謎の配送日

2022年12月11日 17時59分00秒 | 写真のかけら

いったいいつ届くのか?
心配で注文できない。



『古舘伊知郎トーキングブルース「言葉2022」』制作備忘録③

2022年12月11日 08時52分44秒 | エンタメのかけら



『古舘伊知郎トーキングブルース「言葉2022」』
本日いっぱい配信でご覧頂けます(上演時間約2時間)
<こちら>から配信サイトに行くことができます
みなさまぜひ!



ここまで出た要素を整理したところ、このままでも成立しているけれど、何かが足りないという気もしてきました。

そこであらためて考えたのは、20年ぶりに「言葉」というテーマをやる意味です。20年前に語ることができなかったことはなにか?
それは20年前と現在の「言葉」の変化です。

「言葉」の変化の顕著の場として選んだのは「政治」と「SNS」でした。

「政治」に関しては、古舘さんはお手の物。苦労することはありませんでした。

大変だったのは「SNS」。なにしろ、古舘さんの(語彙力)にない言葉の集積。自分のものにするのにもっとも苦戦したのが、このブロックです。



「政治」と「SNS」、新たな2つのブロックに加えて、これまでに出たネタの補強を7月8月9月で行いました。
並行して、冒頭の「いま気になる言葉」のネタも作り続けていました。

打ち合わせでは、前回からの間に古舘さんが気になった言葉をまず挙げるのですが、その時の枕詞は「これは使えないかもしれないけれど」
その一例を記したのが、こちらのメモです。
内容の詳細は忘れてしまいましたが、話を聞いた後でこう答えたはずです。
「よくわかりません」







9月末、ようやく準備稿の作成に入りました。
かつては、打ち合わせの後に作家が台本のかたちにまとめ、それを改訂していくという流れでした。しかし今回は、ネタの順番を記したメモ(構成表)を作り、それを元に古舘さんが喋り、録音。文字起こししたものを整えて、次に進むという工程にしました。

こうして、まだ歯抜けの部分はあるものの全体像の見える準備稿の目処が立ちました。後はいくつかの作り物部分を固めていけばいい、そう思っていたところに、新たなニュースが飛び込んできました。

2022年10月1日、アントニオ猪木さんの訃報でした。

続きは次回。

2022年12月10日の備忘録(家人(小)の抜歯)

2022年12月11日 08時13分20秒 | 日々のかけら
Dec.10(Sat.)

■今日という日。

家人(小)帰省中の最大のミッションは親知らずの抜歯だった。

実は夏に帰省した時にも痛む前に抜いておこうと近所のクリニックに行った。しかしそこでは無理で、対応できる歯科医院を紹介すると言われた。だがそうしたとしても、術後のケアを考えると一ヶ月は必要ということで断念したのだ。

その後、親知らずが痛み出し、一度は現地で抜歯するという話になった。だが、向こうで全身麻酔。さらにまだ生えてきていない残りの3本も同時に抜くという。日本では考えられない事態だ。治療費も大学の医療保険が適用されるものの、日本と比べたら遥かに高額だ。

幸い痛みは引いたので、帰省後、抜歯することになった。許された時間は一ヶ月。しかし年末年始をはさむ。自宅界隈で親知らずの抜歯をしてくれて、なおかつ評判のいいクリニックを探し、事情を話して事前に予約を取ることができた。

そして今朝受診。「ここでは難しい」「可能だが時間がかかる」そう言われたらどうしようと心配していると、家人(小)からLINEが来た。
「もう抜いた」
え?
今日は様子を見るだけだと思っていたのだが、抜歯までもらえたという。抜糸は一週間後。なんだ、一ヶ月もかからないじゃないか。

一応フォローしておくと、昨日のクリニックは週に一度口腔外科の専門医が来る。たまたまその予約を最短でとれたということだ。ついていた。これで家人(小)最大のミッションはあっけなく終わった。

仕事のための本がドサッと届く。読まねばならないのだが、どうも落ち着かず。自宅を出て、気がつけば登戸に。駅そばを食べ、多摩川沿いで青空読書。しかしここでも集中力に欠ける。

あっさり経堂に戻ってきて、カフェ営業の『さばのゆ』へ。静かで読書がはかどる。灯台下暗し。

今夜は家族バラバラの夕食の予定だったが、家人(小)が抜歯直後なので、友人との約束をキャンセルした。それで2人で食事をすることになったが、食べられるものに限りがある。そこで十数年ぶりに『ごっつい』でお好み焼き。

今日観たもの。
『INU-KERA』(27)を配信で。ゲストはいとうせいこうさん。貴重な話をたくさん聴くことができた。
『舞いあがれ!』今週分。恋愛も葛藤もすべて浅い感じがするが、朝ドラはこんな感じでいいのかなあ。

友人が出演していたので、『祈りのカルテ』を途中からオンタイムで観る。最初の数話しか観ておらず、今回久しぶりに観たのだが、あらためて思ったのは、謎解きと研修医たちの成長物語というのは組み合わせが悪い。1時間の中に両方、正確に言えば謎解きの中には患者の物語もあるし、研修医も複数いる、途中からだからよくわからなかったが他の医師の物語まである、どう考えても入り切らない。詰め込んだ方が密度は上がっていいという考えなのかなあ。