信州生坂村「山紫水明 食と文化癒しの郷!」

山清路、大城・京ヶ倉等の自然。赤地蔵、百体観音等の伝統。おやき、おにかけ等の食文化を持つ生坂村!

平成28年度 地区要望箇所現地調査(4日目)及び下生坂区村政懇談会

2016年05月13日 | 生坂村の報告
 13日(金)は、現地調査4日目になり、午前9時30分から下生坂区の現地調査を行いました。地元区長さんをはじめ役員各位と村議会議員各位から説明を受けながら、振興課、地区担当職員と一緒に行いました。
 4日目の現地調査内容は、排水路の改修、国道の舗装修繕、法面崩落の対策工事、村道の舗装修繕・改修、松くい虫枯損木の伐倒処理、沢の護岸改修、U字構の新設、農道の舗装・法面の補修、溝蓋の設置等でした。

▽ 下生坂区の上記内容の要望箇所の写真です。






 昨年度からの継続要望もあり、国・県の関係機関にも引き続き要望を上げさせていただく事項もございます。国、県、村も財政運営が厳しい中、今後も村民の皆さんにご理解とご協力をいただきながら、緊急性・危険性・必要性・公平性を加味して出来る範囲で工事等を実施していきたいと考えております。
 説明、調査等に参加していただきました皆さんありがとうございました。

 午後7時から下生坂区の村政懇談会を開催させていただきました。丸山区長さんから、「区の会議で出ました多くの意見を、村政懇談会にも闊達にお出しください」などとお願いのご挨拶をいただき、私から今年度の予算、重点事業の概要説明を主に挨拶をさせていただき、各部署から今年度の新規事業、村づくり計画の変更点等を説明いたしました。また、下生坂区の地区担当職員3名と中部地域支援のいくさか大好き隊員2名及び今年度新たに観光業務のいくさか大好き隊員を紹介させていただきました。


△ 私が、いつもの様に今年度の予算・重点事業等の説明を主に挨拶しているところです。

 下生坂区の皆さんの主なご意見・ご要望は、下生坂体育館の耐震について、耐震診断は実施していますが、有利な補助事業を活用して、公民館の機能を加味するなど、下生坂区の皆さんと協議を進めたいと考えています。
 防災倉庫の保存食料・保存水が少ないという点では、発電機・無線機・照明機器等の資機材を中心に配備していますので、防災訓練に対しての活動費から各区でご用意いただきたいとお願いしました。
 直売施設の建設予定地の決定経過については、平成26年4月から6回の会議、県内外の2回の先進地視察、交通量の調査、かあさん家のお客さんへのアンケート調査等を加味して、建設検討委員会での検討協議を経て委員各位の投票で決定しました。
 建設予定地の決定に当たって、もう少し村民の皆さんに情報公開をして、多くの皆さんの意見を把握すべきという点については、それぞれの会議の詳細な情報公開は難しく、どの様な方法が良かったのかと反省すべき点がありますが、村会議員各位をはじめ村民の皆さん10名以上に委員をお願いして検討協議を進めてきたことは、今までの各事案に対しての検討経過と同じであると考えます。


△ 下生坂区の皆さんから、色々な意見が出されているところです。

 雇用創出の企業誘致については、高速道路のインターチェンジまで時間が掛かるなど、立地条件に難しい点がありますが、農村集落活性化支援事業の専門部会で検討を進めていきます。
 いくさか大好き隊員の考えをもっと取り入れるべきという点については、今年度から知恵の輪委員会に大好き隊の責任者が出席して、行政の情報提供と隊員の意見・提案等の把握に努めております。
 松くい虫枯損木が防災上でどの様に影響するかという点は、林務課と保安林の箇所と危険な地域の調査をしていますが、沢に堆積している箇所や急傾斜の被害地域を把握するために、今後もヘリコプターにより上空からも調査していきます。
 集団営農の体制については、下生坂区の中山間地域等直接支払い制度の組合は、高齢化により組織化が難しい点もありますが、大豆の栽培、保有機械の活用等により、若者の先立つ 人材を育てることをお願いしました。
 高齢者がお茶を飲みながらお話しができて気軽に集まれる場については、社会福祉協議会が元気塾に男性が参加していただく企画を考えていることや、デイサービスセンターかしわ荘の交流室をサロン的にして、自由に使っていただく取組をしていますので、下生坂区の皆さんもご利用ください。等のお答えをさせていただきました。
 その他のご意見・ご質問に対しましても、現状と今後の方向等をお答えし、ご理解とご協力をお願いしました。
 下生坂区の皆さん、お疲れのところご出席いただき、忌憚のないご意見・ご要望をいただきありがとうございました。

▽ 今朝は天気が良く生坂ダム湖の映り込みが映えました風景です。






 今日生坂村では、議会全員協議会、保育園で引渡し訓練、下生野B班の皆さんの元気塾、乳がん検診、重要水防箇所合同巡視、かあさん家ふれあい新鮮市、ハチクの会役員会等が行われました。

平成28年度 重要水防箇所合同巡視

2016年05月13日 | 生坂村の報告
 13日(金)午後1時30分より、千曲川河川事務所 松本出張所管内の重要水防箇所を、梅雨や台風による水害が心配される前に毎年度実施していただきました。今回は千曲川河川事務所 堤所長さん、松本出張所 田中所長さんはじめ職員と関係事業者フカサワイールの皆さん、松本広域消防局明科消防署の大池署長さんと署員の皆さん、下生野の竹内区長さん、小立野赤羽区長さん、生坂村消防団の小山団長、平田副団長、寺島副団長、瀧澤消防主任、行政からは私と振興課長、建設係長等が合同で巡視を行いました。


△ 最初に水防倉庫の前で、千曲川河川事務所 堤所長さんから挨拶をいただき、松本出張所 田中所長さん達から千曲川・犀川の出水の概要、松本出張所管内の重要水防箇所合同巡視の行程や水防工法等について説明をしていただきました。


△ 水防倉庫の備蓄材の確認では、備蓄資材台帳等により土のう・土のう袋・鉄くい・発電機・保存水・簡易トイレなどの資材と備蓄品等の確認をしていただき、今回も整理整頓ができていている倉庫だと評価をいただきました。


△ 今年度も国の管理区間は日野橋から上流ですので、下生野の日野橋上流右岸箇所から現地確認の巡視を行いました。ここは東京電力の管理区間で、堤防高不足、堤防断面不足など危険度が高い所という説明を受けました。


△ 睦橋上流右岸の下生野の揚水場があります水衝洗掘箇所を対岸より確認しました。


△ 小立野地区の水衝部に根固ブロックを護岸が洗われないよう数年前に設置していただいた箇所と、天神沢下流の水衝部を対岸から確認しました。


△ 毎年度、国へ危険箇所の対策工事の要望を行ってきまして、今年度は当村の第1要望箇所の小立野地区の築堤工事に着手するとのことで、大変有り難いことであり、千曲川河川事務所の皆さんに感謝を申し上げる次第でございます。
そこで今年度の工事予定であります、用水の内水の排除を目的としています「樋管(ひかん)」の場所で説明を聞き、赤羽小立野区長さんから要望がありました。




△ 私から、毎年度梅雨や豪雨による被害が心配される前のこの時期に実施していただき、出水時に危険度が高い場所と河川の状況を知っておくことで、洪水時に各機関が連携して迅速・的確な対応ができることと、村民が安全安心に暮らしていくためにも、合同巡視をしていただきましたことに対し御礼の挨拶をさせていただきました。