たか爺のワンダースクール通信

「センス・オブ・ワンダー」をキーワードにした野遊び教室「自然体感塾ワンダースクール」の活動記録とお花中心のブログです。

ご近所散歩にて

2023年07月15日 | みんなの花図鑑

 7月4日(火)は、死ぬまでお酒が飲めるかもしれない肝臓の薬をもらいにいつものクリニックまで!? ご近所で開花していたオニユリです。


 まあ、四十の厄年に台車の下敷になって窒息死かと思ったら胸椎の圧迫骨折だけで済んで、これから車椅子かと思ったら歩けるようにもなって、あとはさち婆のおかげでやりたいことはやらせてもらったので、とりあえず我がちまっちい人生に悔いはなし。


 酒も煙草も死んだらやめることにして、もう少しおまけの人生を楽しませてもらいます。あとは母よりも1日でも長く、さち婆よりも1日でも早く逝けたらいいかな!?


 ハッカ(ミント)系の花も咲いていました。


 品種名はわかりませんけど…。


 ドロバチsp.も訪花中。


 コモンツチバチのようです。


 翌5日(水)は母とご近所散歩へ。まずはこのヤマユリから。


 一般のお宅で見るのは初めてかもしれません。
 

 車椅子だとちょうど目の前に花がある感じで、香りも楽しんでもらえてよかったですね。

ニオイバンマツリ

ムクゲ

 ここまでは同じお宅の庭先にて。


 アガパンサスにはアゲハが。


 ルリタマアザミにはツチバチたちが訪花中。


 やはりコモンツチバチでした。

エキナセア

 以下も同じく品種名まではわかりませんけど…。

ペチュニア


 こちらのお宅の多肉コーナーもなかなか洒落ておりました。



チョウセンアザミ(アーティチョーク)

ギボウシ


タケニグサ

 これは緑地保全地域の林縁にて。
 

 母を介護付き有料老人ホームへ送り届けてから、近くにできたラーメンのチェーン店へ。まあ、さっぱり醤油味好みのたか爺にはいまひとつだったかなぁ…。

 本日は親子でワンダー「夜の森探検隊」より無事生還!? 事前調査の日よりは気温も低めでしたが、暑かったぁ~。今年もやっぱりおもしろい夜にはなってくれてよかったですね。

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里山体験プログラム「プライベイトリバーで川遊び②」

2023年07月14日 | よしざわ自然農園

photo by takajii

 ようやく7月分に入ります…。


photo by sachibaa

 7月2日(日)は越生町のよしざわ自然農園さんへ。右の朝日のあたる家をお借りして、すぐ下を流れる越辺川にて里山体験プログラム「プライベイトリバーで川遊び②」でした。


photo by sachibaa

 朝日のあたる家のウッドデッキです。ちょっと休憩したり、お弁当を食べたり、ハンモックでお昼寝したりできますが、みんな川遊びに大忙しなので今回はあまり利用されていなかったかな。


photo by takajii

 たか爺は真っ先に庭のムクゲの木へ。やはりコクワガタのペアが隠れておりました。左側にはヨツボシケシキスイも。後半にはカブトムシ♂を見つけていた子もいましたが、これは後ほど。


photo by takajii

 今回は番外編なしなので、ついでに八重のムクゲの花も載せておきます。


photo by sachibaa

 定員30名のところキャンセル待ちも0になって、参加者は9家族31名。


photo by sachibaa

 あとは1日ご自由に遊んでいってください。


photo by sachibaa

 まずは川の生きもの探しからスタートかな。


photo by sachibaa

 魚や水生昆虫の種類も多く、多様性に富んだ川ですからねぇ~。


photo by sachibaa

 例によってあとはほぼ時間順に載せておきます。今回はいつものワンダースクールの活動報告記事よりさらに画像が多く、長くなってしまいますがご容赦を…。


photo by sachibaa

 ここまでは開始直後の上流側です。


photo by sachibaa

photo by sachibaa

 川へ下りる場所のオニグルミの木に架けられた空中ブランコ!?


