仙台ラーメン最強伝説

日々最強を更新♪

かっぱ寿司 姫路野里店(兵庫県姫路市)(15)

2021年03月20日 | 日本全域

さて新型コロナ感染拡大を鑑みましてしばらくは過去の旅行記事をアップして参ります(という名目で遅アップ分の記事化を敢行しています)

 

今回は2019年末に恒例のラーメン遠征旅行に行った時の話(11回目)

前回の続き)別府市にて九州最後の深夜ラーメンを頂き店を出たのが夜の1時過ぎ。満腹感とお風呂後の程よい疲れのせいか急に睡魔が襲ってきてコンビニの駐車場の隅をお借りして仮眠を取らせて頂きます。

九州をぐるっと回って仙台から8日目でもう3700kmも走ってきましたがシートを倒すだけの超簡単車中泊でも限界まで体を疲れさせてしまえば割とぐっすりと眠ることが出来るものです。

翌朝バッキバキになった身体を軽いストレッチでほぐしながらコンビニで買ったコーヒーとおにぎりをパクつきつつ国道を北上して北九州へ移動。本州から九州入りした時は高速道路(橋)を使ったので九州脱出は下道の海底トンネルを行ってみます。

関門トンネルは有料なんですね。でもわずか110円で助かった。感想としては、まぁ普通のトンネルでしたね(当たり前か)

 

さて中国地方を東進してお昼頃に広島に差し掛かります。広島からちょっと呉市方面に曲がって「二重焼きたこ焼きカレー焼き くらや」に行ってみます。

2018年末に三重県津市でご当地グルメ「カレー焼き」を頂いたのですが結構おいしくて(クリックで過去記事へ)それが広島県呉市の「くらや」でも提供されていると聞きまして今回寄り道です。

「カレー焼き」とは細長い生地の中にカレー味の野菜の具材が入っている一品で三重県津市を始めこちら広島や京都などでたまに話を聞いたりします。

ちなみに1966年開業の京都府宮津市「あかふく」で出されていたカレー焼きが一番古そうなのですが店主のおばちゃんが2018年に亡くなり閉店済みとの事でこちらで頂けなかったのが残念です。

名物「カレー焼きのおばちゃん」死去 京都、愛され半世紀|社会|地域のニュース|京都新聞

呉市「くらや」のカレー焼きもなかなか美味しいですね。14時で少し遅いお昼に数個購入して道中頂くことにします。

# ただしこれ中から温かいカレーがドロッと出てきて運転しながらだと食べづらかった事だけ備忘録として記しておきます(笑)

 

さてこの日の夕食は姫路市にて「かっぱ寿司 姫路野里店」(店名クリックで前回のかっぱ寿司の記事へ)に立ち寄ってラーメンを頂いておりました。

神系金澤味噌ラーメン」429円+「追いしゃり」110円

2019年12月発売開始のかっぱ寿司本格ラーメンシリーズ第8弾「神系金澤味噌ラーメン」を頂きます。

こちら金沢市にあります“濃厚豚骨ラーメン”で有名なラーメン店「金澤濃厚中華そば 神仙」とコラボした一杯との事。

早速のスープですがベースは豚骨味を感じさせるもの。和歌山の井出商店を源流に持つ「金澤濃厚中華そば 神仙」のスープを再現するように普段の本格ラーメンシリーズよりもガラ味を濃い目に奢られているように感じます。

対して合わせられる味噌ダレは金沢の米味噌主体のブレンドかな。塩気強めながら配合はやや控えめで発酵物特有の旨味をさらりと効かせた味わいになってます。少量ニンニクを入れてパンチを出してますね。

札幌味噌ラーメンや仙台の辛みそラーメン等と異なるオリジナリティの有る味噌スープといった印象がありますね。旨いです。

さてサイドメニューとしてお寿司も頂きます(逆です)

