山里ひぐらしの小径

木曽路の入り口、岐阜県中津川市から
人と自然とのかかわりをテーマに、山里、植物、離島など。

ブーゲンビリアの花をよく見ると

2009-12-19 | 植物
ちゃんと中に小さい花が咲いています。
外側の花びらに見えるところとのバランスがアジサイ的な感じです。
ブーゲンビリアはオシロイバナ科。
そういわれると、なるほど、のような、???のような。
確かに質感はオシロイバナっぽいですね。

オシロイバナは暖地の花で、子どもの頃渥美半島の道端にたくさん咲いているのを良く見ました。
中津川ではお庭でもほとんど見ることはありません。
小学校2年生のとき理科の授業で花壇に種まきをしました。
特に派手さはないのだけど、なつかしい花で、
なつかしい花というのはなぜか好きになってしまうのですね。
虫捕撫子とか、百日草とか、フランス菊とか、矢車草とか、
子どもの頃なじんだものは、みんな好きです。

雪とブーゲンビリアの道

2009-12-19 | 植物
きのうに引き続き、朝から雪。
朝の雪を眺めるのはすがすがしくていいものです。
光のない空から雪がたくさん落ちてくる感じは「雪国」に来たようで
なぜだか何ものかに守られているような気がします。

さて一方、10日ほど前の東山植物園温室。
ハイビスカスの花はぐーんと少なくなっています。
通路がブーゲンビリアの道になって、花園です。
八重山の島に行くと、春には垣根や庭にいっぱい咲いていますが。
こんな雪の日にも咲いていることでしょう。

ランタナ つぼみから全開まで 4

2009-12-18 | 植物
ピンクのところが増えてきました。私的にはピンク色が多いほうが好ましい。

で、まだ全開ではありません。全開の写真はうかつにもありません。

前の記事の花の背後(右上)にしおれかけた花が写ってます。
真ん中が咲いたときには外側がしおれてくるってことですね。
でもって、その真ん中の花はピンクです。

なので、おしべめしべの成熟度と色は関係ないと思います。

ランタナ つぼみから全開まで 3

2009-12-18 | 山里
古くなった(?)花がピンクになるんですね。
おしべとかめしべとか全然外に出ない構造です。
蝶ちょ的な構造の虫が来るんでしょうか。
色によってどちらかが成熟していることを示している??のかどうか??
虫はモノクロの世界に生きてるらしいので、どのように見えるのでしょう。

篠島の聞き書き 好評配布中

2009-12-18 | 
篠島の民宿南風さんが聞き書きの本のことを南風さんのブログに書いてくれています。トラックバックしてくれているので、そこからリンクできます。

本はなかなか好評で、毎日出て行きます。
篠島のついでに恵那の聞き書きも一緒に出て行ったりしています。

篠島の皆さんにたくさん読んでいただきたいと思います。
今日はチラシを作っていて、くたびれました。
本当は私が作ってたらダメなんですけど。

ショクダイコンニャクの休眠

2009-12-18 | 植物
東山植物園大温室で、先月からなくなっているショクダイコンニャク(ゾウコンニャク?)を探したら、こんなふうに……
お休み中のようです。
地上部が枯れて、「イモ」が土の中で眠っているものと思われます。

初雪

2009-12-17 | めぐる季節と自然
朝起きたら、うっすらと雪が積もっていました。
うーさむ。。。
と思っていたら、雪が降り始めました。

朝食はだいたいいつもハワイアン音楽とともになんですが
ハワイアンを聴きながら雪を見るってのは、なかなかビミョーなオツなものです。

2時間ほどして、止みました。
本格的な冬です。

スラウェシ島の道端のランタナ

2009-12-17 | 植物
この花はつぼみから満開になるまで、花色が黄色からピンクに変わっていく。
日本では園芸植物としておなじみだけど、インドネシアにはたくさん自生しているのだと思ってよろこんで写真を撮っていたら帰化植物だった。
世界中の熱帯から亜熱帯で蔓延して害草に指定されているらしい。
鉢植えになってもてはやされてみたり、駆除されてみたり、忙しい。
人間とは勝手なもの。
実は、篠島でも道端に咲いていた。
そのうち日本の暖地でもはびこるようになるのだろう。