photo by takajii

 これは下流側。泳いだり潜ったり流れたりできる少し深くなった場所ですね。


photo by takajii

 もちろん生きもの探しもOKです。


photo by takajii

 上のママは、羽化して間もない小さなサナエトンボを見つけてくれました。


photo by takajii

 『改訂 トンボの調べ方』(日本環境動物昆虫学会編 文教出版)によると、襟条と背隆線上の黄条がつながって逆T字型なので、ヒメサナエかヒメクロサナエ。前の画像で胸側第1条は第2条と癒合していないのでヒメサナエになるのかな。念のため寄居の新井さんにメールして確認してもらったら、間違いないようです。そういえば、この本は昔新井さんにいただいたものでしたね。


photo by takajii

 実はこちらの羽化殻がお手上げでメールしてしまったのですが、どこか違和感があったのは触覚が写っていなかったからでした…。ヒメサナエかオジロサナエということだったので、おそらく上の成虫のものと思われます。


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 ウスバキトンボも捕まっておりました。
 「ウスバキトンボ全国マーキング調査」は今年も継続されると聞いていましたが、今のところ担当者から何の連絡もないので、マーキングはしないでリリースです。結局、昨年だけの一過性の調査で終わっちゃったみたい?
 ⇒訂正です…。新井さんから今年も継続とのメールをいただきました。次回のワンダースクールから元気な子どもたちに頑張ってもらいます!


photo by takajii

 いい声で鳴いていたカジカガエルのオタマジャクシたちが4匹隠れていますが、こんな画像では2匹しかわからないかぁ…。


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 川べりのネムノキですね。


photo by sachibaa

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 サワガニはけっこう捕まっていました。


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 こちらの親子も。


photo by sachibaa

 アカザも入っています。


photo by takajii

 たか爺愛用の下記『埼玉の淡水魚図鑑』によると、アカザは「利根川水系にのみ見られる国内外来魚」となっていますが、もう何年も前から荒川水系のこの越辺川でも見られ、ここ数年はギバチよりも増加傾向かもしれません。




photo by takajii

 これはヒラタカゲロウsp.の幼虫までにしておきます。フラッシュ撮影もしておかないと、鰓の斑点の有無や頭部前縁の斑紋もよくわかりません…。鰓に斑点はないように見えるので、ウエノヒラタカゲロウあたりかと思うのですが…。


photo by sachibaa

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 こちらではヒガシシマドジョウが大漁でした。


photo by sachibaa

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photo by sachibaa


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 ヒガシシマドジョウです。


photo by sachibaa


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 ヒラタドロムシsp.の幼虫もフラッシュ撮影が必要でしたね…。『Web版 ヒラタドロムシ幼虫図鑑』によると、側葉片が10なのでヒラタドロムシ属。


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 ひっくり返すと、鰓がもさもさした感じなのでヒラタドロムシで決定!?


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 これはガガンボsp.の幼虫かと思いますが、たか爺には調べようもなく…。


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 下流側です。


photo by takajii

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photo by takajii

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 「プライベイトリバー」なので、ワンダースクールのご家族しかおりません。


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 これはハグロトンボのヤゴが入っていたかな。


photo by sachibaa

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 カワムツかアブラハヤあたりの幼魚、ヒガシシマドジョウ、サワガニ、ヌマエビsp.、カジカガエルのオタマジャクシ、ヒラタドロムシの幼虫、ハグロトンボとコヤマトンボのヤゴ、サナエトンボsp.のヤゴは2~3種?


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 ミヤマカワトンボ♂です。


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 たか爺も捕られる前に撮っておいたぜ!?


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 風布川に多いオナガミズスマシは、この川では稀ですね。


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 庭のお花も少々。アルストロメリア。


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 ヤブカンゾウに。


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 アフリカハマユウも。


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 出ました! 鹿肉です。お昼近くになってみのるじぃじが差し入れてくれました。


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 ヤギのヤックルです。君は食べないから大丈夫だよ!?


