山里ひぐらしの小径

木曽路の入り口、岐阜県中津川市から
人と自然とのかかわりをテーマに、山里、植物、離島など。

ノビルで、ひともじのぐるぐる

2010-04-26 | ネギの仲間 アサツキ・ラッキョウ・ノビル・ヒトモジ…
ノビルの葉って、これまで捨てていたのだけど、食べるとおいしいことを知りました。
熊本に「ひともじのぐるぐる」っていうお料理があって、これはノビルらしきものをゆでてぐるぐる巻いて酢味噌で食べるのだけど、(昨年10月12日の記事参照)、思い出しながら作ってみた。

最初3本ぐらいで作ったら巨大になってしまい、太いものは1本、細めのものは2本で作る。

今、10月12日の記事を見てみたら、おお、かなり姿が違います。さすが「甚句亭」の兄さんが作ったのは、洗練されてます!

でも自分で作ったのもとってもおいしかった。

ひともじはノビルなのかワケギなのかやっぱりヒトモジなのか、未解決なまま、すっきりしない気持ちでしたが、先ほど、熊本県のサイトにめぐりあいました。

http://www.pref.kumamoto.jp/site/kumamotohurusatoyasai/hitomoji.html

熊本の伝統野菜で「ひともじ」なんですね。
やっぱり、ひともじはひともじなのです。
名前がかわいい!

ノビルよりもワケギよりも奥ゆかしげではないですか!

球根的になることからすると、ワケギよりはノビルやらっきょうに似ているようです。


生で球根、ゆでてぐるぐるして葉っぱ部分と、2度楽しめたお得なノビルでした。


野からの収穫物 ノビルとヨモギ

2010-04-26 | ネギの仲間 アサツキ・ラッキョウ・ノビル・ヒトモジ…
畑を耕していたら、ノビルがいっぱいです。
ノビルは畑の雑草だったと知りました。
今の時期、球根のところに5ミリぐらいの「小芋」がいっぱいついていて、掘り上げたときそれがポロポロ落ちてしまうのです。来年またそこから出てきてしまいます。
なので、注意深く掘って、別の場所に小芋を仕込んでいます。
ノビル培養です。

早いものはもうとうが立ち始めてきたので、今が一番芋が大きいときだと思います。
2週間ほど前に掘ったときは、もっと小さかったし、小芋も少なかった。

親芋も小さいものは土の中に仕込んで、大きいものだけ収穫としました。
生でお味噌をつけて食べたら、すごくいい香り、みずみずしくておいしかった。

ヨモギもとりごろなので、いちおうとってみた。
先日坂折棚田のゆきこさんに、「ヨモギがちょうどいいころだからとってき」といわれた。
とらないともったいない、という感覚みたい。
無駄にはやしといて、刈ったりするのは甲斐性がないってことなんでしょうね。
ゆでて冷凍しておくそうです。