まずはトロでスタート。白子なんかも季節的にぴったりですね。あとローストビーフの小皿も注文。※スイマセン正確なメニュー名を失念しました。

牛タンシチュー~バターライス添え」なんてのも出来たんですね。もう寿司屋に居る気がしませんわ。

そしてデザートには今回贅沢に井村屋コラボの「焼餅入りぜんざい」324円と定番「チョコパフェ」324円の2つをオーダー。完全に旅先で気が大きくなってますね。

さて「かっぱ寿司」の本格ラーメンシリーズですが令和3年の現在新作の第13弾が3/17リリースされており担々麺だらしいです。食べに行かないと。

(19/12/29)
かっぱ寿司 姫路野里店/兵庫県姫路市野里上野町2-3-18

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壱丁目ラーメン 別府本店(大分県別府市)

2021年03月17日 | 日本全域

さて新型コロナ感染拡大を鑑みましてしばらくは過去の旅行記事をアップして参ります(という名目で遅アップ分の記事化を敢行しています)

 

今回は2019年末に恒例のラーメン遠征旅行に行った時の話(10回目)

前回の続き)博多の街を車を流しながらそう言えば博多名物の辛子明太子をまだ食べていないことを思い出し急遽コンビニで明太子おにぎりを購入しパクついてみます。

うーん確かに明太子は絶品でご飯との相性も文句なしなんですがご飯に少し違和感。お米の甘さやモチモチ感がちょい足りない。そういえば長崎の宿で出たご飯もこんな感じだった。米飯に関しては東北や新潟の方が美味しいというか口に合うような気がします。そういえば醤油もちょっとトロミがあって甘めでこれはどっちが美味しいとかじゃなくて別物のような差異がありました。やはり現地に来てみないといろいろわからないことって多くありますね。

 

さて今日12/28でこの旅行も8日目。九州に上陸してから5日目でしたが大晦日の紅白歌合戦までには帰仙しないといけなくて仙台から九州まで大体3日かかったから帰りもそれくらいかかるとなると九州に居られるのは本日が最終日。

# 九州に思いを残した場所は無いか?

福岡市は曇天ですが天気予報では南の方は晴れているらしい。少し距離ありますが思い切って熊本へ、一昨日天気が悪く見られなかった阿蘇山観光にもう一度チャレンジしてみたい。福岡から高速で移動し熊本ICを下りたのが15時前。思い付きで行動してるのでいつも時間ギリギリですが日沈までに阿蘇山周囲を回り切りたい。今日は好天だから少し日が長いはず。

熊本市から阿蘇山の方に上っていくと大きい木が無くて産毛のような草だけ生えているエリアがありました。なんだか日本じゃないような不思議な光景ですがこれは度重なる阿蘇山の噴火と降灰、野焼きや放牧などにより木や森が育たないためにこのような広大な草原が出来上がったのだらしい。ドライブに絶好の良い道ですね。

そして県道339号線通称ミルクロードを阿蘇市方面に進むと「ラピュタの道」と呼ばれる観光地があるのですが、こちらは熊本地震後は通行止めになっていてバリケードで車両が入れないようになってました。

徒歩で入るのはOKだらしいのですが車を停めておく場所もなく今日は止めておきます。いつか道が復旧開通した時には絶対来てみよう。

っていうか遠くに阿蘇山が見えてめっちゃ噴煙が上がってるじゃないですか!? これはもっと近くに寄ってみてみたい。さらに車を走らせます。

ラピュタの道からは一回盆地を超えて向こうの山まで行かないといけなくて、強風でたなびく噴煙を見ながら県道298号線を進み111号線沿いにあります「草千里展望所」に着いたのが約1時間後。

おおお噴煙が近い。望遠で寄ってみたら凄い迫力です。

そして柵があると絶対やるポーズ。すいません見知らぬ方ですが勝手に撮らせていただきました(笑)

もっと火口に近づけるかな?「阿蘇山ループシャトルのりば」まで進んでみましたが火口から約1kmのここが限界の模様。いやでももう十分のド迫力。自然の息吹を感じざるを得ません。

ちなみに地震被害でロープウェイは長期運休中。派出所から火口付近は立ち入り禁止の放送がずっと流れていました。(ちなみに令和3年の今は火山ガスの影響が少ない日のみ火口付近までのループシャトルバス(有料)が出ているようです。また行きたいな)

さて阿蘇山観光を満喫した後はもう17時を過ぎていて間もなく日没の時間。暗くなる前に山を下りたい。途中「米塚」を経由しましたが静岡で見た「大室山」に似た可愛らしい形状をしてますね。

牛の放牧地もありました。ワラって書いてある?コード名w?

