熊澤良尊の将棋駒三昧

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数年に一度のウッカリ

2021-08-11 19:20:10 | 文章

8月11日(水)、晴れのち曇り。

今朝、仕事に取り掛かり始めたとき「ああ、またやってしまった」事態に気づきました。
昨日、使っていた漆筆をそのままに放置していて、穂先が漆で固まりかけていたのです。穂先には明らかに漆がこべりついていて、このままだと筆は使い物になりません。もったいないチョンボ。

昨日、仕事を終えたのが18時少し前。それから14時間が経っています。
だが僅かな望みは、漆はまだ完全には固まっていない時間だということ。
上手く漆をとかせれば元に戻る。

その望みがある今なら、助かるかもしれない。
ここで、慌ててはいけません。無理やり漆をはがそうとすると、筆の先の水毛が無くなってしまう。ジックリゆっくり、時間をかけて固まりかけている漆をとかせれば助かるのです。

ということで、テレピン油に筆先を浸しました。結果は、成功。
10分後には漆が緩んで、元の筆に戻すことができました。
やれやれ、数年に一回はうっかり、このようなチョンボをしているのです。
今日はその筆を使って「香車」の盛上げをしました。

で、本日の映像は先日、盛上げた「歩兵」たち。

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