喜びと悲しみの筒井康隆

2009年11月15日 09時06分29秒 | その他のかけら

筒井康隆のweb日記『偽文士日碌』に、
新作短編を書いたという記述が。

「アニメ的リアリズム」というその短編は、
『yomyom』に掲載されるようだ。

何年ぶりの短編だろうか。
うれしい。

と思いきや、その後にこんな一文が。

「これが我が最後の短編となるであろう」

もし本当にそうならば、
とても悲しい話だ。

前言をあっさり翻し、
続けざまに新作短編発表、
・・・なんてことはさすがにないだろうなあ。

となると、
現在中断中の『ビアンカ・オーバー・スタディ』が完結してしまったら、
もう筒井康隆の新作小説を読むことはできないのか。