山里ひぐらしの小径

木曽路の入り口、岐阜県中津川市から
人と自然とのかかわりをテーマに、山里、植物、離島など。

パンのコスト

2012-12-11 | たべもの・台所

雪が輝きながら解けていってます。
空が青くてきらきらした感じの日。でもとても寒い。

パンをホームベーカリーで焼くと安くつくか?
これは当然安くつくはずなのだけど、実際には、国産小麦粉を使えば1斤あたり200円以上かかったりするし、それにバターやショートニングやドライイーストを入れたりすれば、50~60円の追加。さらにクルミやレーズンを入れると50円ぐらいは追加になる。
(この数字は極めてざっくりで、電卓たたいて計算しているわけではない)。

国産小麦粉でなくても90円ぐらいはする。
なのでこれに電気代や、細かいところで水代、スキムミルク、塩、砂糖まで加え、さらに使った後洗うコストまで考えると、
くるみやレーズンの入ってない白い食パンでも、150~200円ぐらいかかるということになる。

スーパーで売っている最も安い食パンなら、ときとして手作りより安くなってしまう。
なので、ホームベーカリーで作れば倹約になるといわけではない。

安い食パンはどんな粉が使われているか分からないが、激安の粉であるに違いない。
乳化剤などという要らないものがはいっていて、そのコストも支払うことになる。
(日本人はしっとり好きだから乳化剤使ったほうが売れるのだろう)

近所の大型スーパー○○○の中に入っているベーカリー○○○○のパンは見た目がすごくいいが、ちょっと手ではさむと紙みたいにぺっちゃんこになる。一体どれだけ粉使ってるの?と思う。普通のベーカリーの4分の1ぐらいの粉で、思いっきり風船みたいに膨らませているのだ。そうでなければあれだけ安くはできないだろう。


写真/籠しょってる人・岡山県真鍋島(2010年)

この記事気に入ったらクリックを↓ 
にほんブログ村へ