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 お待ちかねだった子は、焼肉担当としてしっかり働いてくれましたねぇ~。


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 みんなでありがたくいただきました。


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 役得ということで、いくらでも召し上がれ!
 「俺がもう少し大きかったら、たか爺の後が継げるのに」なんて、涙がちょちょぎれるようなことまで言ってくれちゃったりして…。でも、それだけはやめておいたほうが無難かな!? ワンダースクールもあとは1年1年、来年はどうするか決めていくしかありませんが、当初からたか爺一代限りの予定でございます。


photo by sachibaa

 たか爺はもう牛肉や豚肉はあまり食べなくなりましたが、鹿肉は大好きです。牛肉も国分牧場産なら大丈夫!?


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 中国から輸入されたカラムシ(Ramie)にくっついてきたといわれるラミーカミキリ。朝日のあたる家の庭にはカラムシやムクゲも多いので、毎年見られるわけですね。


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 ここからは午後の部。


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 下流側です。


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 このカジカは特大サイズ!


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 観察ケースは10㎝ですが、『埼玉の淡水魚図鑑』では「産卵は6㎝程度より大きい個体が行う。10㎝あれば大型のほうで、この大きさになるには数年が必要」とのこと。


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 せっかくなのでお顔も!?


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 これぐらいのカジカはけっこう捕まっておりました。


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 上流側です。


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 左のママはなんと!


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 カジカに続いてこれまた大きなカマツカを。『埼玉の淡水魚図鑑』には「減少傾向が明らかで生息密度は低く、川遊びで会うことができれば幸いである」と書かれておりました!  みのるじぃじによると昔はかなり生息していたようなので、この川では少しずつよみがえりつつあるのかな。


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 ヘビトンボの幼虫です。


photo by sachibaa

 下流側は午後もにぎやかでしたね。


photo by sachibaa

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 絶好の川遊び日和でしたからねぇ~。


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 コオニヤンマの羽化殻です。


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 ヤマトタマムシは毎年庭に飛んでくるのですが、今年は駐車場のほうで見つかっていました。


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 カブトムシ♂を見つけた子ですね。


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 朝コクワガタのペアが隠れていたムクゲの根元におりました。


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 記念撮影もしておかないと!?


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 そろそろお開きかなぁ…。


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 リリースタイムです。


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 お着替えも済んでハンモックにて。


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 空中ブランコですね。


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 帰り際、駐車場にはまたヤマトタマムシが! 何か車に寄ってくる理由があるのかな?

 よしざわ自然農園さんでの「プライベートリバーで川遊び」は、今年も5月から9月の5回開催予定です。梅農家さんなので繁忙期の6月には予定を入れていませんが、8月は2回開催となります。あとはお天気や川の状況次第ですね。
 たか爺にとってはもうおもしろい兄さんのいる第二の故郷みたいなものですが、会員の方たちの中にも「ここが一番」と言ってくれる方が多いかな。ぜひまたご参加ください! 川でも庭でも実に多様な生きものたちが待っていますよ。

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ご近所散歩にて

2023年07月12日 | みんなの花図鑑
ヤブカンゾウ

 6月28日(水)は母とご近所散歩へ。今回はなぜかいくらも撮っていませんでした。

ノカンゾウ

ヤブカンゾウ

 これはいずれも緑地保全地域の雑木林の林縁だったかな。

ヤマトシジミ

ヤブガラシ


ヨウシュヤマゴボウ

 同じく、木陰で吹く風も心地よい林縁にて。小さな雑木林が残っているだけでも、全然違いますよねぇ~。


 アガパンサスの小型品種はよそ様のお宅の玄関先にて。

キキョウ(雄性期)

キキョウ(雌性期)

 この違いは何だったっけ? と思っていたら、アブリルさんのブログを見て思い出しました。ありがとうございます! とてもわかりやすい記事なので、勝手にリンクはご容赦のほどを…。


 これもよそ様のお宅の玄関先ですが、先日寄居のふれあい農園で見てきた人参の花です。


 道行く人にも分かるようになっておりました! なかなか洒落た爺さまでございます。

 ちょうど2週間後の本日も母とご近所散歩でした。普段は13時からの時間を16時からに変更して、日陰の多いルートを選びましたが、暑かったぁ…。それでもやっぱりお外がよろしいようで!? ちなみに、本日の練馬の最高気温は14時20分で38.6℃。この夏はいったいどうなることやら…。

