山でウツギの花が真っ白になっていたけれど盛りを過ぎた。
その代わりに、今はあちこちでミズキの白い花が満開になっている。
ミズキは五重の塔のように、枝が層になって広がるのですぐ見分けがつく。
山の中の崩れやすい川べりによく咲いている。
渓谷沿いを走る鉄道に乗ったりすると、あそこにもここにも、ミズキがあるのが分かる。
大きな木で、近くに行っても下から見上げることになるので、
花を間近に見る機会はあまりないのだが、
昨日、急斜面につけられた道を車で走っていて
すぐ眼の下に花を見ることができた。
こういう角度でミズキの花を見られるのはとても珍しく
なんだか初めて会うような感じがした。
ミズキのほかにも、スイカズラ科の花たちなど、
山は白い花でいっぱいになっている。
山深いところだったので、
ほかにも、ウラジロやヤブウツギなど、日ごろ見かけない花がいろいろあって
寒いのに車を降りて写真を撮らずにいられなかった。
写真/ミズキ(愛知県豊田市稲武町)
この記事気に入ったらクリックを↓
にほんブログ村へ