山里ひぐらしの小径

木曽路の入り口、岐阜県中津川市から
人と自然とのかかわりをテーマに、山里、植物、離島など。

ウリクサとアメリカアゼナ

2010-09-12 | 植物
今日は朝、町内の草刈りだった。中津川市の「市内一斉清掃日」である。
朝はほんと辛いし暑いし、私の家とはほとんど関係ない場所だしで、
せめて植物を観察するのをなぐさめにやっていた。

そこでもまたウリクサと出会い、なぜ何年も気づかずにきたかに気づいた。
おそらく、全部アメリカアゼナにして片付けていたのだと思う。

それを名古屋の街中で見つけたので、地域が違えば違う草があるものだし、調べてみたらウリクサだったをいうわけだ。
この仲間はほんとに良く似たものが多い。
トキワハゼとムラサキサギゴケなど、パッと見だけでは逆に見えてしまうものもあったりする。ムラサキサギゴケのほうが、平均すると「豪華な花」なのだけど、太ったトキワハゼもあるのだ。

ウリクサとアメリカアゼナは、一度知ってしまえば、どうやったって同じ草には見えない。
アメリカアゼナは立ち上がるし白っぽい。
ウリクサはマット状に広がって、花の中に濃い紫色の部分がある。



今日は初めて見るカヤツリグサ科もあった。
ヒンジガヤツリの小さいのみたいな感じだったけど、図鑑で見ても分からない。
まだまだ知らないのがある。
そう思って図鑑を見たりすると、しっかり線が引いてあったりすることもある。
要は、どんどん忘れる。