熊澤良尊の将棋駒三昧

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村上信夫さん、NHK最終の仕事

2012-03-13 06:07:59 | 文章
3月13日(火)、晴れ。

昨日あたりから冷たい空気。
首筋と背中で、それを感じます。

盤と駒について質問の電話を戴いて、手短に15分ほど説明しました。
これとは別に、ブログでもお尋ねのコメントがありました。
急ぎ仕事に切りが付けば、説明することと致します。

さて、土曜日の午後は村上信夫さんの講演会に参加。
名古屋から四日市への移動にチョッと手間取って、菰野町に着いた時には講演会が始まって10分余りが経っておりました。
800人収容のホールは満員。
「立ち見になりますが」と受付の人。
「構いません」。

演題は「言葉のビタミン」。
ホールの8割が女性の中高年超満員。
NHKは25年、ラジオは12年。
名人戦・竜王戦でもおなじみでした(過去形?)。
只今は「ラジオビタミン」のキャスター。
やっぱり人気者なんですね。

話はNHKに入ってからのこと。
その一つ。
ある時、ニュース原稿で「飼育されていた朱鷺一羽が死んだ」とあったのを、「亡くなりました」。
この時、どうしても「死んだ」とは読めなかったそうです。
と、モニターイヤホンですぐさま上司は「現行通り読め。バカ、バカ」。
何人もの視聴者からも、「動物に亡くなったとは。言葉を知らないのか・・」と。

話は「ラジオビタミン」や公開放送「鎌田実いのちの対話」に寄せられた投書の披露も。
会場は笑いあり涙あり。
小生も同じです。
話は、予定を30分余り超過の2時間たっぷり。
立ったままの小生は少々疲れたのですが、当然ですが村上さんも立ったままなんですね。

最後に重要な話がありました。
「今月で、NHKを退職します・・」。
「エエッ」と皆んなが思ったに違いありません。
「ラジオビタミン」が今月19日で終わることは知っていました。
その後、どうなるんだろうと。
次のことを言わないのは、何んでだろうと、ぼんやり思っていました。

講演が終わって、村上さんの「本」を買いました。
この後、サイン会があるのです。
娘にも「ラジオビタミン」を聴くよう言っていましたし、配ろうと3冊買って早々と並びました。
小生は7人目です。
やがて、村上さんの前へ。
眼があいました「おおーっ、熊澤さん久しぶり。ここまでわざわざ来てくれたんですか」。
「ご無沙汰しています・・」。
「時間があれば、残ってくだされば・・」と握手。

サイン会に並んだ人は100人以上。
本は直ぐに完売。
凄いですね。



オッと、表題のことを忘れていましたね。
村上さんのNHK最後の仕事は、ラジオは3月20日の「鎌田実いのちの対話」と、テレビは18日の「将棋NHK杯・決勝戦」。
是非、お忘れなく。


コメント
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