつ、とんこつ、こってりとんこつと3種類も有って、しかも超こってり(背脂入り)まで出来るらしい。何を食べていいかわからん(笑)

とりあえず一番ベーシックっぽいこちらをオーダーです。

トンコツ」790円

宮崎県産豚骨を丁寧に下処理し大釜でコツコツ長時間強火で炊き上げたトンコツスープの王道を行くラーメンとの事でベースは野趣味あふれる豚骨ガラがクセなく丁寧に取られており油脂分もやや強め。

インパクトある動物系はさすが豚骨の本場を思わせるスープ印象ですね。

そして創業以来スープを継ぎ足した呼び戻し技法で作る全国屈指の濃厚スープはラード、背脂を使用していないそうで確かに濃厚でとろみを持たせたスープになっています。

ただ不思議と飲みやすさがあるのはその背脂を足していない点とキャベツ、ネギなど野菜がたっぷり乗せられているからかもしれないですね。辛みそがちょこっと添えられているのも飽きさせない工夫が感じられて好感です。

チャーシューは小ぶりの豚バラ肉ロールが数枚。麺は加水率中~低のストレート細麺が合わせられます。麺量が体感150~180グラム程度あって博多のように100グラム程度という替え玉前提の少なさではないですね。麺と野菜でトータル一杯の食べ応えも十分。

卓上には紅ショウガと激辛高菜などがサービスで置かれておりました。高菜入れると全く別の味になりますので最後の方に少し入れてみたりして。スープまでしっかりと完食です。旨し。

 

さて「ラーメンマン(拉麺男)」ですが豚骨のみならず出汁の昆布や煮干し、野菜まで宮崎県内産のものを使用されているとの事で各所にこだわりを感じさせる一杯。次また来られたら「こってりトンコツ」を食べてみよう。

(19/12/25)
ラーメンマン(拉麺男)/宮崎県宮崎市村角町坪平1221-1

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だいとく(鹿児島県枕崎市)

2021年03月06日 | 日本全域

新型コロナ感染拡大を鑑みましてしばらくは過去の旅行記事をアップして参ります(という名目で遅アップ分の記事化を敢行しています)

今回は2019年末に恒例のラーメン遠征旅行に行った時の話から(5回目)

 

前回の続き)クリスマススイーツを堪能した後はそろそろ今夜の宿を探したい。と言っても車中泊する場所を探すだけですが。

近くの道の駅をナビアプリで探してみたところ「道の駅 桜島 火の島めぐみ館」がここから距離6㎞なのに移動時間2時間弱と出てビックリ。何事!?と思ったら鹿児島市と桜島の特殊な位置関係のせいだと判明。フェリーを使わず桜島へ行くには湾をぐるっと遠回りしなくちゃいけないらしい。まぁでも桜島を間近で見てみたいし行ってみよう。

途中日帰り温泉施設の「花野温泉たぬき湯」に立ち寄ってひとっ風呂浴びていきます。

こちらエメラルドグリーンの源泉かけ流しで420円という破格の低料金が有り難い。そしてなんか券売機が家系直系っぽい感じですね(笑)思わず味玉探してしまいそうです。

そしてたぬき湯ということであちこちに狸の飾り物がありました。昭和の雰囲気漂うロビーと言い味わい深い温泉でいいですね。のんびり出来ました。

 

さてお風呂を出てからはのんびり下道を進んで「道の駅 桜島 火の島めぐみ館」に到着しましたが残念ながらトイレが夜間施錠されており24時間開放はされていない模様。うーんこれでは車中泊は無理か。

幸いフェリー乗り場の近くにコンビニが2軒あったので買い物をしつつ駐車場の端っこに停めさせて頂きます。

ちなみに鹿児島のコンビニのお酒コーナーって主役が焼酎なんですね。日本酒なんて隅っこにちょこっと置いてあるだけで焼酎の品ぞろえが素晴らしいです。早速いくつか購入して今宵のドリンクとさせて頂きます。

さて翌朝起床後はフェリー乗り場でコンビニコーヒーを飲みながら一休み。頻繁に行き来する船をぼんやり眺めてるだけでも結構楽しい。ちなみにこの辺桜島山頂から5キロ位しか離れていないってのが結構凄い。

フェリー乗り場からほど近い桜島自然恐竜公園にも行ってみましたが巨大な恐竜のモニュメントが置いてあり子供連れ向けな感じであまりする事もなく早々に退散。

あれ?また桜島から噴煙が上がっているみたいです。山頂と噴火口とは別の場所にあるようで急いで車を走らせて昨晩来た道を戻るようにもっと噴煙の見える場所の方に移動してみます。

おおー大迫力。噴煙が雲に溶けていってますね。TVと生で見るのとは全く違いますね。ちなみに桜島の噴火って少ないときは数か月無い時もあるようで二日間連続で見られたのはラッキーでした。