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小千代山や菅谷館跡にて

2023年07月11日 | みんなの花図鑑
アキノタムラソウ

 6月25日(日)は里山体験プログラム「どろんこ田植え体験」のあと、午後は菅谷館跡へ。その前にちょこちょこと寄道もしました。


 まずはガストで冷麺を。何年かぶりに夏メニューとして復活しましたね。

オオチャバネセセリ

 昼食後はガストの斜め向かい側にある嵐山町農産物直売所に車を停め、隣接する小千代山をしばし散策。まだ入口付近しか歩いたことはありませんが、樹液ポイントになりそうな木が見つからなくて残念です。嵐山町や小川町ではオオムラサキが見られる時期なんだけれどもなぁ…。


 これはオオバノトンボソウ?



シモツケ

コマツナギ

オカトラノオ

マルバハギ

ネムノキ

クリ


リョウブ


 嵐山渓谷の槻川へも寄って。


 対岸の川原へと下りる道は知る人ぞ知るなので、川遊びの隠れスポットとなっております。まあ、ちょっと危なくて、ワンダースクールでは使えませんけれどもね。


 初めて見るハナノミsp.は、このピンボケ1枚のみですぐに飛び去りましたとさ…。


 オオムラサキの森活動センターはパスして、ここから菅谷館跡です。

ネジバナ


 これも載せておきます。



アキノタムラソウ

キムネクマバチ♀

オカトラノオ

ヤマユリ(蕾)

 もう2週間以上経つので、今頃開花も始まっているでしょうか。

ノアザミ

オオチャバネセセリ

ハグロトンボ♀

シロタニガワカゲロウ

オオカマキリ(幼虫)

コマツナギ

ヒヨドリバナ

 来週あたりヤマユリとホソオチョウに会いに行きたいところですが、この暑さじゃねぇ…。昨晩は週末の親子でワンダー「夜の森探検隊」の事前調査でしたが、現地18時の車外温度計は38℃、21時になっても31℃…。3時間で7.000歩ぐらい歩いたらもうヘロヘロです…。

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里山体験プログラム「どろんこ田植え体験」

2023年07月10日 | 里山体験プログラム

photo by takajii

 6月25日(日)は嵐山町のつたえ農場へ。里山体験プログラム「どろんこ田植え体験」でした。


photo by sachibaa

 定員50名のところ2家族6名がキャンセルとなり、参加者は11家族40名です。



 まずは、この「生きものもごはんも田んぼのめぐみ」の説明から。ファイルをスキャナーで取り込んだものなのでちょっと下が切れてしまいましたが、現地では大判のポスターを使いました。
 「ごはん1杯=米粒3000~4000粒=稲株3株=オタマジャクシ35匹」とは、「稲3株分(0.15㎡)の田んぼで、オタマジャクシは35匹育っています」という意味です。他の生きものたちの絵は、たとえば「沼ガエル1匹」が育つためには「ごはん6杯」分の田んぼが必要というふうに考えてもらえばいいかな。そのカエルが大好物の「ヤマカガシ1匹」は「ごはん3500杯」分、カエルもヘビも食べる「小サギ1匹」は「ごはん15万杯」分の田んぼが必要になるわけですね。


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 田んぼや畔、用水路で出会う可能性がある危ない生きものに関しても、写真を見ておいてもらいました。


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 田植えに関しては、つたえ農場代表の五十嵐さんにお任せです。なんとニホンヤモリ付きの育苗箱を持ってご登場!? 夜に備えてお休み中だったのかな。


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 さっそく手が出ておりました。


photo by sachibaa

「ヤモリは爬虫類だけど、イモリは両生類。それじゃあタモリは?」
 たか爺も久々に持ちネタを…。「人類じゃなくて、哺乳類」ですよね!? 


