戦争の回避
「戦争への道」を歩まないための理論。この理論を知りたいと多くの人が考えている。私もその一人である。
人と人とが衝突すると、「激昂して、相手を打つ」ことも。しかしこれが国と国との時、相手を打つと相手も打ち返して「戦争」へとつながる。
8月30日「あさいち」というNHK番組で、この「戦争への道」を歩まない、がテーマに取り上げられた。数人の子供達が、日本に現在住んでいる、あるシリア難民にインタビユする。「肉親が相手に殺される。あなたはどうしますか」。回答は「我慢します」。理由を尋ねると、「仕返しすると、その方の子供がまた仕返しするから」と。
ジレンマとはどちらの選択肢も不利益があり、態度を決めかねる状態をいうとか。「我慢して、平和」の選択しかない。ところが、「激昂して相手を打ち」たい、が「戦争は嫌」とジレンマ。こんな状態の時、私たちは多く「考えが進まない。しようがない」と「思考停止」してしまう。しかし番組では「誰かと話してみよう」と糸口が示される。
そして、「家族や国を守る」の「守る」行為には、「やむを得ず、相手を打つ」行為が含まれており、戦争へ繋がるものとも知る。「我慢」が出来なければ、「戦争」へ流れつく。これが結論と、私は今、理解した。
一方、「理不尽な要求」とは、力のある者が力のない者に対して行うことが多い筋が通らない要求をいう。この理不尽な要求に対して、日本の場合にはどのように対処すればより良いか。「我慢」ばかりでは、国の維持はできない。
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