 

さていつまでも眺めていたい桜島でしたが鹿児島でもう一ヵ所行きたい場所がありまして急ぎ鹿児島市内へ戻りましてさらに南下。本州のほぼほぼ最南端の枕崎市に移動します。

枕崎と言えばカツオの名産地。隣の指宿市と合わせて国内7割の鰹節の生産量を誇るとの事でラヲタ的には鰹節の聖地巡礼として外せない場所なのでした。

今回はカツオを使ったラーメンを出す店があると聞いて「だいとく」に行ってみます。朝からコーヒーしか飲んでないからお腹ペコペコ。

枕崎で食べておくべき、カツオ料理3種+α!│観光・旅行ガイド - ぐるたび

ラーメンメニューを見てみますとカツオのラーメンと、枕崎市のもう一つの名物かごしま黒豚「鹿籠豚(かごぶた)」を使ったメニューの二本柱のようです。かつおラーメンは800円ですがせっかくなのでおすすめセットで注文です。

 

かつおラーメン かつおづくしセット」1,500円

ああこれは見た目もう絶対美味しいじゃん、と思った方、正解です。カツオのたたきとカツオのミニ漬け丼が付いてこの値段は正直安い。

早速のスープですが主として鰹の出汁が際立つようなバランス感。本枯節の香りが立っていて魚介系特有のクセや雑味はほぼ皆無で丁寧に取られたスープ印象。さらに動物系として豚骨を少量用いているようでお吸い物ではないきちんとラーメンスープとしての旨味を下支えしてくれています。

さらにトッピングとしてカツオの漬けと漬けの天ぷらが乗せられておりスペシャリティな魅力をプラス。ピンクのハートのナルトがチャーミング。こんなのあるんですね。

麺は昨日さぼんラーメンで頂いた麺に近いタイプで加水率中程度の細麺が合わせられます。鹿児島の主流の麺なのかな。

カツオのたたき」と「カツオのミニ漬け丼」も付いて食べ応え十分。こんなの豪華なセット品を街で食べたら数千円取られそうですね。

 

こちらは「かつお餃子」350円

鰹の具が詰まった餃子に本枯節を振りかけて羽根つきで仕立てられた一品。通常の肉餃子よりもヘルシーでいくらでも食べられそう。サイドメニューもカツオづくしで隙がありません。

 

枕崎船人めしスペシャル」900円

こちらは枕崎市のご当地グルメだそうで丼に鰹節の最高級品「本枯節」でとったダシスープをかけてお茶漬けのように頂く一杯。

食べ方のマニュアルを見ながらカツオ煎餅に鰹の胡麻マヨ和えをつけて頂いたり本枯節を追いガツオ的に投入したりちょっぴりジャンキーな味付けなのも面白い。

しかし本来高級食材の本枯節があちこちに使われ過ぎててインフレ起こしてますね(笑)いやなんの文句もありませんがw

 

有名人のサイン色紙が多数飾られてました。さすが人気店。

さて「だいとく」ですがやはり鰹は鮮度が命。産地ならではの新鮮で程度の良いカツオを使っている事がよくわかる素晴らしい一杯でした。とくに漬けカツオは絶品。鹿児島市から車で1時間強ですしわざわざ足を延ばしてでも食べにくる価値のある一杯に思います。

(19/12/25)
だいとく/鹿児島県枕崎市折口町17

還暦の鹿籠豚(かごぶた)と思ったらそっか今日クリスマスでしたっけ(笑)

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ざぼんラーメン 与次郎店(鹿児島県鹿児島市)

2021年03月04日 | 日本全域

新型コロナ感染拡大を鑑みましてしばらくは過去の旅行記事をアップして参ります(という名目で遅アップ分の記事化を敢行しています)

 

今回は2019年末に恒例のラーメン遠征旅行に行った時の話から(4回目)

前回の続き)仙台を出発してから3日目。岡山県で念願のレモンラーメンを頂いた後は車をさらに西進。夜のうちに距離を稼ぎたい。

ただ中国地方って意外と東西に長くて岡山から下関まで360km程度を下道だとGoogleナビで約8時間かかる計算。出来るだけ早めに九州入りして観光してみようと決断しここは高速道路に乗っちゃいます。時は金なりとなるか。

折々のPAで仮眠を取りつつ眠気と闘いながら下関にある壇ノ浦PAに着いたのが翌朝8時頃。ここからは関門橋が大きく見えてここを渡ると人生初の九州に行けるワクワク感に包まれます。豚骨ラーメンの聖地ですからね。楽しみです。

PAで少々買い物をし車で少し休憩を取っていたらそのまま気を失うように眠り込んで2時間ほど経過。気温が10度位で春のような陽気だったため気持ちよく寝てしまいました(笑)

