ノビルが真丸のノビル坊主をつけていた。これは胚珠といういわば果実の中の大事なところで、開花しないでいきなりこんなことになってしまう。閉鎖花とはまた違うみたいで、植物の仕組みとか花と果実の構造って知れば知るほど種類がたくさんあって覚えきれない。
私が見るノビルはいつもこんなのなので、ノビルは花が咲かないものだと思っていた。それが、ネットで見ると結構花の写真がアップされていてびっくり。ネギ属の花らしく花火みたいになっている。
道端に1本、すごく大きくなっているノビルがあり。この状態で茎(花茎)を摘めば、ニンニクの芽みたいな感じでおいしく食べられるのだけど、ちょっと本数が足りない。これぐらい太くて大きいと食べでもあるので、畑で育てたらいいんじゃないか。(ノビル坊主のところは取り去って茎だけ食べる)
かなり見づらいけど、ノビルが伸びてる。
ノビルは葉が立ち上がって途中で分かれてしなだれているのが目立つ。そこがアサツキやラッキョウとの違い。アサツキもよく見ると途中から2つに分かれたりしているのだが、葉がこういうふうにはしなだれないので、分かれているのが目立たない。ラッキョウは地際のところからしなだれるので、こういうふうに立ち上がってから分かれてる感じにはあまり見えない。
今年は春先落ち着かなくてノビルを食べそこなってしまった。野山から得られるものを少しでも取り入れることができたら楽しいと思う。
そういえば今日は6月5日。朴葉餅も作らねばならない。けど準備できてない。朴の葉は青々と茂っている。