熊澤良尊の将棋駒三昧

生涯2冊目の本「駒と歩む」。ペンクラブ大賞受賞。
送料込み5000円。
残部僅少ながら、注文受付中。

目次

作品 文章 写真 販売品

奥山さんの駒箱

2013-06-21 05:21:54 | 写真
6月21日(金)、雨。

本日は「夏至」。
ようやく梅雨らしい雨が続ク毎日。
しかし、豪雨は困りもの。
裏のJR関西線は、断続的に運行規制。
大雨には勝てません。

ーーーー
手持ちの中から、奥山さんの駒箱を幾つか。
お気に入りは島桑の隅丸ですが、写真のような欅の玉杢や網目杢もヨロシ。



良いものを見ると、ついつい欲しくなる。
20年ほど前、毎年、展示会の折々に気に入ったのを数個ずつ購入して、多い時は30個超え。
しかし、時には駒に付けてお譲りしたりして、現在は1/3ほどに。
チョッと寂しくなりました。

ーーーー
「業務連絡」
たまたま、パソコンに用事があって、開いたところ、
コメントで「メールを送った」とのことですが、未着でした。
もう一度、お願いします。
待ってマース。
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雨前のアジサイ

2013-06-20 05:14:38 | 文章
6月20日(木)、雨。

昨日の午後からは本格的な雨。
周辺各地には各種の警報。

写真は、雨を待つ昨日の「アジサイ」。


ーーーー
蕎麦屋さんでの昼食を含め、Sさんとの話は6時間。
幸い、蕎麦は大好物とのことでした。

出だしは、当方から逆質問。
「瑞苑ではお世話になりました。受賞された後に退職されたとか。今はどこにお住まいですか」。
「神戸から京都の上鴨神社の近くに移り住んでいます。今は京都の話を書いていますので」。
「そうですか。昔、1年間ほど下鴨神社近くで住んだことがあります。鴨川にはホタルが居たし、水遊びもしました。65年くらい前の話ですがね。上鴨には、松竹だったか映画の撮影所がありました」。
「ヘー・・」。
Sさんは、若いのです。
小生の丁度半分とか。

で、今度、書こうとされている題材と内容。
小生には分かりませんが、何か役に立つかもしれないと、話は思いつくままに。
加えて、20項目ほどの予め考えて来られた質問事項にも。
6時間では到底、話し尽くせないと思いながら、あれやこれや。

「今日のお話は、想定外ばかり。新しい構想で、もう一章書けますね」。
「そうですか」。
で、ヒントになりそうな参考資料を差し上げたり、本をお貸ししたり。

脱稿は、年内。
楽しみです。












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サヨカ

2013-06-19 06:04:06 | 文章
6月19日(水)、曇り。

予報は雨。
しかし、直ぐには降らないような感じです。

先週金曜日、熊本県宛てに「速達ヤマトメール便」を発信したところ、日曜日にも届かない。
いろいろ調べてもらうと、現地の配達店で留め置かれていると言う。
「何故」と理由を聞いたら、「分からない」。
それで、「現地の担当者から理由を聞きたいので、連絡するように」と依頼したところ、ナシのツブテ。
で、結局先方に届いたのが月曜日でありました。

更にもう1便。
月曜日に、同じところへもう1通の「速達メール便」を発信。
しかし、翌日の午後でした。
戦歩から「まだ届かない」という電話。
おかしいな?
運送会社に「2回も遅れるとは不可解。金曜日の分は3日も掛かっている。返事をもらうはずが連絡もナシ。
今度は確実な返事がほしい。離島とか北海道を除いて速達なら翌日に着くはずですよね」との質問に「イエス」。

電話の相手が次々と3人代わって、数時間後。
ようやく理由が分かりました。
理由は2つ。
九州方面は、福岡県までは翌日配達。
それより遠い佐賀熊本大分鹿児島は、その翌日に届くルールとのことが分かりました。

これを最初に言ってくれれば・・ネ。
窓口担当者の知識不足。
それに、当方の思い込み。

で、金曜日の分が2日後の日曜日に届かなかったのは何故?
「宛先の病院が日曜日の受け取りをしない取り決めになっている」のでありました。
「サ・ヨ・カ。これで一件落着」。

ーーーー
今日は、作家のSさんが訪ねて来られます。
どんな話になるのかな。

では、また。
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水不足

2013-06-18 05:57:57 | 文章
6月18日(火)、薄い村雲、だが青空少し。

から梅雨。
各地で水不足。
飲み水、農業用水がひっ迫とのこと。
明日は雨。
豪雨に注意とか。

ーーーー
数日前の新聞広告に岡本さんの本。
幻冬舎の出版です。
春日大社権宮司の岡本彰夫さんらしい本。
値段は1000円。
面白そうなのでアップしておきます。

日曜日に通りかかった三重県の中規模の本屋で買おうと思ったら、書名が分からない。
で、出版社と著者名を告げると、書名が分かりました。
「それそれ」と調べてもらったが、店には置いていなかった。
奈良の大型店で、また探してみよう。

