たか爺のワンダースクール通信

「センス・オブ・ワンダー」をキーワードにした野遊び教室「自然体感塾ワンダースクール」の活動記録とお花中心のブログです。

里山体験プログラム「野菜の収穫体験」のご案内  ~ねりま遊遊スクール~

2015年09月10日 | 旧NPO法人むさしの里山研究会
 昨日のワンダーキッズは台風で中止。本日10日も台風一過の青空にはならずに雨が続き、秋ヶ瀬公園や光が丘公園の事前調査にも行けないなぁ…とぼやいていたら、茨城県は鬼怒川の決壊でとんでもない大災害になってしまいましたね…。1人でも多くの方が無事救出されますように!
 この秋のねりま遊遊スクールですが、10月の「稲刈りにチャレンジ」は6月の「どろんこ田植え体験」に続き、会員の方の年間予約でいっぱいでビジターの受入ができないため変更届を提出して辞退しました。11月の「野菜の収穫体験」と「葉っぱでアート」は実施計画書を提出したので、ビジター向けにブログにもアップしておきます。ただ、8月下旬からまたワンダースクールへのお問合せが少しずつ増えてきているので、実際には何名ぐらい受け入れられるかはわかりません…。



むさしの里山ネットワーク主催
練馬区教育委員会委託講座 区外実施型ねりま遊遊スクール
野菜の収穫体験



■日時:平成27年11月15日(日) 午前10時半~12時頃
■対象:小学生親子 ▲6歳以上
■講師:NPO法人むさしの里山研究会 新井裕 ほか
■会場:埼玉県大里郡寄居町・コミュニティファーム
 ※親子で現地集合解散。詳細は参加決定者に後日連絡。
■定員:親子で20名
■参加費:1.000円/1名
■持物:長靴・軍手・飲物・虫とり網など
■申込:11月1日午前9時より電話またはメールにて下記まで、〒・ご住所・連絡先の電話番号・参加者全員の氏名と年齢をお知らせください


バッタやキリギリス、カマキリの仲間も見つかるかな?
 
電話 03-3921-6994
メール s.o.wonderschool@coffee.ocn.ne.jp
HP http://wonderschool.iinaa.net/

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マス釣り大会のご案内~キッズ都民の日~

2015年09月08日 | 魚釣り


キッズ都民の日 マス釣り大会



 すべて自分1人でできるキッズ会員のみご参加ください。ファミリーは釣果のカウントはしませんので、保護者の方が手伝ってもOKです。キッズ3名またはファミリー3家族以上にて開催します。今春の「笑えマス釣り大会」の様子です。



■日時:平成27年10月1日(木) 午前11時-14時半
■対象:キッズ小3以上・ファミリー小1以上
△ご兄弟でも幼児の参加は不可
■場所:日高市・西部マス釣り場
■定員:20名
△キッズ3名またはファミリー3家族に満たない場合は中止
■参加費:キッズ送迎4.000円/1名
ファミリー送迎4.000円/1名
ファミリー現地3.000円/1名
※いずれも遊漁料・貸竿・餌代を含む
■持物:お弁当・飲物・敷物・(魚をつかむための)軍手やタオル・(釣った魚を持ち帰るための)クーラーボックス&保冷剤等



参加申込受付中。現在キッズ4名+1家族2名の6名。

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トノサマバッタ狩り大会~ワンダーキッズ&サタデースクール~

2015年09月06日 | トノサマバッタ狩り大会


 ワンダースクールではずっと、「トノサマバッタの原っぱ」と呼んでいる広~い原っぱです。公式にはさくら草公園の臨時駐車場!? 今年は夏休みの間に草刈り済みで、バッタ採りにはちょうどいい感じの草丈までまた草が伸びてきていました。



 9月2日(水)・4日(金)のワンダーキッズ、5日(土)・6日(日)のサタデースクールは、夏休み明け恒例の「トノサマバッタ狩り大会」です。



 サタデースクールはファミリー会員が中心で、この4日間でキッズ7名・ファミリー8家族25名の計32名が参加してくれました。
 まあ、「9月のご案内」の時点では5日は28名、6日は42名+キャンセル待ち13名だったため、急遽6日の午前中にも追加開催のご案内もしたわけですが、実際の参加者は5日は19名、6日は8名…。キャンセル率68%!? とりあえず4日とも開催できたのでよかったですね。



 トイレがある管理棟の前の花壇に咲いていたコスモスです。



 土曜には、ハラビロカマキリが隠れていました!?