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 まずは育ち過ぎた苗をちょっとほぐしてもらってから。


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 いよいよ田んぼの中へ。


photo by sachibaa

 そろそろスタートできそうかな。


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 手前の半分は、地元の幼稚園の子どもたちが田植え済みとなっています。


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 以下、例によってほぼ時間順に載せておきますね。


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 似たような画像ばかり多くなってしまいますがご容赦を…。


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 たか爺はひとまずお先に用水路へ下りて安全確認を。道路から田んぼへと渡る橋の下には、今年もキアシナガバチの巣がありました。女王蜂と働き蜂はまだ4頭。巣とは反対側の場所を通れば問題ないと思いますが、生きもの探しに夢中になってハチたちを興奮させてしまうような子がいると…。以前ここで刺されたママもいますからねぇ…。


photo by takajii

 ついでに撮っていたヤマトシジミです。


photo by takajii

 田んぼへ戻って。


photo by sachibaa

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 これにて田植えは終了です。


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 お疲れ様でした!


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 あとはもう少し続けたい方たちだけ残ってもらって。


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 最後まで植えてもらいましたよ。


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 田植えの終わった田んぼです。


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 この子はカブトエビを見つけておりました。


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 田植えの後は用水路へ。


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 田んぼの泥を落とすというよりも、子どもたちはすぐ生きもの探しになっちゃいますけれどもねぇ~。


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 まあ、あとはご自由に!


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 ヌマムツの幼魚、ハグロトンボのヤゴ、カワリヌマエビsp.などが捕まっておりました。


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 下流側です。


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 アメリカザリガニですね。


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 上流側ではこの子たちも。


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 アメリカザリガニは今年6月から「条件付特定外来生物」となったため、これまでどおり捕まえて飼ったり食べたりすることはOKですが、一度飼ったものを捕まえた場所以外の水域に放したりすると、懲役3年以下または300万円以下の罰金です。ご注意を!


photo by sachibaa

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 アブラハヤかと思ったら、背鰭や腹鰭の前縁がちょっと赤っぽいし? 国内外来種のヌマムツだらけの用水路となってしまっているので、アブラハヤやウグイが戻ってくるといいんですけれどもね。


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 ヌマムツです。


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 アメリカザリガニも大漁でした。


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 今回もいろいろと見つけてくれていた子ですね。


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 コシマゲンゴロウです。


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 カブトエビ、ヒメガムシ、コガムシも。嵐山町のカブトエビは、アジアカブトエビかアメリカカブトエビのいずれかになるようです。詳しくは 嵐山町web博物誌【動物編】 を見てみてください。


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 カブトエビの裏側はこんな感じですね。


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 この子たちはカワニナやシジミの貝殻を。シジミはマシジミだかタイワンシジミだかよくわかりませんけれども…。


photo by sachibaa

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 これはまだしっぽ付きのかわいいニホンアマガエルでした。

 子どもたちもお約束どおり1時間は作業に集中してくれたし、田んぼや用水路の生きもの探しも楽しんでもらえたようで何よりです。ちゃんと「生きものもごはんも田んぼのめぐみ」を体感してもらえる企画になっているでしょ!? これは適当でいい加減なたか爺流を受け入れてくれた旧NPO法人むさしの里山研究会の新井さんや、現在お世話になっているつたえ農場の五十嵐さんたちのおかげですよねぇ~。
 ワンダースクールを始める前の自然教室センス・オブ・ワンダーでは群馬の農家さん、むさしの里山研究会でも一度だけ他の農家さんのお世話になった年もありました。でも、生業とされている方たちは当然作業に関してはかなり厳しく、終了後にも「いい加減すぎる」と怒られちゃいました…。たか爺と同じく子どもたちの自然体験重視の方たちにめぐり合えて、本当にありがたく思っております。

 今週末は親子でワンダー「夜の森探検隊」なので、今日明日中には事前調査に行ってこないといけませんが、昨日からクーラー入れっぱなしの書斎にこもりっぱなしで…。現在2階の他の部屋は35℃。こう暑くてはまいりますねぇ…。

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チョウトンボのリベンジはならず…

2023年07月09日 | 里山体験プログラム

 6月25日(日)は、嵐山町にて里山体験プログラム「どろんこ田植え体験」。でもその前に、小川町農産物直売所近くのチョウトンボが群飛ぶ場所へ立ち寄りました。


 やはり数は増えていましたが、残念ながらリベンジはならず…。


 空をバックにすればAFも合いやすかろうと思ったのですが…。


 たか爺の腕では無理みたいですねぇ…。



 モノクロ写真じゃないからね!?



