山里ひぐらしの小径

木曽路の入り口、岐阜県中津川市から
人と自然とのかかわりをテーマに、山里、植物、離島など。

東山植物園、キク科の花

2009-12-26 | 植物
日本はキク科の花の種類が多分多い国なんだと思う。
キク科というのは温帯地方を中心に分布すると考えていいのか。
熱帯にはそれほど多くない。
これは東山植物園温室で初めて見たキク科の花。中央にある管状花が星型できれいです。
キク科の花の外周部には舌状花という1枚ペランとした花びらのあることが多いが(タンポポは中央まですべて舌状花)、この花びらをよく見ると、日本のキク科は先端がたいてい5つに分かれている(ぎざぎざになっている)が、熱帯地方のは3つであるものが多い。
5つのぎざぎざは、もともと花びらが5枚あったのが合体した結果だそうだけど。
写真の花の場合は、よく見えない。

今日も花咲き乱れるところ

2009-12-26 | 植物
先日の東山植物園温室では、ハイビスカスの花はぐっと減っていたけれど、いつもは見かけない花がいくつかあった。この花もその一つ。
日本は冬だけれど、世界中には今も花がたくさん咲き乱れている地方があることを思う。