スラウェシ島の道端のトウワタ

2009-12-17 | 植物
前の前の記事の続き。
インドネシア・スラウェシ島の道端にたくさん咲いていたトウワタ。背後でピンクっぽく咲いているのはランタナ。
ここで並んで咲いているのを見るまで、この2つは同じ花だと思い込んでいた。
どちらも、1つの頭花の中に2色の花があって鮮やかで、別々に咲いていると、あ、またこの花があった……と。
トウワタはガガイモ科、ランタナはクマツヅラ科。どちらも南方に多い科。

インドネシアにはこういう花があるのだなぁと思っていたけど
よく調べたら、どちらも熱帯アメリカから来た帰化植物らしい。
スラウェシのような秘境にも帰化植物が蔓延しているとはびっくり。

篠島の民宿

2009-12-17 | 
民宿「南風」のご主人、伊藤義夫さんです。
いい顔してます。
手はいかついけど顔はいかつくありません。

篠島には魅力的な民宿がたくさんあります。
「あきら」もおすすめです。ここは女将が60代ですけどふんわりした感じのとっても美人です。
だんなさんが一本釣りの漁師で、いい魚を釣ってきてくれます。
今はワカメの養殖の刈り取りの時期で忙しいのです。
ワカメの前は海苔をやっていました。
ここのだんなさんは島一番の働き者といううわさもあるすごい人で、奥さんもそれに合わせて働き者です。
昔はこの人たちだけでなく、島の人はみな超人的な仕事量をこなしていたのです。
海苔の時期にはずっと睡眠時間が3、4時間だったということ。
こういうお話を聞くと、今の時代に生まれてよかったとつくづく思います。
過酷な労働の時代を経て今の「あきら」ができるまでの物語は
『篠島 海こそすべて 15編の聞き書き』に一部始終詳しく書いてあります。

ご夫婦のウフフななれそめ、島の風習「宿」と「娘遊び」と「通い婚」のこと。
ご主人が無口だったのによくしゃべるようになっちゃったこととか。


もう一つのオススメは、民宿「妙子」です。
ここの女将も美人なやり手で、いいお料理を作ってくれます。
話も面白いし。
私たちが大勢でおしかけたところです。

さらにリッチな方へのオススメは真砂悠々庵。
ここは広々とした砂浜に面して、ザッバーン、ザッバーンと波音の聞こえる
リゾートホテル風リゾート旅館。各部屋に、海を見下ろすお風呂があって
宝くじでもあたったら絶対泊まりたいところです
(まあ、ボーナスのある人は、宝くじがはずれても泊まれると思います)
あるいは、遠くへは行くヒマとお金もないけど、近場でぜいたくしたい人にはぴったりです。
海から上る黄金の朝日が見えます。結構いつも混んでいるようです。


トウワタのさや

2009-12-16 | 植物
東山植物園 トウワタのさやと綿毛の実です。
ふしぎなことに、どれだけ探しても、花からこの枯れたさやにいたるまでの中間形(若いさや)が見つかりませんでした。
それに実はもっとたくさんあってもいいはずなのに。
花を咲かせるために花柄をどんどん摘んでいるのでしょうか。
植物園は植物を観察するところだと思うので
種の観察もできるようにしてください。お願いします。

トウワタの実

2009-12-16 | 植物
ガガイモ科トウワタの実は、さやのなかに綿毛の種がたくさん入っているものです。ふわりと飛んだ綿毛が、花のそばにひっかかっていました。
名古屋市の東山植物園温室で。

漁師さんの分厚い手

2009-12-15 | 
篠島の民宿「南風」のご主人は船大工でもあります。かつては木造船を造っていました。
一本釣りで魚も獲る漁師で、民宿もしているというマルチな人です。
その手の分厚いこと。

ニコニコ顔がとってもフレンドリーで、一度会ったら忘れられない人です。

ちなみに握手しているのは私ではなく、30代男性です。