広告の左は、安倍さんがらみ。
「国家の命運」も面白そう。
ソレニシテモ、原発を外国に売ろうとするのは、いかがなものか。
懸念は事故。
ひとたび起これば、世界に日本製放射能が拡散。
原発輸出には、日本の命運が掛かっている。
心配は募る。






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値段

2013-06-17 18:56:48 | 文章
6月17日(月)、晴れ。

暑い日が続きます。
昨日は、昼食と買い物ついでに4時間ほど、あてもないまま近場の滋賀県・三重県をドライブ。
好みは初めての道。
新しい発見があり、社会勉強のつもりです。

ーーーー
駒の値段について、質問を戴きました。
コメントは次の通り。

   製作工程より気になったことがあります。
   他の駒師より彫駒と埋駒の工程を拝見したのですが、
   どちらかといえば彫駒が埋駒よりも手が掛かっているにも関わらず、彫駒のほうが安いのは何故でしょうか?
   いっそのこと彫駒で完成させる分でも全て埋駒にしたほうがいいのでは?と個人的に思った次第です。

   ついでに駒製作(文字を入れるだけの作業)の依頼をした場合、どれくらいの値段が掛かるか?
   書駒
   彫駒
   埋駒
   の各文字入れ作業のみの値段だといくらになるか教えてください。
   中将棋の駒の相談以降迷いました。
   質問ばかりで申し訳ありません。

これに、お答えいたします。
先ずは、彫り駒と彫り埋め駒の手間の差、価格差について。
   おっしゃる通り、疑問ですよね。
   これは商売上、差を付けているだけで、それが常識のようになっているのが現状ですね。
   敢えて言うならば、値段差をつけるため彫埋め駒には少し高い木地を使うということはあるでしょう。

   しかし、手間は自体は、どちらも同じようなもので、大差はありません。
   従って小生の場合、木地が同じものなら、どちらでも値段は同じです。
   但し、普通の木地の場合と特別な木地の場合とでは、仕上げ料が幾分変わるとお考え下さい。
   
   なお、「手間と工程ががかかるから高い」は、工業的生産品の概念で、量産品、普及品の場合。
   対して、高級品は別の要素、品格とか出来上がり具合、素材や作者の違いなどが重要です。

   とは言え、駒の値段は有って無きが如し。
   結局は買う人に決めて貰うのが一番よい事だと思っていますので、具体的にはご相談ください。

次に、「木地を提供した場合の仕上げ料は幾らか」というお尋ねです。
   提供された木地で製作したことはあります。
   しかし、個人でお持ちの木地の場合は、予備的な木地が無いとか、形や厚み角度の違い、形の不揃いが問題
   になることもあり、一度、拝見してからのこととさせてください。   
     
以上です。



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ココイロ

2013-06-16 08:08:59 | 写真
先般放送の「ココイロ」。
その断片的な映像を幾つか再現。













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頑張れニッポン

2013-06-16 05:43:46 | 文章
6月16日(日)、曇り。

ブラジル戦は、只今0-2。
やっぱり、一人ひとりの強さが違う。
だが、頑張れニッポン。

ということで、今日のブログは短く。
昨日のブログへのアクセスキーワード上位20。
1 大局将棋
2 幼虫 黒
3 熊澤良尊
4 熊澤将棋駒工房
5 竹内淇洲
6 半月盆 木製
7 将棋盤 江戸
8 将棋チェスト 販売
9 将棋駒バラ売り
10 将棋駒 無剣
11 将棋駒
12 修善寺彫り
13 良尊昨将棋駒
14 熊澤良尊 将棋駒工房
15 熊沢 駒
16 熊沢 将棋 ブログ
17 駒箱 形
18 駒工房
19 菊折枝とは
20 南帝無双

ーーーー
今、0-3に。
とうとう、終わってしまいました。
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役立つかどうかですが