 とまっていたってブルーの色は出ず、何だかみんなシルエットに…。まあ、今年はとりあえずここまでということで!? 「どろんこ田植え体験」へと続く。

 本日の里山体験プログラム「風布川で沢遊び」は、昨晩20時の段階でweathernews(寄居町) 2-17時雨、tenki.jp(日本の里) 11-15時小雨といずれも雨予報だったため、残念ながら雨天中止です…。

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「県の蝶・ミドリシジミを見る集い」2023

2023年07月08日 | 秋ヶ瀬公園
2017.6.15撮影

 6月24日(土)は、夕方から秋ヶ瀬公園のピクニックの森へ。埼玉県生物多様性センターと埼玉昆虫談話会共催「県の蝶・ミドリシジミを見る集い」2023のお手伝いに行ってきました。

2017.6.15撮影

 ミドリシジミの写真は撮れないので、昔の画像を載せておきます。この年は親子でワンダー「初夏の森で虫さがし」の際にかなり出ていたので、苦手な早起きをしてでも、翅をひろげているところが見たくなってしまったようですね。


 昨年までは里山体験プログラム「どろんこ田植え体験」が土日の2回開催だったので、土曜の夕方はパスしていましたが、今年から日曜のみに変更したため、久々にミドリシジミの卍巴(まんじともえ)飛翔も見たくなりました。




 自分も写りこんでしまってうまく撮れませんでしたが、展示されていた標本の一部も載せておきます…。


 卍巴飛翔の観察がメインなので、16時半にスタートです。埼玉昆虫談話会会長の江村さんがご挨拶するところですね。
 配布資料によると、「ミドリシジミが埼玉県の蝶に指定されたのは平成3年(1991年)11月14日」。「見る集い」はその翌年から開催されていますが、コロナによる中止もあって今年でちょうど30回目となるようです。以下も「」内は当日の配布資料より。


 出発します。


 「ミドリシジミの成虫は、午前中は下草などに生息しています。夕方になると、梢に縄張りを作り、そこに入ってきた個体を追尾します。この追尾行動は数個体がからみあう場合も多く、『卍巴・まんじともえ』と呼び、18:00前後に多く認められます」。


 この捕虫網はなんと10m!


 「近年は気温が高く、ミドリシジミの発生時期が早い傾向です。本年の『さいたま市』での気象庁アメダスデータからミドリシジミ成虫の発生時期を予測した結果では、50%羽化日は5月26日と計算されました。平年は6月9日ですので、この時点で14日間、発育が進んだことになります」。


 残念…。トンボでございました。まあ、TG-6で撮れるわけないんだけれどもねぇ…。


 ミドリシジミが入ったかな?


 観察中ですね。



 「推定羽化50%日の2~3週間後に卍巴飛翔の観察個体数がピーク」となるようです。



 とりあえずTG-6の点々画像を…。このために100-400㎜レンズやストロボを買う予定はないけれども、EM-1 MarkⅢ+40-150㎜も持っていけばよかったかな。まあ、たか爺の腕ではそれでも無理だと思いますけれどもねぇ…。


ハンゲショウ

ナナフシモドキ

 何頭隠れているかわかりますか?


 集合場所に戻ってきました。


 「ミドリシジミ雌の多型現象の謎1」というこの標本はすばらしくてねぇ~。


 採集したAB型の雌に産卵させて、得られた43卵を羽化するまで飼育。その結果をまとめた標本となっております! 雄が19頭、雌が24頭で、雌はA型5・B型7・AB型5・O型7。


 他の個体でも何度か試されているようでした。写真がまともに撮れていなくて残念です。
 久しぶりに卍巴飛翔が見られてよかったのですが、やぶ蚊の猛攻にはまいりましたねぇ…。メッシュのフード付きジャケットを持っていけばよかったのになぁ…。

 一昨日6日(木)は湯の丸・鹿沢高原へ。いつもの休暇村嬬恋鹿沢に一泊して、7日(金)は池の平湿原でした。遊び疲れちゃってブログもお休み…。明日の里山体験プログラム「風布川で沢遊び」はお天気がねぇ…。今のところweathernewsとtenki.jpの予報も微妙に異なり、判断に迷うところでございます。