さて阿蘇山ドライブを満喫した後は熊本から大分に移動。さっしーの地元大分に着いた頃にはもうすっかり日も暮れて丁度良く夕飯タイム。大分の名物と言えば鶏のから揚げや鶏のてんぷらが有名ですね。

ってことで今回別府市にあります「和音」にて「とり天定食」1,500円を頂きます。

お好みで辛子を少しと酢醤油をつけて食しますとサクサクっと揚がった衣の味付けが上品で鶏肉も柔らかくジューシーでなるほどこれは美味しい。ただのとり天ではないすね。超人気店で結構並びましたがその甲斐ありました。旨し。

 

そして別府と言えば何といっても温泉でしょう。九州最終日は名湯で粋に〆ておきたい。いろいろググって今回は日帰り温泉「湯屋 夢たまて筥」に立ち寄りましてひとっ風呂を頂きます。

高級温泉が並ぶ中500円程度とリーズナブルなお値段のため超混雑モードではありましたがゆったりと湯船につかり旅の疲れを癒させて頂きました。九州滞在最後の夜を〆るに相応しい良い湯でした。

 

 

さてお風呂を出たらもう0時を過ぎていて夕飯も頂いたし九州ファイナル完了な訳ですが、もちっと欲張ってもう一軒夜ラーを食べておきたい。

別府市の繁華街で深夜までやっているラーメン屋を見つけてこちら「壱丁目ラーメン 別府本店」に行ってみます。

こちらは1971年創業の老舗で先代の久留米出身の先代が別府市に出店されたのが始まりだそうで今では大分県内に3店舗が営業中との事。

場所柄、酔客の〆ラーメン客が複数来店されていました。人気店のようです。

 

ラーメン」600円

早速のスープですが豚骨ベースは白濁で取られてクセは少なく割とシャバシャバとした飲み口。油量は結構強めでこってりとした動物系のコクを湛えています。

元ダレはやはり白醤油主体なのかな。甘めな調味がされており豚本来の甘さと穀物系の甘さがハーモニーを奏でており豚骨スープの旨味をしっかりと持ち上げてくれています。

麺はこってこての九州麺で低加水の細ストレート麺が合わせられます。今回の旅行で食べた麺はいずれも自分のイメージしている九州麺とちょっと違っていたのですがここのはズバリの九州低加水ですね。

替え玉いこうかな!と思ったら替え玉システムは無いらしい。もう0時過ぎてるしおとなしくやめておきましょう。

ってな訳でスープまでしっかりと完食です。旨し。

 

さて「壱丁目ラーメン 別府本店」ですがこれだけしっかり取られた豚骨スープのラーメンが1杯600円ってのは正直破格でしょう。飲み屋の帰り道にこんな店有ったらそりゃあ寄っちゃいますわね。九州ラーメン行脚の〆に良い店に出会えて良かった。ごちそうさまでした。

(19/12/28)
壱丁目ラーメン 別府本店/大分県別府市北浜1-3-31

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博多元気一杯!!(福岡市博多区)

2021年03月15日 | 日本全域

新型コロナ感染拡大を鑑みましてしばらくは過去の旅行記事をアップして参ります(という名目で遅アップ分の記事化を敢行しています)

 

今回は2019年末に恒例のラーメン遠征旅行に行った時の話(9回目)

前回の続き)雲仙普賢岳の資料館を後にしたら急ぎめで佐世保市方面に移動。ここらで長崎冬の一大イベントに参戦しておきたい。

今日は呆れるくらいの晴天で辺りは夕闇に包まれてきており雰囲気も良好。絶好のイルミネーション日和になりそう。

という事でおよそ2時間で「長崎ハウステンボス」に到着。こちらで世界最大級1300万球の「イルミネーション 光の王国」を開催中との事で絶対見ておきたかった。

最近は年末旅行でイルミネーションを見るのが恒例になっております。

2016年「あしかがフラワーパーク 光の花の庭」栃木県足利市
2017年「なばなの里 くまもとだモン!~くまモンのふるさと紀行~」三重県桑名市
2018年「みろくの里 キラメキノセカイ」広島県福山市

