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たか爺のワンダースクール通信

「センス・オブ・ワンダー」をキーワードにした野遊び教室「自然体感塾ワンダースクール」の活動記録とお花中心のブログです。

里山体験プログラム「どろんこ田植え体験」-2

2022年07月09日 | 里山体験プログラム

photo by takajii

 6月26日(日)も、里山体験プログラム「どろんこ田植え体験」で嵐山町のつたえ農場へ。
 いきなりですが、以下アオダイショウの画像が何点か続きますので、ヘビが苦手な方はスルーしてください…。



 たか爺はこの日もまずは用水路のチェックから。その際にアオダイショウの幼蛇を見つけました。これは参加者のママが道路の上から撮っておいてくれたものです。 


photo by takajii

 このあとすぐに姿を消してしまいましたが、アオダイショウの幼蛇はマムシ柄!? 3年前まで「夜の森探検隊」で利用していた場所では、捕まえようとすると頭もマムシみたいに三角っぽくなって、攻撃態勢までとるやつもおりました。マムシはこんなにスマートじゃないから、バレバレなんですけれどもねぇ…。


photo by takajii

 そしたらなんとすぐ近くにもう1匹! こちらはご立派な成体です。


photo by takajii

 でも、なんだか動きが変だなぁと思って見ていたら、目が白く濁っていました。よく見えてはいないようです。たか爺もそろそろ危ない白内障? なんていうわけもなかろうと帰宅してから調べてみたら、脱皮する前だったようですね。


photo by sachibaa

 ヘビの抜殻の目の部分を見たことがある人は、目の表面の皮も脱ぎ捨てていることをご存知だと思います。瞼がないので、皮というよりレンズみたいなもので目を保護しているのかな。脱皮する時期が近づくと、古いレンズと新しいレンズの間に体液が入って目が白濁しちゃうみたいです。いったん元に戻ってから数日で脱皮するとのこと。
 へぇ~! そうだったんだぁ~。じじいになってもまた一つ賢くなって、しかも田植えのあと何日かして、たか爺だって腕の皮だけは一皮むけたぜ!?


photo by sachibaa

 ヘビやカエルが苦手なさち婆も、上からズームで撮っておいてくれました。
 そういえば、この田んぼと用水路で見つかったことのあるヘビはこれまでマムシ、ヒバカリ、ヤマカガシ、シロマダラ、アオダイショウの5種類。ヒバカリが一番多かったかな。ヘビがお目当てで田植えや稲刈りに来ていた子どもたちも何人かいるのですが、今回は参加していなくて残念でしたねぇ…。


photo by sachibaa

 まだ到着していないご家族もいますが、参加者は6家族19名。今回はいつもどおりにマムシやヤマカガシ、スズメバチなどの写真も見てもらいながら「危ない生きもの」の話からスタートです。


photo by sachibaa
 
 ワルナスビの棘は現物を見てもらって。


photo by sachibaa

 資料として配布したクリアファイル「生きものもごはんも田んぼのめぐみ」の解説はポスター版にて。


photo by sachibaa

 田植えに関しては、つたえ農場代表の五十嵐さんに教えてもらいました。


photo by sachibaa

 いざ田んぼの中へ!?


photo by takajii

 そろそろスタートできそうかな。


photo by takajii

 あとは例によってほぼ時間順に載せておきます。


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 昨年もお手伝いしてくれたパパが今年も左側のロープの移動係を引き受けてくれて、たか爺は助かりましたね。


photo by sachibaa

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 やはり猛暑日とはなりましたが、前日の38℃越えまでは行かなかったし、少しは風もあってよかったです。


photo by takajii

 東武東上線が通過中ですね。


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 田植えは1時間ほどで終了。お疲れ様でした。


photo by sachibaa

 この子はヌマガエルでも見つけたかな。


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 あらっ!? 普通はすく跳んで逃げちゃうと思うんだけれども。


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 どんな魔法を使って、どんなお話をしていたのでしょうか?


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 用水路へ下りて。


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 生きもの探しが始まります。


photo by sachibaa

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 さっそく何か捕まえたようです。


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 堰の下はカワニナだらけ!


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 こんなに集まるのには何か理由があるんでしょうね。餌となる藻類が多いとか、増水時に流されにくいとか?


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 控えめな迷彩柄のニホンアマガエルもおりました。田んぼはヌマガエル、用水路はニホンアマガエルが中心で、棲み分けているような感じです。


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 これはたか爺が。1網で3匹のヌマムツが入りました。


photo by takajii

 顔に追星が出ているのでオスですね。


photo by takajii

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photo by sachibaa

photo by sachibaa


photo by takajii

 ヤマサナエのヤゴも見つかっていました。


photo by takajii

 田植えの終わった田んぼに水入れ中です。


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 ついでに足も洗っとく!?


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 このハラビロトンボ♂は、ケースの中でショウリョウバッタの幼虫を捕食中でした。


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 田んぼではカブトエビ探しが始まります。


photo by sachibaa

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 観察用のカップに入れて見てもらいました。


photo by takajii

 まだ小さいけれどもサイズもいろいろと。


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 在来種といわれているタイリクカブトエビは関東にはいないので、移入種のアメリカカブトエビになると思います。「生きている化石」と言われている本当に不思議な生きものですよねぇ~。


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 カブトエビを見せにきてくれたんだけれども。


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 なんとカイエビの仲間も混ざっていましたねぇ~。


photo by takajii

 卵をもったメスでした。ムスジかミスジか、とりあえずヒメカイエビsp.までにしておけば無難かな。


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 これがまた不思議な生きものでねぇ~。そういえば今年は見つかっていなかったホウネンエビはなんだか無防備な感じだけれども、カブトエビは背中に甲羅を背負っています。カイエビは二枚貝のような甲羅に守られていますよね。普段は隙間から脚を出して泳ぎまわっているわけです。


photo by takajii

 まだ探し続けております。


photo by sachibaa

 でも、最後にリリースして。


photo by sachibaa

 カブトエビ、ホウネンエビ、カイエビなどは雑草の芽を食べたり、泥をかきまぜて雑草の発芽や生長を押さえたりしてくれる田んぼの「草取り虫」ですからねぇ~。

 昨日は「夜の森探検隊」の昼下見に行ったら疲れちゃって…。来週からはいよいよじじいの夜遊び開始ですが、今年はいったいどんな夜になるのか見当もつきません。とりあえず行き倒れにだけはならないように気をつけないと…。

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