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智光山公園 都市緑化植物園のバラなど

2023年07月05日 | みんなの花図鑑

 6月23日(金)は、最後に智光山公園 都市緑化植物園へも立ち寄りました。タイサンボクは花から実へと。


ホザキシモツケ

ネズミモチ

 まずは薬草園から。実は強壮・強精効果のある生薬「女貞子」ですね。


キキョウ

 これは根っこが生薬になるとのこと。



ギンバイカ

 そういえば、実は見たことも食べてみたこともありません。まあ、植物園でつまみ食いするわけにもいきませんけれどもねぇ…。


ヤブカンゾウ

 根っこは生薬「萱草根(かんぞうこん)」ですが、春の新芽が絶品のノカンゾウやヤブカンゾウは蕾もおいしいですよ。


 2番花もそろそろ終わりのバラ園へも。


 これは品種名不明。

Double Delight ダブル ディライト



Rio Samba リオ サンバ

 これは最盛期に見に来たかったですね。


Herz Ass ヘルツ アス


Mister Lincoln ミスター リンカーン


White Knock Out ホワイト ノック アウト

First Blush ファースト ブラッシュ

Elegant Lady エレガント レディ

光彩(コウサイ)

Iceberg アイスバーグ


 花数は少ないながらも人も少なくて、ゆっくり楽しませていただきました。

 本日は母とご近所散歩へ。家にいてもクーラー不要な気温で、外は風もあってよかったですね。お天気次第ですが、明日は鹿沢高原にて涼んでまいります!? ブログもお休みかな。

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智光山公園へ

2023年07月04日 | みんなの花図鑑

 6月23日(金)は智光山公園へ。花菖蒲園はもう終わりです。
 本当は狭山から所沢、新座と雑木林めぐりの予定だったのですが、結局お花見で終わってしまいましたねぇ…。


 まずは山田うどんにて今年初の冷やし中華を食べて。


 公園の地域ネコちゃんにもご挨拶を。

スジグロシロチョウ

ブタナ

 人のサラダにもなるのに、わざわざこんな和名を付けなくても…。まあ、別名の「タンポポモドキ」も失礼な話だけどね…。


 一応花菖蒲園ものぞいてはみて。




 残り花を少々。

オオチャバネセセリ


 雑木林へも。残念ながら、昨年はかなり見られたアカシジミもウラナミアカシジミの姿もすでになく…。


リョウブ


オカトラノオ


ヒヨドリバナ

セリ

ミゾソバ

 この2種は流れ沿いの木道脇にて。


 ものすごいことになっております。


ネムノキ

オオイヌタデ


 ひょうたん池まで来ました。

コイ

ハグロトンボ♂

カワウ

 たまには鳥でも!?


 スズメでも。


 カルガモでも。

オオバン

 しばらく見ていたら、このあとなんだかおかしくて!?


「そんなに怒らなくても…」(右♂)


「なによ、あんたが悪いんでしょ!」(左♀)
「すまん…」(右♂)


「絶対許さないんだからね」(左♀)
「すまん…」(右♂)


「もう二度といたしませんから…」(右♂)


「ホントかしら?」(左♀)


「約束よ」(左♀)
「機嫌直してくれてよかったぁ…」(右♂)
 みたいな感じだったかな!?


 これは園外にて。駐車場の近くにそば畑がありました。




 このあと都市緑化植物園へ。続く。

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ご近所散歩にて

2023年07月03日 | みんなの花図鑑
テイカカズラ

 6月21日(水)は母とご近所散歩へ。

アベリア


 「ホープレイズ」という品種になるのかな。

ウチワサボテン

 賃貸マンションの敷地内に咲いていました。



 Google レンズで検索すると「円武扇」という品種が出てきますが、たか爺にはよくわかりません…。


 あらっ!?


 キムネクマバチたちも来ていましたね。


 さち婆も時々利用している花農家さんの直売所です。

バーベナ

 ここからはお散歩コース上のお宅にて。「アイストゥインクル」?

サフィニア

 ご近所散歩は園芸品種のお勉強にもなりますね!?