 八重咲きのキバナコスモスも咲いています。



 トノサマバッタの原っぱへは、せっかくなので天然記念物のサクラソウ自生地内を経由。通路の脇にはユウガギクが多くて、ハナグモも獲物を待ち構えておりました。



 キンミズヒキも多いですね。



 金曜には、オオカマキリも見つかりました。



 捕まえた? と思ったら、ケースに入れる前に逃げられていましたねぇ…。



 ツチイナゴはまだ幼虫です。



 カナヘビは日向ぼっこ中?



 チョウはイチモンジセセリが多かったですね。向うにいるのは求愛中のオス!?



 キマダラセセリも見られました。



 ベニシジミも。



 ヤマトシジミは原っぱにいました。



 モンキチョウも原っぱのほうが多かったかな。



 今が盛りのセンニンソウは、あちこちでいい香りを漂わせています。



 でも、今の子どもたちは…。この子は感度が良かったけれども、花の匂いにさえ気がつかない子が増えています。匂いをかいでもらっても、「トイレの(芳香剤の)匂いみたい!」だからなぁ…。



 ヤブツルアズキです。



 鴨川沿いにはキクイモの花。3段階!?



 川沿いではコミスジも見られました。



 トノサマバッタの原っぱに着いたら荷物を日陰におろして、エリアの指定と注意事項を。原っぱの縁には、モンスズメバチたちが集まっているこんな木もあるので要注意です。今年はすでに草刈り済みなので、アシナガバチの巣は大丈夫そうですね。



 あらっ? 水曜には別の木で、カニが木登り中!?



 セミとりじゃなくて、カニとりです!?



 ベンケイガニのようですね。

 

 前置きが長ぁ~くなりましたが、いよいよバッタ採り開始!



 正味1時間。捕まえたバッタの種類×そのバッタのポイント数の合計で勝負ですね。

 以下は、この4日間でたか爺が撮ったバッタたち。子どもたちはバッタ採り、たか爺はバッタ撮りですが、採るより撮るほうが難しいんだからね!? バッタの種類ごとのポイント数と、今年子どもたちが捕まえた合計数(カウントさせてもらった分だけですが)も載せておきます。



 クルマバッタは5ポイント。都市部ではまず見つかりません。毎年1匹捕まるかどうかというところですが、今年は7匹も捕まっていました。



 これは別個体で、水曜にたけちが捕まえたものです。横から見たとき、前胸背の盛りあがり方に注目! 



 ショウリョウバッタモドキは4ポイント。今年もけっこういたんだけれども、子どもたちは1匹も捕まえておりませんでした…。多分、派手に飛んではくれないし、写真を撮ろうとしてもすぐにクルクルと葉っぱの裏側へ隠れてしまうほど隠れみの術に長けているからなのかな!?



 トノサマバッタは3ポイント。緑色型です。今年は26匹でした。前胸背はクルマバッタほど盛りあがらず、真ん中あたりにチョンと切れこみが入っています。



 こちらは褐色型。



 クルマバッタモドキは2ポイント。個体数では毎年№1で今年も95匹です。



 前胸背はほとんど盛りあがらず、上から見ると白い線がXの字のように見えます。

 ショウリョウバッタも2ポイント。あっ! でも、写真がない!! 撮っていませんでしたね…。今年は意外と少なくて15匹でした。
 そういえば今年は、やはり2ポイントにしているマダラバッタが0? なんだか不思議です。みんなかなりの数を捕まえていた土曜には、もしかするとたか爺が気づかなかっただけなのかな?



 その他のバッタの仲間はすべて1ポイントです。今年は15匹。これはオンブバッタ。



 コバネイナゴですね。



 ヒシバッタの仲間です。



 キリギリスの仲間もすべて1ポイント。毎年圧倒的に多いウスイロササキリです。

 

 ホシササキリもいます。



 このクサキリや、この時期はまだ幼虫が多いクビキリギスも捕まっていました。



 コオロギの仲間も1ポイント。エンマコオロギがかなり捕まっていました。「ゴキブリ!」じゃないからね!? 小さなコオロギたちもいるんだけれども、子どもたちも捕まえないし、写真も撮れない…。一度調べてはおきたいんだけれども…。

 で、集計の結果、今年の上位5名は以下のようになりました。



◎優勝 48ポイント以上
 昨年も18匹・32ポイントで優勝している5年生です。自己記録を大きく更新して2連覇達成! 小さなケースに山盛りで数え切れない…。トノサマバッタ3・クルマバッタモドキ9・ヒメギス(幼虫)1のみカウントして、エンマコオロギ等その他いろいろで計33匹は確認できましたが、それ以上いたかもしれませんね…。



 捕まえたバッタを小さな子にも見せてくれていました。



◎準優勝 39ポイント
 昨年も14匹・28ポイントで準優勝している5年生です。やはり自己記録を大きく更新! トノサマバッタ2・クルマバッタモドキ13・ショウリョウバッタ2・ヒシバッタ3の20匹でした。