(※各クリックで当時の記事へ)

早速のハウステンボスですがまずゲートの建物が巨大で威圧感あり。

入口を入ると中はオランダの街並みが再現されておりいくつかのテーマパークに分かれていて結構広い。なんでも現在の東京ディズニーリゾート(ディズニーランド+ディズニーシー)とほぼ同規模の広さがあるらしい。移動のため敷地内をバスやタクシーが走っており、運河にはクルーザーが走っているのだからもうちょっとした町ですね。

さすが日本3大イルミネーションと呼ばれるだけあって施設内のどこを歩いてても見事な光景が楽しめます。しかも建物がいちいちデカくて綺麗にイルミで光っていて異世界を散歩しているような雰囲気を楽しむことができました。

アムステルダム広場ではステージ上でアーティストの方々が生演奏をされており飲食をしながら歓談することが可能。そして広場に建つ教会ではプロジェクションマッピングが定期的に行われていて素晴らしく見事でした。こういうのはやっぱり生で見ると楽しい。

お子様を連れた家族連れの客が多いですね。子供たちもみな楽しそう。そして当ブログ恒例の光と影のステージ裏もパチリ(笑)

ああなんか見覚えのある機体が。なぜかパトレイバーのイングラムが展示されてました。急に西欧から日本へ戻された感がありましたが(笑)めちゃくちゃ出来が良くて実物大はやっぱ迫力ありますな。

 

さて長崎ハウステンボス町で光の祭典を楽しんだ後は「未来派LOVERS/笠原弘子」とか口ずさみながら明日の目的地に向けて車を東進。佐賀県の「道の駅 吉野ヶ里」にて車中泊を敢行して翌日は朝から福岡県太宰府市にあります学問の神様「太宰府天満宮」に行ってみます。

社会人になってから長らく学問と無縁な生活を送ってきましたが九州に来たからにはきちんとご挨拶をしておかねばいけません。

# こんなところにも樹木ファーストの精神が見て取れますね。

超メジャーな観光地で年末という事もあり観光客で溢れていました。海外の方も多く歩いてられましたね。自分もお参りしお守りを購入しておきました。

 

さて福岡県に来たら博多でラーメン食べなきゃ嘘ばいね(ニセ博多弁)

今回は「高菜食べてしまったんですか?」エピソードで有名な「博多元気一杯!!」に行ってみます。

とある昔、とあるお客さんがスープを一口も飲まないうちに卓上に有った高菜を食べた事に店主が憤慨して追い出したという頑固おやじなイメージでラヲタの間では有名な逸話になっている有名店です。一度来てみたかった。

 

まずこちら店の看板がありません。店前に水色のバケツがかかっているのが営業中の合図だらしい。そんなのわかるかい。

非常にわかりづらいですが、ただひっきりなしにお客さんが入っていくので何となくお店の場所はわかりました(笑)

 

さて入店して「ラーメン」を注文。ふふふいきなり高菜を食べてみたらどうなるのかな?ワクワク・・・と思ってたら壁に「当店から高菜が消えました」の張り紙が!マジですか?

って実は下調べしてて予め分かっていたのですが数年前から辛し高菜を置かなくなったらしい。少し残念。

以前は本当に一見さんと子供連れお断り等々様々なルールが貼り紙されていて逐一チェックされてたらしいのですが今は禁煙ルール位で普通に入店OK。写真撮影禁止ルールも昨年撤廃され殺伐とした雰囲気ゼロ。まぁそうなるまでは紆余曲折あったらしいですが興味ある方はググってみてください。

 

ラーメン」800円

麺をすする前にまずスープを一口。白濁で取られた豚骨ベースはトロミがあり濃厚でクリーミー。

もっとブタくささがあるのかと思いきや豚骨特有のクサミ等が極めて少なくクセが少なくて丁寧な仕事ぶりが感じ取れます。

元ダレは白醤油主体なのかな。穀物由来の甘みが感じられ豚骨のナチュラルな甘さとよくマッチしており深いコクとしっかりとした旨味あり。

麺は加水率中~低程度のストレート細麺で濃厚なスープにガッチリと絡みます。ボリュームはやはり少な目で体感100グラム程度。替え玉ありきのボリュームになってますね。

スープまでペロリと完食。旨し。

「元気一番 春吉店」「元気一番 箱崎店」は当店と一切無関係になりました、というお知らせが貼り出されていましたが”一杯”と”一番”の差異を赤文字で書くあたり文章は丁寧でもやはり若干頑固な感じがしますわね(笑)