時間がもったいないので早々に再出発。九州上陸後も高速をそのまま南下して北熊本SAで休憩を取ったのがお昼12時頃。

お土産品を物色して「メロンパンを超えちゃいました!」という「メロンパンヌ」と何かで全国第一位の「栗千里」を購入。道中のおやつといたします。ちなみに「栗千里」結構美味しかったので名前覚えておこう。

さらに九州を南下していくと鹿児島の桜島が見えてきました。噴煙が黙々と上がってます!これ見たかったやつ。大感動。はるばる来て良かった。

鹿児島で高速を降りたのが14時頃。約3日間でここまで約2,000キロ走った計算になります。我ながら軽自動車で結構頑張りました(^^

鹿児島市も市電が走ってるんですね。市電の有る街ってなんか景色が違います。そして市内から桜島を見たらもう噴煙は収まっていてさっき高速道路から見られたのは本当タイミングが良かったようです。

さて鹿児島と言ったら芋焼酎ですね。せっかくなので有名な「伊佐美」を一度飲んでみたい。こちら鹿児島でも入手困難なお酒だそうでおいそれとは売ってないらしい。

鹿児島の焼酎【伊佐美(いさみ)】元祖プレミアム焼酎として名高い芋焼酎|たのしいお酒.jp

取り合えず売っていそうな「鹿児島市維新ふるさと館」に行ってみましたら在庫を発見!

…が店員さんに聞いたところバラ売りはしてないそうです。6本買うのはキツイ。ここでは「佐多岬」という地元の芋焼酎を購入してみます(←こちらも美味しかった)

その後なんとか他の酒屋さんで「伊佐美」を単品購入することが出来ました。お店の名前は伏せますが売って頂けて有難うございました。

そして人気の洋菓子店「フランス菓子 一公」に立ち寄り「苺のモンブラン」と「和栗のモンブラン」を1個ずつ購入。今日12/24はクリスマスイブでしたので、気分だけメリークリスマス!

# さびしくなんかないぜ!(笑)

 

 

さて九州上陸一発目のラーメンは鹿児島市内でお昼に頂いたこちらから

昭和21年創業の老舗で鹿児島のソウルフードとも言われる「ざぼんラーメン 与次郎店」に行ってみます。

こちら伺ってみてビックリ。敷地内に店舗が3つ「ざぼんの茶屋」「麺処ざぼん」「ざぼんラーメン」有りましてどの店にも「ざぼんラーメン」の旗が立っているのです。

つまりどの店でも「ざぼんラーメン」が食べられるというどれだけ「ざぼんラーメン」が好きなんだよという、鹿児島民恐るべし(笑)

今回はラーメン専門店「ざぼんラーメン」に伺ってみます。メニューを見るとスープは豚骨の1種のみ。トッピングと炒飯、餃子を選ぶのみとなっています。さすが九州。

ラーメンの前に「刻みニンニク」と白い漬物が運ばれてきましたがこの漬物がかの有名な「桜島大根漬」なんだらしい。桜島大根って頂くの初めてかも。浅漬けな感じでポリポリといくらでも食べられちゃう美味しさあり。食べすぎ注意?

 

さぼんラーメン」850円

早速のスープですが豚骨ベースは濃厚ながらさらさらとした飲み口のスープ印象で油量はやや強め。コクの深さもありますね。

元ダレはやや甘めの調味でもとよりクセの少ない豚骨をさらに飲みやすく万人向けに仕立てられたような味わいに感じます。揚げネギが少量入り香ばしさをプラス。

鹿児島ラーメンの特徴としては野菜が多めに入ることだそうでキャベツ、モヤシ、キクラゲが乗っかります。チャーシューは豚バラ肉でトロトロ柔らかな食感のもの。

麺は博多の方の麺とは異なり加水率中程度の細い中華麺が合わせられます。麺量も体感150グラム程度はあって博多のように100グラム程度という替え玉前提の少なさではないですね。麺と野菜とでトータル一杯の食べ応えもしっかりあります。

構内食堂炒飯(スープ付)」570円
焼き餃子(6個)」300円

ってことで麺量少なめかと予想してサイドメニューをがっつり頼んでしまいましたが結構お腹きつい(笑)何とかスープまでしっかりと完食です。旨し。

# よゐこ濱口優氏のサイン色紙が飾られてました。TVのロケで来たのかな?

さて鹿児島のソウルフード「ざぼんラーメン」ですがまず戦後間もない昭和21年にこのような豚骨ラーメンが既に提供され始めていたという事実に驚かされますね。もっといろいろ食べてみたい。

(19/12/24)
ざぼんラーメン 与次郎店/鹿児島県鹿児島市与次郎1-6-20

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ラーメン太郎(岡山県岡山市)