2013-06-15 05:58:09 | 文章
6月15日(土)、晴れ。

雨が降りそうで降らない今年の梅雨。
しかし注意すべきは、梅雨の終わりの豪雨。
まだまだこれからが山かもしれません。

ーーーー
先日、以前お世話になったある方から「訪問したい」と。
何でも「駒師を題材に本を書きたい」のだそうだ。

どんなことを話せば役に立てるのかな、と思いながら「いつでも・・」と返事。
結局は、次の週にと決まりました。

テーマの切り口はいろいろ。
どのような切り口かは分かりませんが、先ずは沢山の引き出しを作ることから始まるのでしょうネ。

何でもお話するつもりですが、当方の話がどこまで役立つかどうかです。
一昨日昨日と駒づくりをしながら、フトそんなことを思いめぐらしています。

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カミキリムシ

2013-06-14 04:46:45 | 文章
6月14日(金)、雲多し晴れ。

6月というのに、昨日は最高気温37℃。
奈良も大阪も加茂もほとんど変わりはない真夏の陽気。
ということで、皆さんも体調維持には充分ご留意下さい。

映像は紅葉の幹で見つけたに「カミキリムシ」。
紅葉の木が好きなのか、よく来ます。
皮を食むので、枯らすことも。
まあ、樹木にとっては害虫ですね。


ーーーー
久方ぶりに「谷川浩司書」を作っています。
去年、名人戦の静岡での折り、駅前の市立美術館で盤駒の展示会がありました。
大阪商業大学アミューズメント産業研究所蔵の「大局将棋」そのほか10点ほどが展示されました。
この時、同大学所蔵の「谷川浩司書」も展示される話がありましたが、生憎、他所へ貸し出し中。
で、結果的に展示は、他の駒と差し替えられることになりました。

そんなこともあり「もう一組、谷川浩司書を製作して、そんなときに使えるようにしておきたい」と思いました。
それを谷川さんにお話して製作の許諾を戴いたのが、丁度1年前。
以来、そう急ぐこともないので、ボツボツととりかかっておりました。
で、工程は、いよいよ終盤の盛り上げ。
あと1月くらいで出来上がるところまでに進んでいます。

ところで「谷川浩司書」。
最初の1組は、平成8年の夏の初め頃でした。
「王将位」を羽生さんに奪取されて無冠になり、数か月半年ほど経った時に製作依頼を受けました。
これは、その年の12月に納めました。

実は、この駒には「自身の駒で研鑽を重ね、いずれは復活したい」という思いが托されていたのです。
このことは、谷川著「復活」(毎日新聞社)を読んで、初めて知りました。
その思いと経緯が詳しく書かれています。

「谷川浩司書の駒は、本人の許可が無い限り作らない」ことを決めていました。
しかし、例外もあります。
最初の1組に続いて、密かにもう1組を並行して作ることにしました。
「谷川さんは、きっと復活する。その時に贈ろう」と思ったからです。
果たして、その年の竜王戦に勝利、「竜王」に復位されました。
で、その2組目の駒は「至龍ノ駒」と名付けて、就位式に贈りました。

10年ほどが経過した今から6年くらい前だったでしょうか。
再び谷川さんから5組の製作依頼がありました。
「お世話になった人に贈る駒」ということでありました。

このほか、何人かの方から「谷川浩司書」の駒の製作依頼も。
その時は、この駒の製作に至ったいきさつを説明して「むやみに製作は出来ない」ことを納得してもらっています。
だが、これにも例外が。
例えば、先ほどの大阪商業大学の谷岡学長からの依頼品。
この時は谷川さんの許諾を戴いて、喜んで作りました。

ところで、「谷川浩司書」を巡っては、過去に数回ニセモノ事件が発覚しました。
モラルが問われる、嘆かわしい事件です。
まだ露見していないものもあるでしょう。
昔は、密かに行われていたものが、昨今は、インターネットオークションで露見することが多いのです。
調べると、ある店と天童・富士宮がらみで、数組作られたようです。
本人は「分からないだろう」と、その時は思っていたことが、後になって露見する。

楽しむべき駒づくりで、ニセモノ作りの烙印を受けることはあってはならないでしょう。
この続きは、またいずれ。
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いよいよ夏の兆し

2013-06-13 05:32:37 | 文章
6月13日(木)、晴れ。

写真は昨日の夕刻。

気温はいよいよ夏。

今日は奈良から大阪に。
出発は10時前、帰りは15時の予定につき、前後4時間ほど仕事が出来そう。

ーーーー
奈良でこんな展覧会。
7月から8月にかけてです。

どこかで行ってこようと思います。

ーーーー
4日遅れの木村八段対北浜八段のNHK将棋は深夜のVYR。
早送りで最後まで早送りで見たのですが、最初からハラハラドキドキ。
攻める北浜さんに対し、ギリギリを受け続ける一方で、どうなるのかと思った木村玉。
さすが受けの名手。
目障りな「金」に対しての「1六歩」は効果絶大でした。
最後は逃げ切りに成功。

ということで、観ごたえのある一局でした。
しかし、駒台のグラグラは、どうも気になりますよね。
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駒の写真集

リンク先はこちら」 http://blog.goo.ne.jp/photo/11726