◎第3位 32ポイント
 今年初参戦の3年生です。クルマバッタ2・クルマバッタモドキ7・ショウリョウバッタ1・他のバッタ1・エンマコオロギ5の16匹。持っているのはクルマバッタのメスで、オスも捕まえていましたね。



◎第4位 31ポイント
 やはり今年初参戦の3年生。トノサマバッタ3・クルマバッタモドキ8・ショウリョウバッタ1・クサキリ2・エンマコオロギ2の16匹です。



◎第5位 27ポイント
 この5年生は、クルマバッタ1・トノサマバッタ2・クルマバッタモドキ7・オンブバッタ1・クサキリ1の12匹でした。



 網なしでも何匹か捕まえていた子です。カナヘビも2匹は捕まえていたかな。



 今年は12~13匹捕まえて20ポイント以上だった子が多くて、以下は大接戦。



 5歳の子どもたちも頑張っていましたねぇ~。



 もっと小さな子どもたちも採る気満々!?



 ちゃんと網の上からバッタをキープしています。



 最後にリリース。この画像だけクリックすると大きくなりますので、右から3番目の子の帽子の上に注目! 毎年かろうじて1匹は写りこんでくれますが、できれば青空に2~3匹のバッタがこっちへ飛んできている写真が撮りたいなぁ…。子どもたちがそれを目で追っているような写真だったら、フォトコン入賞もあるかもね!?



 不思議な水たまりです。水面の波紋はハイイロゲンゴロウ。よく見るとかなり泳いでいます。



 アオモンイトトンボも多いですね。



 シオカラトンボ。ギンヤンマも産卵にきますが、干上がっちゃったら全滅なのになぁ…。



 トノサマバッタの原っぱのキンエノコロ。



 キツネノマゴです。



 アレチヌスビトハギは原っぱの縁に。



 毎年バッタ好みの野草にまざってタマスダレも咲きます。ものすごい繁殖力ですね。たか爺ンちのものもこの原っぱのものです。



 クコの花は、駐車場までの帰り道の土手に咲いていました。



 ツルマメです。そういえば今年はまだ撮ってなかったなぁと思って、6日の終了後に雨の中をサクラソウ自生地内へ入ったら、ズボンがびっしょびしょ…。


 
 シロバナサクラタデも撮っておきました。



 ヒダリマキマイマイも久しぶりに見たかな。

 「トノサマバッタ狩り大会」はこれにて終了ですが、トノサマバッタの原っぱでのバッタ採りがしたい方は、あとはリクエストワンダーにてご予約ください。秋ヶ瀬公園での「秋の生きものさがし」や彩湖道満グリーンパークでの「草はらジャングル探検隊」でも、バッタやキリギリスの仲間たちは見つかりますが、種類や個体数は全然違いますからね。

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池の平湿原~高原の花~

2015年09月03日 | みんなの花図鑑
 9月1日の続きです。池の平湿原へは14時15分に到着。駐車場には指導員詰所の関係者以外の車はなく、「(駐車場の係の人は)もう帰っちゃったから、(駐車料金は)いらないよ」とのこと。500円得しましたね。
 あまり時間がないので、今回は湿原までの最短ルートの三方歩道にて湿原まで下ります。いつも最後に上る道ですが、最初に下ったのは初めてかも!?



 池の平湿原も霧の中でした。で、だぁ~れもいない!?
 と思ったら、遠くから女性の声が。霧がはれると、10名近くの婆さんたちとガイドらしきおっさん1名が姿を現しました。見晴歩道経由でさっさかと歩いてきて、ちょっと休んでいた感じなのかな? 湿原の花々には目もくれずに、鏡池の前で記念写真を撮ってからお帰りです…。まあ、人のことはどうでもいいのですが、これで完全に貸切状態ですねぇ~。



 ヤナギランです。



 やっぱり霧もなかなかいいよなぁ~。



 ウメバチソウはもう雄しべの葯がとれちゃったものが多くて、水滴メインのピンボケ写真を…。



 それでも、これから開く花もありました。



 湿原はリンドウの季節ですね。オヤマリンドウ? エゾリンドウ? 上から撮ると、たか爺にはどっちがどっちだったかわからなくなってしまいます…。



 エゾリンドウ。どちらもあまり開いてはくれない花です。



 前回はまだ蕾だったヤマラッキョウ。



 イワインチンです。



 コケモモの実。
 シラタマソウ、クロマメノキ、ゴゼンタチバナの実もきれいでしたが、また雨が降ってきて、写真は全滅でした…。帰りはアヤメ東歩道。いつも下りに使っているこの道も、上ったのは初めです。



