熊澤良尊の将棋駒三昧

生涯2冊目の本「駒と歩む」。ペンクラブ大賞受賞。送料込み5000円。
残部僅少、注文受付中。

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作品 文章 写真 販売品

王将戦

2009-02-25 21:38:05 | 文章
2月25日(水)、雨のち曇りのち晴れ。

10時に加茂を出て、13時30分に蒲郡西浦温泉の銀波荘に着く。
今回は10年ぶりくらい。取材や観戦、そして家族連れでも泊まりました。一階のエントランスやフロントは、すっかり改装されていました。

フロントで、先ずは入浴チケットを購入(入浴も楽しみなんです)。
大浦会長の所在を聞くと、只今外出中とのことで、お土産代わりの「王将」駒根付を託し、主催社控え室を尋ねたい旨を通すと、わざわざスポニチの石川克己さんが迎えにきてくれ、いたく極恐縮する。

対局室は、ロビー奥の階段を少し下がった1階のいつものところ。そこへ通じる扉には「関係者以外はご遠慮ください」の立て札。
その扉を開けた一番手前が「対局室」。その2つ先が「控え室」です。

やや声を改めて「お邪魔します」と挨拶して、石川さんに続いて部屋に。
主催社の皆さんが各自パソコンに向かってお仕事中。その中に諏訪景子さんの姿も。邪魔をしてはいけないと軽く会釈して奥へ。

奥の4人がけの応接セットには、立会人の佐伯昌優九段と富岡英作八段が盤を挟んで検討中です。
佐伯先生には、5~6年前に一度お会いしてお話しておりましたが、富岡先生は今回が初めてのご挨拶。
佐伯先生から「いい駒をお持ちになりましたか」と聞かれたのですが、「いえ、今日は観戦ですから、駒は持ってきませんでした」と小生。「教室は、4年ほど前にやめました。37年続けましたがね。教室をやっていたころは駒はよく売れました」。

部屋からの眺めは、渥美湾の穏やかな海。その風景は、10年前とちっとも変わっていない。
ころあいを見て対局室の手前にある誰もいない風呂で、ひと浴び。ジーっと眼を瞑って、鳥の声を聞く。


終局は20時ころだろうか。
今日は日帰りなので、早めに帰途に着きました。
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駒の写真集

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