ブッソウゲ



 ご近所の紫陽花もそろそろ終わりかな。

アガパンサス

 これは小振りな品種でした。



ノウゼンカズラ

キキョウソウ

コミスジ

 これは緑地保全地域の雑木林にて。

ボタンクサギ

ウスベニアオイ


シマトネリコ


ランタナ


 ちょうど植え替えられたばかりのようです。


 別の品種も植えられていました。

 今週はさち婆が鹿沢万座パークボランティアの池の平湿原ガイド研修に出席予定なので、たか爺も送りがてら花よ蝶よと戯れてまいります。でもその前に、まだ6月分の写真の整理に励まないといけませんねぇ…。

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彫刻広場の紫陽花など

2023年07月02日 | 国営武蔵丘陵森林公園

 6月18日(日)の武蔵丘陵森林公園の続きです。今回は彫刻広場の紫陽花などを。

コロラドトウヒ

 これは針葉樹園の入口付近にて。花じゃないからね!?


 以下は園路沿いで撮っていた花です。

ノアザミ



オカトラノオ

ホタルブクロ


 ここから彫刻広場の紫陽花を少々。


 右奥の彫刻は文化勲章受章者の方の作品のようです。
   

 と言われても、残念ながら凡爺の心に響くものはなく、紫陽花の脇役ということで…。




 こちらや、写真は撮っていませんでしたが、水生植物の池の脇の「躍進」のほうがたか爺好みかも!?


 これも載せておきます。











ウツボグサ

 ここからは帰り道にて。

ノカンゾウ



 園路脇の紫陽花ですね。

 本日の里山体験プログラム「プライベイトリバーで川遊び②」は、絶好の川遊び日和! 昨日練馬ではけっこう雨が降っていたので越辺川の増水を心配しましたが、まったく影響はなくてよかったです。越生町のよしざわ自然農園さんでの「プライベイトリバーで川遊び」は、毎年5月から9月の5回(6月はなしで8月は2回)年間予定に入れていますが、雨天や川の増水で5回とも中止になった年もありましたからねぇ…。今年は今のところ1勝1敗!? 今年も暑い夏になりそうなので、できれば4勝1敗でお願いします!

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水生植物の池でトンボたちに遊んでもらいました

2023年07月01日 | 国営武蔵丘陵森林公園
チョウトンボ

 6月18日(日)は里山体験プログラム「ジャガイモの収穫とビーフカレー作り」終了後、隣町の武蔵丘陵森林公園へ。


 中央口から入園して水生植物の池へ直行です。


クロイトトンボ♂


オオシオカラトンボ♂

チョウトンボ

 昨年より数は少なかったけれども、チョウトンボも群飛んでいましたね。


 シオカラトンボと真っ向勝負かと思ったら、両者すれ違うように飛び去っていきました。まあ、こんな点々写真じゃどうにもなりませんけれども…。


ショウジョウトンボ♂

 ライバルが少なかったためかほとんど動かず、他種のバトルを高みの見物!?

キイトトンボ♂

キイトトンボ♀

チョウトンボ

 交尾中のチョウトンボは初めて見ました。オスが尾部付属器でメスの首根っこをつかむんじゃなくて、顔をペタッと!? これは何枚か撮らせてもらえるのかと思ったら、すぐに分かれてしまいました…。交尾も短時間で済ませてしまうみたいです。


 これはオス同士がバトル中か、オスがメスを捕まえたところなのか?


 飛翔シーンはトリミングしてもこんなもので…。


 とまってさえくれれば、撮らせてはもらえるのですが。


 これはいけるかと思ったら、向こうむきでした…。


 これが限界だったかぁ…。

オオシオカラトンボ♀



 産卵中です。

マツモムシ

ジュンサイハムシ

 ヒシの葉っぱの上に群れておりました。でも、こんな画像じゃわからないかぁ…。


 上の画像をトリミングしてみると、この3頭は産卵中。ピンボケですが、これなら卵もわかるかな?


 最後にチョウトンボとオオシオカラトンボの2ショットを。
 それにしても、日陰のない池の周りは暑かったぁ…。熱中症寸前でございます…。続く。

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