山里ひぐらしの小径

木曽路の入り口、岐阜県中津川市から
人と自然とのかかわりをテーマに、山里、植物、離島など。

またドクガ

2007-07-05 | めぐる季節と自然
今年最初にドクガにやられた1週間後、また攻撃されました。
ちょうど最初のがすっかりきれいに治って、意外に早く治るもんだと喜んでいたところでした。
ネットで調べるとどこにも2~3週間苦しむと書いてあるのですがそれほどでもありません。

しかし2回目は1回目よりひどくなって、翌日は熱まで出ました。
夜はかゆくて眠られず、もうろうとしながら患部を冷やしていると、われながら、熱を出した病人が、かゆくて大変な病人を手当てしている、という二重の人格みたいなものが感じられ、変でした。

しかしながら、1回目の2割がけぐらいの遅いスピードで、そこそこ治ってきています。
ドクガはアレルギーなので、2回目、3回目とだんだんひどくなっていくということで、恐ろしい!
ドクガは7月はちょっと小康状態になるようですが、今年はほんと、怖いです。

というわけで、今年よく実った梅の実をこわくて採ることができずにいたら、知り合いの人が自分で開発し特許までとった「梅採り器」を持参して採ってくれました。

ドクガに汚染された衣服は捨てるしかないと書いてあるものもありましたが、洗濯機で2度洗いしたら大丈夫でした。

刺されて一番ひどくなるのは、私の場合は蚊です。ブヨやハチは腫れますが意外にきれいに治ります。スズメバチには刺されたことはありません。今後もそういう体験はしなくていいと思います。

なので常に山では蚊取り線香を携行していますが、先日黒井沢では、私の周りだけ異様に小さな虫が飛び回ってました。香水とか厚化粧もしてないんだけど。蚊取り線香って蚊にしか効かないのか? 理屈では除虫菊の成分と同じものを化学的に作っているはずで、その除虫菊成分とはあらゆる昆虫を麻痺させてしまうもののはずなんだけど。ちなみに蚊取り線香をほかの人に持ってもらったら、虫はやっぱり私に寄ってきた。念のためにいっておくと、前の晩飲みすぎてお酒のにおいをさせてたとかではありません。言っておかないとそう思う人が多そうだから。

私は虫を寄せ付けるフェロモンを出しているんだろうか? てことは私は虫なんだろうか。そういうものはできれば出したくないと思います。

ひとりぼっちのホウネンエビ

2007-07-05 | めぐる季節と自然
可動式ミニ水田(つまりプラスティック容器に土入れてお米が植えてある)にホウネンエビが1匹います。

もともとつかまえてきたカブトエビとホウネンエビを住まわせていたのですが、どちらも水道水が気に入らなかったのか家が気に入らなかったのかそれとも寿命だったのか移動途中で弱ったのか、すぐに他界してしまいました。

その後10日ぐらいしてホウネンエビが現れた。
田んぼの土をもらってきて入れてあるのだけど、土の中に卵があったのだろうか。

元気よく泳ぎ回っていますが、いかんせん、1匹しかいないのでかわいそうです。申し訳ない気がします。たわむれる相手を連れてきてあげたい。と思いながら見ていますが、勢いよく脚みたいなものをバタバタさせているホウネンエビは、そういうふうに思っているのだろうか。それとも「人生こんなもんでしょ、満足」と思っているのだろうか。どうも後者のように思われます。

ほかにもミジンコみたいなものや貝も生まれてよろこんで生きているようです。