広島市の土砂災害、すさまじい。
けれど、広島では1945年には200名もの人が亡くなる土砂災害が起こっているという。
そんなことがあっても、あのように崩れやすい場所を造成し家を建てている。
災害の教訓から学んでいない。
安全よりも優先したかったものがあるということだ。
これは原発にもいえる。
残念である。
長野県南木曽町の先日の土石流災害の現場やその付近も
過去に何度も同じところで災害が起こっているという。
そのように危険な場所にまちがあり集落があり国道とJRまで通っていることに驚く。
南木曽のことを考えていてふと思い当たった。
南木曽(なぎそ)とは、南の木曽じゃなくて、なぎ+そ。
なぎとは、このあたりでは、山の崩れやすいところのことをいう。
恵那山の尾根にはウバナギというところがあって、
山肌がくずれている。
南の木曽だったら、なぎそなんて読まないはずだ。
テレビの解説では、日本中どの山間地でも、崩れる可能性があるということだった。
テレビで見る光景がほんとうに痛々しい。
もう二度と同じことを繰り返しませんように。
写真/軽井沢ピクチャレスクガーデン(本文とは関係ありません)
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