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まもなく参院選

2016-06-12 08:06:37 | 予算の使い方

選挙に!

 参院選の争点は憲法改正やアベノミクスの是非と言う。選挙には、自分の意見を整頓して対応を考えたい。さて、国家が消えて良ければ、軍隊はいらない。

  先ず「国家」は必要ですか。ユーロ圏の国家は経済発展の状態に差がある。ルール上その差を関税などで補えず、ギリシャのように苦しむ国もある。生まれた土地を離れて、発展した国へ移住をすればよい。人は、集まる。人が集まった国では、皆の生活は成立するだろうか。地方(未発展の国)で食材を生産する人も必要そうだ。関税制度を持った、「国家」は必要と思われる。

 「世界は弱肉強食」だろうか。中国のように我が儘に領土を主張する国がある。東シナ海では埋め立てて島を作り、海洋の影響領域を拡げている。韓国も竹島を実行支配中だ。なすがままにされず、国家としての主張をしなければならない。弱肉強食の世界だ。

  他国が持つ「軍隊、日本に」必要か。裏付けのない主張は他国から無視される。ミツバチも針を持つから、人は気を配る。小さくとも立ち向かう武器は必要だと私は考える。

 経済状況について。「アベノミクス」は是か。アベノミクスとは「 財政出動」「金融緩和」「成長戦略」という「3本の矢」で、長期のデフレを脱却する経済政策。「財政出動」とは税金や国債などの財政資金を公共事業などへ投資する、不況期の景気刺激策。「金融緩和」とは通貨供給量を増やす政策により企業の資金調達を容易にする景気対策。「成長戦略」とは、制度改革などによる『投資の促進』、女性も含めた『人材の活躍強化』、少子高齢化社会に『新たな市場の創出』、日本企業の世界進出などの『世界経済とのさらなる統合』の4つを視点にした規制緩和などにより、経済を持続的成長に導くこと。前2矢は目を引くが、また3矢も含めて、GDP伸び率目標3%への見込みは薄い。

  6月5日のサンデーモーニングを見ていると、ある方が経済対策に「構造改革」をと発言された。小泉首相の時代によく聞いた言葉だ。確かに構造改革を実行した際にはGDPは伸びた。竹中大臣の郵政改革が代表格だろう。身を切る事にも繋がる「構造改革」は、出費を抑えることにもなる。拡張ばかりが目立つアベノミクス、効率化・スリム化の、この「構造改革」に目を向けて欲しいものだ。

  税金の使い方の一つについて。消費税率10%を財源に当てようと言う「社会保障」。福祉国家とは国(社会や行政)が国民の幸せ(社会保障)に責任を持つ国と言う。福祉国家にも現在3種がある。『自由主義型』は自己責任の考えが強いもの。アメリカ、カナダ、オーストラリアなどの国に。『保守主義型』は雇用主と労働組合の契約によるもの。イタリア、フランス、ドイツなどに。『北欧型』は国家が国民の幸せに責任を持つ割合が大きく、税金が高い。デンマーク、スウェーデン、アイスランドなどに。日本は少子高齢化社会となり、支える側の人数が減り、北欧型に傾いている。この動きを理解する場合には、税金への負担割合増は止むを得ない。

  現憲法9条以外の改正、自民党案の配慮不足な点について。現憲法13条「すべての国民は、個人として尊重される」、が改正案では「人として尊重」とある。「公益及び公の秩序に反しない限り」との制約付き。私は現在の条文が良いと思う。政府の権威や合法性が憲法の制限下にあると言う、「立憲主義」の考え方。この立憲主義を前提にした憲法改正を願いたい。

  このようなことを勘案して、参院選に臨みたい。これから7月10日の選挙の日まで、候補者や各政党の主張に「耳をダンボ」にしていよう。

(参考文献など)首相官邸ホームページ、朝日新聞記事、サンデーモーニング、kaigo-webホームページ。


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