2021年03月02日 | 日本全域

新型コロナ感染拡大を鑑みましてしばらくは過去の旅行記事をアップして参ります(という名目で遅アップ分の記事化を敢行しています)

 

今回は2019年末に恒例のラーメン遠征旅行に行った時の話から(3回目)

前回の続き)浜松市ではゆっくりお風呂につかりたい。昨年末の旅行時にも立ち寄った「RAKU SPA Cafe 浜松」に立ち寄ります。

こちら極楽湯の中でも全国に数店舗しかないスペシャル店舗で休憩所が充実しており居心地の良さがお気に入りです。夜遅くまでやってるのも有り難い。仙台というか東北にも作って欲しい。

らくスパカフェ浜松

お風呂で長旅の汗を流し、くつろぎルームでのんびりゴロゴロ。しっかり閉店ギリギリまで満喫させて頂きました。

 

さてお風呂でリフレッシュした後は浜松を出発して夜のうちに距離を稼いでおきたい。名古屋や京都辺りの一番混むエリアは高速を使って夜のうちに一気に通過してしまいましょう。

眠気と闘いながら「道の駅 京丹波 味夢の里」に朝8時頃に到着。少し遠回りだけど以前(クリックで2015年末の旅行記事へ)ここで買った鯖寿司がめちゃくちゃ美味しかったので立ち寄ってみます。朝だから道の駅は結構ガラガラ。

鯖寿司」の他に「丹後のばらずし」もゲット。この辺の鯖寿司って福井とか京丹後で獲れた鯖を使ってると思ってたら静岡で獲れた鯖が使われてるものも有ったりしてちょっと驚き。

さて朝ごはんを頂いた後はお昼まで仮眠を取ります。昨日伊東の道の駅で4時間位寝ただけなので結構眠気が限界です。仙台を出発してここまで約40時間で約1,000キロ走りましたが目的地はまだまだ先なのでゆっくりもしていられません。3時間位で起きてお昼前には味夢の里を出発。

 

ゆっくりしてられないと言いながら寄り道は頻繁にしてたりして。丹波篠山市にあります「手作りアイス和(なごみ)」に立ち寄りデザートをゲット。

甘いものも食べておかないと具合が悪くなります(←それヤバイやつ、笑)

さてひたすら西へ進みながら岡山市についたのが夜22時頃。こちらは市電が走ってるんですね。いいなぁ。

さて岡山市ではかねてより行きたいラーメン店がありまして、映えるラーメンとして有名なこちら「ラーメン太郎」に立ち寄ります。

お店の看板にもう書かれてますがこちらはレモンの輪切りを乗せたレモンラーメンが有名なお店でレモン好きとしては外せない一杯でございました。

仙台にも「中華そば 一休」(店名クリックで過去記事へ)でレモンラーメンやってますからそこら辺とも比較してみたい。

さて店内は結構年季が入っており街道沿いの古くからある食堂といった雰囲気です。カウンターの一部に店員さんがラーメンを出すゾーンがありまして”メンデルスゾーン”と書かれてましたが”麵が出る”老舗ギャグですか(笑)最高。

 

レモンラーメン」750円

早速のスープですがベースは豚骨ガラ味で程よい半濁色でさらさらとした飲み口のスープになってます。油量は強くなくこってりすぎないベース印象。

元ダレは塩ダレのようで昆布と節がさらりと効いていて味わいが割と強めなバランス。塩気もちょい強めで旨味がクッキリしてますね。そこにレモンの輪切りが乗せられてじわじわとスープの熱に溶け行くように柑橘系の酸味をプラスしていきます。

レモンと豚骨スープとのマッチングは良好で豚のクセをしっかりマスキングしていきスープの飲みやすさが抜群に向上していくようなイメージですね。美味しい。

麺は加水率中程度の細麺が合わせられます。

レモンを除けると豚バラのチャーシューが結構多めに乗っかっていてメンマ、ネギ、モヤシもしっかり入ってます。これで750円は正直安いな。

スープまでしっかりと完食です。旨し。

レモンを長く漬けていると皮から苦みが出てくるので適当なところで除けてくださいと案内があり取り皿を頂きましたが皮まで全部食べて皿を使わないのがレモン好きとしてのマナー。


さて「ラーメン太郎」の「レモンラーメン」ですが一休さんのレモンラーメンが基本鶏出汁なのに対しこちらは豚骨なのでやはりスープ自体だいぶ違いますね。ただトッピングが豪華なのは太郎すね。

いずれにせよ創業40年の老舗でありますし柑橘系ラーメンの先駆けとしてラーメン好きなら一度は食べておきたい一杯。ごちそうさまでした。

(19/12/23)
ラーメン太郎/岡山県岡山市南区新保660-10

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