山里ひぐらしの小径

木曽路の入り口、岐阜県中津川市から
人と自然とのかかわりをテーマに、山里、植物、離島など。

山里の移動販売車 2

2010-04-12 | 山里
前の記事の続き。

私もユキコさんと一緒になって、お店をのぞいてみた。
こっち側には果物と野菜がいろいろ。
ぴっかぴかの大きないちご。静岡産。
あまりにもおいしそうなので、思わず買ってしまった。450円。即食べたら、ものすごくおいしい。このお店、いけてます!(はっきり言うけどうちの近所のAコープよりいい)。

ユキコさんは、温州みかんとナスを買っていた。
ふーん……
おばあちゃんというのは、今頃そういうものを買うのかぁ……。意外……。と学習する。
おナスどうやって食べるのだろう。
ちなみにみかんもピカピカでした。

右側の側面には、おまんじゅうとか、ドーナツとか、おばあちゃんの好きそうなお茶菓子が並んでます。
スズコさんは物色してたけど買わなかった。


さて、左側には……

続く。

山里の移動販売車

2010-04-12 | 山里
数日前、恵那市中野方で。
山里ではときどき移動販売車を見かけます。この車さえ来なくなると、その里はかなり悲しい状況になってしまうのだけど(そういうところがすでに多いが)、中野方の坂折棚田には、週に2回来ています。中野方の中心部のサカエヤスーパーさんが、山を上がってくるのです。

ここに停まったときは、常連客は3人。いずれもおばあちゃんです、もちろん。

ユキコさんと一緒にいたら、スズコさんが、「ユキちゃん、サカエヤさん来とるよ」と声をかけてきた。
「あれ、もう来とる?」と言って、ゆきこさんは家にお財布を取りにいきました。


ところで、坂折棚田は、坂折川を挟んだ両側に開けていて、どこにいても、ほかの人から見えてしまいます。ちょうど円形劇場の座席みたいな感じなのです。

「今日はあの人一日中畑やっとる。ここのとこずっと送り迎えや不動滝の仕事でやれんかったと見える。よくやるねえ」とか。
「今日は○○さん、出てないわ」とか。

恐ろしくプライバシーのないところです。かなり引いてしまうワタシ。
「あの人今頃あんなことしとる」と笑われるんだろうなぁ。
てか、すでに笑われてるか。
これが山里というところなのでしょう。


続く。