 

さて「博多元気一杯!!」の一杯ですが噂通りのこだわりスープで濃厚さが段違いですね。そして思いのほか豚骨のクセが少なく飲みやすいスープだったのもビックリ。高菜不要な一杯。

(19/12/28)
博多元気一杯!!/福岡県福岡市博多区下呉服町4-31-1

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思案橋ラーメン(長崎県長崎市)

2021年03月13日 | 日本全域

さて新型コロナ感染拡大を鑑みましてしばらくは過去の旅行記事をアップして参ります(という名目で遅アップ分の記事化を敢行しています)

今回は2019年末に恒例のラーメン遠征旅行に行った時の話(8回目)

 

前回の続き)長崎市街地の小高い丘の中腹にある宿に泊まって数日ぶりに平らな布団で爆睡した翌朝は朝食バイキングで爆食スタート。チェックアウトギリギリ10時まで部屋でうだうだした後は半ば諦めの境地で懐かしの車に戻ります。

すんげえ急こう配の坂道でこんな光景が。樹木ファースト?木を大切にする長崎の街づくりが伝わってきました。ちょっと運転しづらいけど。

長崎市内をぶらぶらと車を流してみますと路面電車が走っていていい景色なんですが同じ路面電車でも鹿児島と何か雰囲気が違いますね。長崎の方が少し電線がごちゃごちゃしてる気がします。

ネットで調べたところ鹿児島では車両に電力を供給する架線がセンターポール化(複線の線路の中央に電線を支えるポールを立てる)されているのに対し、長崎の架線は旧来の道路の両側からクモの巣のように支え線をはり巡らして電線を支えている箇所が多くなるほど長崎の方が少しレトロな感じを受けますね。奥が深い。

 

そうだ出島に行ってみよう。思い立って中学校の教科書レベルの知識で出島エリアに行ってみましたが、なんかこの辺が出島だらしい。割とピンと来ない感じです。

それよりもこんな細い道路にまで路面電車の軌道が走っている事にびっくり。これ電車来ても避けられないしどうすればいいんだろう?来るとしたら後ろから?慣れてないせいかちょっと怖いです(笑)

さて旅も7日目。仙台を出てからいつの間にか走行距離3,000kmに達してましたが自分ドライブ依存症なので運転が楽しくていくらでも運転可能。まだまだ走ろう。長崎市を発ち東進して島原市方面に向かいます。

この辺の農地は石垣で段差を作っていて土も随分と色の濃い赤土になっているのが印象的です。赤土は火山灰のせいでしょうか、およそ東北では見たことのない景色が広がります。

雲仙市からは県道210号線を進んで山の方に上がってみます。結構な酷道でしたが対向車が少なくて助かった。

この写真が普賢岳の山頂方面で今いるあたりは雲仙岳の山腹で山頂まで距離500mくらい。結構近い。

少し離れてここから見える左の山が平成2年に雲仙普賢岳の噴火によって形成された有名な平成新山だらしい。TVで見た恐ろしい火砕流被害の記憶が思い出されますが今は噴煙も無く静的な姿を現してます。

さてここからは南下して雲仙温泉エリアに移動。ここらは温泉リゾート化されており年末という事で沢山のお客さんが往来され賑わってました。雲仙地獄では温泉の湯気が黙々と立ち込めていて地球の息吹を感じます。

ただ個人的には食欲の息吹を長崎カステラで満たしたい。道中のおやつにカステラの端切れお徳用をいくつか購入。(←これめちゃくちゃ美味しかったです。もっと買っておけばよかった。)

さて雲仙温泉からは国道57号線を島原市方面に下っていき島原・天草一揆の舞台である原城跡をさらりと駆け足で観光。その後「雲仙岳災害記念館(がまだすドーム)」に行ってみます。