 有名なカラマツの古木も霧と雨の中です。
 駐車場が閉まる16時にはぎりぎりセーフ…。16時5分には帰途につきました。



 とは言っても、行きに車の窓からベンケイソウらしきものを見つけた場所では車を停め、確認します。ミツバベンケイソウのようですね。

 今年はもう来れないけど、さち婆も3月で無事定年を迎えるため、来年は6月から9月にかけて毎週かな? 来年度はいよいよ、高速の渋滞もなく人も少ない平日中心に、お花が好きな大人向き(というか爺婆向き?)の「たか爺&さち婆のお花見ワンダー」をお試し開催!? 車でないと回れない高原の旬のお花見中心に、湯の丸・鹿沢・池の平コース、夢の平・女神湖コース、赤城自然園コース等いろいろ考えられますね。でも、ワンダースクールとは募集対象が違うので、広報は難しいだろうなぁ…。

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鹿沢高原~高原の花~

2015年09月03日 | みんなの花図鑑
 9月1日(火)は、さち婆といつもの高原までお花見です。今回は日帰りですけどね。7時40分に家を出て、10時5分に湯の丸高原に到着。ひたすら追越車線でも2時間半近くはかかります。



 湯の丸高原でのお目当てはこのベンケイソウ。昨年はおふくろが入院して来れなかったので、雨でも見ることができてよかったぁ~。でも、傘をさしながら撮った写真はすべてブレブレで没…。少しはましなものでもこれじゃあねぇ…。



 アキノキリンソウはいたるところに咲いています。



 タカネイブキボウフウです。ちゃんと調べてはいないので、タカネが付くかどうかあやしいけど…。



 ヤマハハコ。



 ツリガネニンジンも雨の中で。



 エゾリンドウ。高原はリンドウの季節ですね。



 ノハラアザミです。



 11時20分に鹿沢高原に到着。雨はあがりましたが、野草園は霧の中です。とりあえず車でおにぎりを食べてから歩きはじめました。



 サワギキョウです。まあ、霧は霧で風情があっていいかも!?



 霧の中のタムラソウ。



 くるくるっと巻いた花の先っぽがチャームポイントです。葉っぱには棘もないし、草丈もすらりとしたアザミのようでアザミじゃないやさしい感じの花ですね。



 霧がはれると、チョウたちもやってきます。イチモンジセセリです。



 アサギマダラも。



 アキアカネはとまっているだけですけど。



 ミゾソバもかわいい花をたくさん咲かせていました。



 もう1枚載せておきます。



 アキノウナギツカミはもっと小さな花。
 ママコノシリヌグイも含めたイヌタデ属の3種は、いずれも山というより野に咲く花ですが、名前がねぇ…。毎回嘆かざるを得ない!? 「溝蕎麦」は花が咲く環境や形を表していてまあいいとしても、あとの2種は茎や葉っぱの棘からじゃなくて、花の愛らしさから名づけてほしかったところです。



 キンミズヒキも野にも咲く花。



 ノコンギクも。



 ハンゴンソウです。



 ゴマナ。
 この2種は背丈があるので、車で走っていてもとても目立ちます。



 アケボノソウも、今回たか爺のお目当ての花です。



 花びらの紫色の斑点を「曙」に見立てたセンスがいいですよねぇ~。黄緑色の点々は蜜を分泌しているため、ハエやらハチやらの小さな虫たちに大人気で、申し訳ないけどちょこっと吹き飛ばさせてもらってからさっさと撮らないと、またすぐに集まってきちゃいます…。



 トモエシオガマも不思議な形をした花です。



 前回はまだ蕾だったツルニンジンも開花していました。



 タチフウロにしちゃいましたが、ハクサンフウロかもしれません…。



 ハバヤマボクチです。



 ワレモコウは構図が…。これ以外はみなブレブレだったもので…。



 前回も咲いていたヤマトリカブトです。



 葉っぱの切れこみから、ツクバトリカブトにしておきます。



 シラヒゲソウもまだ残っていました。



 ツリフネソウ。



 トネアザミです。



 ヤマジノホトトギスですね。
 鹿沢高原は野草園と林内のみで切りあげ、13時35分には出発。林内のツルリンドウはまだ蕾ばかりで、ちょっと残念だったかな。



 行きにはパスしたたまだれの滝にも寄ってしまいました。やはりタニソバは開花していましたが、これも小さくてなぁ…。
 


 サラシナショウマです。



 ツルケマンも。
 でも、そうゆっくりはできません。池の平湿原の駐車場は16時までなので急がないと…。

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