前のエントリーで書いた
「ごぼうとこんにゃくのスープ」に関して、
書き忘れたことがあった。
実はこの料理を作ったシェフは、
こんにゃくがあまり好きではないそうだ。
特に黒いツブツブが入ったあの手のこんにゃくが、
苦手だということ。
だが、女性向けに、
ヘルシーな食材であるこんにゃくを使いたかった。
そこで考えたのは、
「自分はこんにゃくのどこが嫌いなのか」
嫌いじゃない人には気にならないかもしれないが、
こんにゃくには独特の匂いがある。
それがこんにゃくが苦手な一番の理由だった。
そこでそんな匂いをなくすため、
こんにゃくをすりおろし、
ごぼうを入れてクリーミーに仕立てることを
思いついたのだという。
この考え方のプロセス、
自分が嫌いなもの、苦手なものをテーマにアイデアを練る際には、
応用できるのではないか。