こちらは43名の犠牲者を出した平成2年の雲仙普賢岳の噴火・火砕流の被害の貴重な資料などを展示していて長崎に来たら絶対見ておきたかった施設でした。

莫大な燃焼エネルギーを持ったまま山から時速100kmで流れくだる火砕流の脅威たるや人間なんてあっという間に灰になってしまう事でしょう。これは怖い。

悲しい資料を拝見した後は施設の展望ラウンジに移動。こちらからは左側に平成新山と右には1792年に噴火で大崩壊をおこした眉山を望められます。先ほど普賢岳方面から見た平成新山とちょうど反対側なんですが見た目がだいぶ違っていてかなり荒々しい印象を受けますね。

そして山々を背にして反対側には凪の有明海が広がっており対照的でなんとも穏やかな時間の流れを感じます。今が平和な時代でよかった。「雲仙岳災害記念館(がまだすドーム)」来て良かった。

さてこの後は長崎冬の一大イベントに行ってみます。(次回へ続く)

 

 

ラーメンはこの日の夜に長崎市内でいただいたこちらから

長崎の夜(はむらさき♪)に繁華街に繰り出してみました。と言っても車なのでお酒は無し。今回は繁華街の「思案橋通り」にあります人気店「思案橋ラーメン」に行ってみます。

「思案橋」ってその昔花街へ行くか行くまいか迷ったことに由来するらしい。一度聞いたら忘れない良い名前でありんすね。

ちなみに「思案橋ラーメン」は地元の人気タレント福山雅治氏がお気に入りのお店だそうでこの日も店内多くの常連さんたちで賑わっておりました。

 

ラーメン」650円

早速のスープですがベースは豚骨と鶏ガラの合わせかな。白濁で取られており油量は少なめ。見た目よりもあっさりしていてシャバシャバとした飲み口のスープ印象。

九州の豚骨スープというよりもいわゆる「長崎ちゃんぽん」に近いスープなのはやはり土地柄でしょうね。やや塩気の効いたスープ表層にゴマ油が少し振ってあって香ばしく食欲をそそってくれます。

少し動物系のクセが残っていてネギだけではマスクしきれていない感じがありましたがそれを紅ショウガがうまく調和してくれてますね。トータルでよく考えられているバランスな気がします。

麺はちゃんぽんより少し細いストレート細麺が合わせられます。

 

こちらは長崎名物の看板メニュー「ちゃんぽん」850円

スープベースはラーメンと共通でネギ、白ごまが入らず代わりに沢山の野菜とカマボコ?そして豚肉とシーフード素材がそれこそ”ちゃんぽん”されて乗っかります。

動物系のクセがやはり少し出ているのですがその分ラーメンよりも元ダレが配合強めになっていてやや甘めの味付けでコントロールされています。

それよりもイカ、牡蠣などシーフードの旨味とクセの強さがあって結構インパクト強め。食べ手を選ぶような味わいに思います。やはりリンガーハットの万人向けの味とは違いますね。

麺はラーメンよりも少し太目なストレート中細麵が合わせられます。

さて「思案橋ラーメン」ですがこういう本場の味を現地で頂けることこそ旅の醍醐味でした。そして入店時行列が出来てて少し並んだのですがその時前に並んでいた大いにお酒を召されたご年配のご紳士二人から「お兄ちゃん観光客だな」「ここのちゃんぽんはあんまり美味しくないぞー」って言われたのは面白かったな。じゃなんで並んでんすか?(笑)ってお答えしましたが食べてみて少し理由が分かった気がしてうまく言えないけどなんかクセになってまた食べたくなる味ってこういうのかもしれない。ごごちそうさまでした。

(19/12/27)
思案橋ラーメン/長崎県長崎市浜町6-17

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味千食堂 清和店(熊本県山都町)

2021年03月11日 | 日本全域

あれから10年が経ったんですね。すでに記憶の風化が始まりかけてましたが先日の地震でいろいろ思い出しました。ぶっ倒れた本棚がまだ手つかずで参ってます。

 

さて新型コロナ感染拡大を鑑みましてしばらくは過去の旅行記事をアップして参ります(という名目で遅アップ分の記事化を敢行しています)

