海の向こう、「ロサンゼルス・オートショー」 に予告通り 新型 「CX-9」 が出ましたね。
先代も日本では発売されてない、大型のSUV。
今回は 「魂動」 と 「SKYACTIVE」 をフル装備での登場です。
http://www2.mazda.com/ja/publicity/release/2015/201511/151119a.html
予告イラストは上半分だけ、予想としてはもちっとスマートな車が出て来るかと思ったのですが。
実車画像を見ると、下回りに凝ったデザインは無いんだけど 結構な「存在感」。
「魂動」初の 3列シートだそうです。
カット画を見ると、確かに3列ある(笑。
最後列の座席空間がどのくらいあるのか、ちょっと興味が。
「目力」は、控えめなライト周りの印象。
ちょっと優しい感じかな。
でもそこは 「魂動」、チーターの動きをテーマにしてる雰囲気は感じる。
対して、ラジエーターの迫力(大きさ)はシリーズ最大?
「シグネチャーウィング」 の縁をしっかりとメッキグリルで囲い、力強さ(大きなエンジン)を印象付ける。
ライトは意外に質素な印象。
ヘッドライトはロー&ハイ 「単眼」みたいだし、大きく凝ったLEDライトが織り込まれてるワケでなし。
フォグランプなんて、言われなきゃ見逃す位置に 「チョコン」 と組み込むなんざ、芸が細かい(笑。
ライト類は LEDの高性能化で より明るく より派手に増える方向にあると思う。
デイライトなんて、いい例。
でも、何故かこの 「CX-9」 は質素に見せる方向?
一つになる事で、存在感が増してるようにも見える。
これが、マツダの考えるデザインの要素なのだろうか。
室内、これはもう驚くほかに無い!!!
「アテンザ」 も 「CX-5」もこの春のマイナーチェンジで一気に 「高級感」に磨きが掛かった、が この 「CX-9」 は更に凄い。
単なる「高級感」というより、何か「大人の魅力」 のようなものすら漂う。
大変失礼ながら、これはもう自分が持ってるマツダ車のイメージとは全然違う(汗。
私の周りに、「日本車で頂点といえば、やっぱり「レクサス」。別格だよ。乗れば判る」と言う人がいる。
もしかすると、室内の「仕立て」という意味なら、「レクサス」並み になった?
ゴチャゴチャしてないスマートさは、マツダのデザインスタイルがしっかりと判る。
運転者を軸にした 「コクピット」 、水平に流れる基調等々、これは末っ子の 「デミオ」 からブレず共通するデザイン。
なのに、どうしてこんなに「印象」が変わるんだろう?
「CX-3」 から差し色で登場した、ちょっとワインがかった茶色。
これが、実に効果的に使われてる。
木目+ピアノブラック+クロームメッキ のコンビネーションが 調和 する辺り、恐れ入る(笑。
派手過ぎず、シックに落ちついてすら見える。
これって、マツダの言う 「和のテイスト」 ってやつ?
シート表皮にあしらわれる、パンチングされた皮を見ると 「す、座ってみたい(笑)」 とゾクゾクする。
一見、フランス車のような雰囲気かな。
運転席から見る、「メーター類」 と 「ステアリング」付近、これはどことなく 「ロードスター」 を連想した。
立体感を上手く織り込むソレは、「操縦席(コクピット)」 を意識させる狙い?
画像見てるだけで ウズウズする自分って、変かなぁw
メータークラスター上の窪みって、投影式のインフォメーションパネル?
既存の透明スクリーンが立ち上がるようには見えない、新型かな。
3列シートとなると、室内空間を優先し、ドライバーは 「運転手」 に撤する車がきっと多い。
大家族(大人数)でも、運転して楽しい車 ってのを明確に狙うあたり、「CX-9」 は 「走る喜び」 をどうしても外したく無いらしい♪
ボディが大柄になっても、やっぱり マツダらしさ は堅持するんですね。
これ、日本に入って来ないのかな(買えないし、車庫に入らないけど見てみたい)。