加減
7月23日中国新聞に「原爆は人が落とさなければ落ちてきません」と書かれた石碑がある。東京江戸川区の滝野公園内。こんな紹介がなされていた。
人の関与をどのように加減すると、人が幸せな生活をし続けることができるか。「加減」を考えることが必要なテーマが最近増えているように感じる。すこし探すと、核兵器削減。地球温暖化物質である炭酸ガス削減。発電の原子力割合低減。海洋プラスチックスゴミに影響のプラスチィックス削減。
世間はコロナ感染を、経済を回しながら、どのように低く抑えることができるかと苦慮している。問題や課題は山積している。
「原爆も人が落とさなければ落ちて来ない」という。核兵器削減も国家間の競争のなかで。炭酸ガスは人が生活の便利さを追及するなかで。プラスチックスゴミは包装による販売量競争のなかで。夫々消費者が関与して、助長している。これらのものは、消費者である「人」が生活や競争の価値観を工夫することで変化がありそうだ。
一つ、発電の原子力割合低減については、人の安全性に悪影響があることに思いあたる。どのような価値観を採用するとゼロを回避できるのか。日本には人口見合いの資源はない。発電所付近の住民は不安であろう。
多人数が狭い場所に住むには、ビルディングに住むなど文化的に造られた場所が必要だ。都会と呼ばれる地域はその場所だろう。文化的を求めて都会に人は集まる。一方、日本人は他国民に支えられないと、食べ物がない。現在、日本人だけでは生きられない。ここには労働力の「加減」が必要そうだ。
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