今回は2019年末に恒例のラーメン遠征旅行に行った時の話(7回目)

前回の続き)宮崎市で至極の一杯を頂いた後は国道10号線を北上して「道の駅つの」に到着。今宵はこちらで車中泊を敢行致します。

車中泊と言っても腹一杯で気持ちよくなったままシートを倒し毛布を被って寝てしまっただけなんですが。車のウィンドウに目張りをする気力も尽きてそのまま眠ってましたが朝結露で中が見えなくなってたっぽいのでまぁいいか。

 

目覚めたらすぐ車を走らせて宮崎県で屈指の観光地「高千穂峡」に向かいます。

こちらは阿蘇火山活動の噴出した火砕流が五ヶ瀬川に沿って帯状に流れ出し急激に冷却されたために柱状節理の懸崖となった峡谷だそうで国の名勝・天然記念物に指定されています。

なるほどこれは見事な奇勝ですね。あの流れ落ちている滝が「真名井の滝」なのかな。貸しボートで近くまで行けるようで沢山の観光客が気持ちよさそうにボートを漕がれいてました。

こちら景観が良くて高千穂神社など足を延ばしてじっくり回りたいところでしたが今日はこの後長崎まで移動しないといけないため1時間ほどで車に戻ります。

高千穂峡を出発した後は阿蘇山を観光しようと国道325号線を熊本県方面に向かってみましたがあいにくの天候のせいか阿蘇山の姿が確認出来ず。

もしかしたら山の北側に回り込めば見えるのかもしれませんが今日は諦めて山を下り熊本市に移動します。

その後夜まで車を走らせて19時頃に長崎市に到着。実は今晩だけ長崎で宿を予約していたのでした。料理は朝夕ともバイキングで大浴場でお湯につかりふかふかのベッドでゆっくり休める素敵なお宿で1万円未満だったのは有り難い。今日だけの贅沢、一点豪華主義でございます(笑)

 

 

さてラーメンはこの日の昼間に頂いたこちらから

阿蘇山の近くに在ります「味千食堂 清和店」に立ち寄ります。「味千ラーメン」と言えば熊本県を代表するラーメンチェーン店で熊本を中心に日本国内に73店舗、海外に750店舗を展開するワールドワイドなラーメン店との事。

ちなみに店名「味千ラーメン」なのがラーメン専門店で「味千食堂」は味千ラーメンと美味しいおかずを組み合わせた食堂スタイルの店舗なんだらしい。確かに定食等が充実してますね。

店内は昔ながらの街道沿いの食堂といった感じでたまたまTVで若かりし頃の森昌子が「せんせい」歌ってたのがしっくり来てて和んじゃいましたが(笑)

 

味千ラーメン」600円

早速のスープですがベースは豚骨で白濁で取られており油量は適量。豚の雑味やクセはなくクリーミーでややマイルド基調な印象あり。

味千ラーメンでは熊本ラーメンの特徴たる褐色のタレを千味油と呼ぶそうでニンニクの香りと共に甘めでマイルドな白濁豚骨スープに力強さとインパクトを与えています。

若干強めの塩気とともに旨味が豊潤でスープを飲む手が止まらなくなる良いスープですね。仙台で熊本ラーメンと言えば「おっぺしゃん」が有りますが味濃いなぁと常日頃思っていたんですが割とご当地に忠実なつくりっだったんだなと再認識できました(?)

麺は加水室中程度のストレート細麺でスープに濃厚に絡みます。チャーシューは豚バラで柔らかめの仕上がり。キクラゲのコリコリ食感が楽しい。

替玉が無いのが熊本ラーメンの習わしなのも「おっぺしゃん」で学んだ通り。今回はスープの素性を味わいたかったので頼みませんでしたがプラス50円で黒マー油をプラスするのも絶対美味しいでしょうね。

スープまでしっかりと完食です。旨し。

 

さて「味千食堂 清和店」の「味千ラーメン」ですが600円という低価格でこのクオリティは素晴らしい。回転も良いでしょうし職場の近くに有ったらそりゃあ昼休み食べに行きたくなりますね。熊本のソウルフードな一杯。

(19/12/26)
味千食堂 清和店/熊本県上益城郡山都町大平286

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